たか
たか
2021/06/25
見せてあげるよ! 恋より熱いもの!! #1巻応援
2017年よりマガポケで連載されをPingaで楽しみに読んでましたが、2018年に療養のため長期休載。その後どうなったか経過を全く存じ上げなかったのですが、2020年2月に再開するも全9回で打ち切りとなり、同人で自費出版という形で第1巻が刊行されたのがこちらの単行本だそうです。 https://twitter.com/ReiAbe_/status/1396020306041446403?s=20 久しぶりに読みましたが、阿部伶先生の作画&女の子達の「可愛さカッコよさ熱さのバランス」が絶妙でやっぱり最高ですね…!! 百合とウィンディの出会いが萌えではなく「燃え」に溢れてて本当にカッコいい…。 1巻には4話まで収録され、残りは阿部先生のPixivで公開されています。 https://twitter.com/ReiAbe_/status/1401051326037909509?s=20 4話からの5話よ……!こういう女の子同士の気持ちいい関係、意外とあんまりなくてたまらないです。好き…。 10話の最後の「プロテインだ!」も熱い…。 自分好みのこんな良い百合を見せていただいて……本当に感謝しかありません。今度こそ売れてくれ〜〜😭 (余談) そう言えば「マグナムリリィ」でググったらサジェストに「遊戯王」と出てきて不思議だったんですけど、あらためて百合ちゃんのまつげ見ると完全に遊☆戯☆王ですね。ジャン神といい、明らかに遊戯王に影響を受けた力強いまつげ、いい……!
たか
たか
2021/06/15
ネタバレ
英語劇大会優勝に青春を懸ける大学生の熱い物語
📷
テーマだけでも面白すぎるのに中身も期待以上に面白かったです…! ガチにやってる人の物語はなんでも面白いですが、特にあまりメジャーではない文化系の活動に全てを捧げ真剣に取り組んでいる人って本当にかっこよくて尊敬しています。特に遊びたい盛りの大学生が何かをガチでやっている姿は最高です。 主人公は大学デビューに気合を入れた結果ほぼほぼローランドになってしまった陰キャな男子・海里(もうこの設定だけで胸が痛い、最高)が、その見た目がキッカケでハーフ美人のメアリー先輩に声をかけてもらい英語劇サークルREDSに足を踏み入れるという話。 https://twitter.com/3coT/status/1250272303323041792?s=20 新歓の飲み会で、部外者は思わず引いてしまうほぼ宗教みたいなノリがいきなり始まったところ。完全にガチにやっている集団のそれで読んでて思わず身が引き締まりました。 新入生が入部したあとは、伝統行事の1年生だけによる舞台の完成に向け動き出すのですが、経験も知識も英語力も皆バラバラでまず何から初めたらいいのかすらわからない……となるのがリアル。 あと、すごく好きだなと思ったのが主人公以外の1年生メンバーの見た目と性格がキッチリ描写されているところ。 経験があればわかりますが、ガチでやる部活の同期にモブなんて存在しないんですよね。静かで控えめな子はいても、その子にもきちんと役職や長所があってモブみたいに無個性でどうでもいい存在というわけでは決してないんですよね。 漫画では出番が少ないと露骨に主要キャラより一段劣った地味な顔にされがちですが、そういう扱いをしていないところにすごく理解がある……愛があるなと嬉しくなりました。 いま一番1巻発売を楽しみにしてる漫画です。早く単行本になってくれ…!
たか
たか
2021/05/25
いや大助可愛すぎる🥺
📷
この間新刊ページで見かけて表紙がかわいいな〜と買ってみたのですが、話の中身も最高に可愛かったです!主人公の中学生の少年・中村大助はとんでもないマイペース野郎。周囲から「ナマズ者」と呼ばれ、「〜なのら」という喋り方をする完全なるアホの子。あるとき、近所の沼が造成工事で埋め立てられてしまうと聞いて、沼の主である巨大なまずを釣って助けてやったことから釣りの世界にのめり込んでいく。 アホアホのくせに釣りの才能だけは抜群で飄々と釣りまくり、学校の先生をはじめとする釣り仲間の大人たちが歯噛みする…という構図が見てて本当に和む。 大人たちがブチギレたりヘイトを向けたりするわけでないところがいいんですよね。大助のことを憎たらしく思いつつも、愛情があるのが感じられて好きです。 アホの大助も、本当に純粋なアホだからすんごく可愛い。 スナックのマスターから名竿をぶんどっておいてちゃんと返すところとか本当いい子…! 1巻だけ読んだのですが、読んでいて本当にほっこりして癒やされたので残りの5巻も買って読んじゃうかも。 というか作画のはしもとみつお先生といえば築地魚河岸三代目、徘徊先生の作画で、やまさき十三先生といえば釣りバカの原作者じゃないですか…! 豪華タッグすぎる。そりゃ面白いわ。
たか
たか
2021/05/19
ネタバレ
私の心の中の「小6」にギュンギュンくる高校青春白書'89
