ひきだしにテラリウム
ようこそ、ショートショートのワンダーランドへ。笑顔と涙、驚きと共感。コメディ、昔話、ファンタジー、SF……新進の気鋭、九井諒子が描く万華鏡のようにきらめく掌編33篇。―Web文芸誌マトグロッソでの、2011年8月~2012年12月の約1年半の連載分全篇のほか、「えぐちみ代このスットコ訪問記トーワ国編」「神のみぞ知る」、描き下ろし作品も収録。
ようこそ、ショートショートのワンダーランドへ。笑顔と涙、驚きと共感。コメディ、昔話、ファンタジー、SF……新進の気鋭、九井諒子が描く万華鏡のようにきらめく掌編33篇。―Web文芸誌マトグロッソでの、2011年8月~2012年12月の約1年半の連載分全篇のほか、「えぐちみ代このスットコ訪問記トーワ国編」「神のみぞ知る」、描き下ろし作品も収録。
金輪寺なつみの毎日はケンカばかりで、少年院に放り込まれては脱獄し暴走族を結成するなど決して明るいものではなかった。しかし、彼女が金輪寺財閥の一人娘である事が判明し彼女の人生は180度変わった。生まれ変わった彼女の願い事はたった一つ、合鹿椀のような生命力にあふれたお椀を作ること。うるしの事を知る為、○×県に有ると言う尻毛高校、そこのうるし部の門(扉)を叩くのであった。くだらない内容なのにうるしに関してどんどん詳しくなる学園うすしギャグコメディ作品ここに登場!
「つまりぼくら、人類の未来をすべて計算しつくしちゃったんだ」究極の頭脳が紡ぎ出す預言は福音か、それとも……?鬼才が描く長編ストーリーが、満を持して登場!ピッピは地震を予知し、災害から人類を救う為に開発されたロボット。親友・タミオとともに成長していくピッピは、衝撃的