マンバ通信の記事で知って読んでみたら超最高だった…! ヤンマガに載っていたことが信じられないぐらい絵もストーリーも少女漫画的で、人間関係や会話やファッションが丁寧に描写されていてグイグイ引き込まれる。 舞台が1989年の私立高校ということで、当時のティーン・エイジャーの言葉遣いや文化が盛りだくさんで見てるだけでキュンキュンしっぱなし!! 物語のメインキャストは 実は有名モデルであるということを隠し、クラスでは周囲と距離を置いている美人のレイカ。 その幼馴染で理解者の落ち着いた物腰の清臣。 お調子者でロック少年の矢島。 優等生の和泉女史。 ロック少年たちのウニのような髪型……ディスコ……お酒の自販機でビールを買ってライブ帰りに酒盛り。 はぁ〜なるほど!! これが“““青春白書”””ってやつか……! なにより主人公のレイカの魅力がやばい。 こんなん小6の時に読んでたら間違いなく影響を受けて日常生活に支障を出すレベル。 「クラスの鬱陶しい女子とは絡まずクールな距離を貫くも男子たちからは好意を寄せられ、学校では大人しくしてるはずなのにいつも注目を集めてしまいその度にダルくなり学校をフケる」 は〜〜〜〜〜〜〜〜!!!! かっこよ!!!! え? いや、かっこよ……!! 女の厨二病の究極の完成形みたいな存在じゃん……だめ……好きになってしまう。 しかも素敵な優しい幼馴染(男)がいるんでしょ? 無理(好き)。 こういう厨二的なキャラというのは、大人になってから見ると恥ずかしくて耐えられないことがよくありますが、レイカは私にそんな気持ちを一切沸かせない。 厨二的カッコよさというのは貫き通して究極まで極めると「本物のカッコいい人」になるものなんですね。 それにしても、全1巻の完成度が本当に半端ない。 レイカが日本を発つ前、最後に矢島に投げかけた言葉「いつかやろうね」。 ……あまりにも良すぎる。 1話で矢島に「やらせてあげる」という約束をした時点からレイカは少しだけ変わった。 でも変わらない部分もある。 最後の最後までレイカは本当にカッコいい。 「来世があるならこんな高校生活を送ってみたいな」と、心の中の小6がギュンギュンときめく素敵なお話でした。 https://manba.co.jp/manba_magazines/12747
たか
たか
2021/04/14
これで準大賞なの!? ファークライ4やってみてぇ…! #読切応援
ジャンプラでやってた「UBI ゲームマンガ賞」の受賞作品。私はゲームをほとんどやらないので楽しめるかな…と不安でしたが完全に杞憂でした。超〜〜〜おもしろい!! ファークライ4やってみてぇ〜〜! 絵のタッチが素敵なのもさることながら、話の見せ方が無茶苦茶うまくてゲーム未プレイの人間にも作品の設定・悪役の魅力がビシビシ伝わってきました。 作中の悪役・パガンから問いかけられることで、ゲーム世界の主人公とゲームをプレイしてる男の子の自我が混ざり合い2つの世界の境目が曖昧になるところの読み心地がものすごい! 作中の主人公の生き様は母親思いの息子なのか、それとも遺言を言い訳に殺しまくった殺人鬼なのか…。 この読切を読んで、小説やゲームといったフィクションを通じて今まで自分が考えもしなかったようなことを突きつけられ、深く思考させられる経験ってやっぱいいもんだな…! と思いました。 フィクションを通じて日常をただ生きてるだけじゃ味わえない体験をすることで、新しい考え方を得たり物事をいろんな角度から見ることができるようになるんですよね。 パガンの問いかけに対して、夜中自分の小さな部屋で「俺も最高に楽しかった!」と楽しそうに答える主人公の姿が大好きです。 ゲームを作業としてこなすのではなく、作品として味わう態度。 どうせフィクションだしと冷めてプレイするのではなく、自分のこととして本気でのめり込んで楽しむ姿勢。 ゲーム・小説・映画・漫画・アニメ、創作物を楽しむならやっぱりこうでなくちゃ! #読切応援 https://shonenjumpplus.com/episode/3269632237320694997 https://www.instagram.com/p/CNy9mpJlsnH/ https://twitter.com/FALLBEM/status/1377110748510388230?s=20
たか
たか
2021/04/08
ネタバレ
苦労人大学生が助けたのは「〇〇出禁」の男…!?
📷
いやメッチャおもしれ〜〜!実は、私は『鬼灯の冷徹』があのノリが合わなくて最初の3巻くらいしか読んでないのですが、今日から始まった新作『出禁のモグラ』はメチャクチャ面白い…!ほしとんでと森見登美彦好きな人は多分これも好きだと思います。 児童文学論ゼミでゼミ長を務める文系男子学生・真木は、バチクソ陽キャで筋肉大好きな体育会系マッチョなゼミ仲間・藤村に手を焼いていた。 皆で飲んだ帰りに、同じくゼミ生の八重子と2人で歩いていると広辞苑が脳天に降ってきたせいで路上にぶっ倒れている男・モグラを見つけ介抱するが、男は頑なに病院を拒否し…というあらすじ。 モグラが「地獄出禁」の男という設定に、「これもしかして『鬼灯』とクロスオーバーくるか…!?」と、序盤しか知らないにわかなのにテンション上がりました。 藤村の「太宰治と陽キャを両立できる文系マッチョ」という設定最高ですね。化け物じゃねぇか…リアルに会ったら絶対真木とおんなじ反応しちゃう…。今後の活躍が楽しみ! そして主人公・真木の、陰キャすぎず地味すぎず…普通の文系大学生っぽいところが最高。知らない人をきちんと助ける真面目さもいい。 真木と八重子がこれからどんなふうにモグラと関わっていくのか楽しみ!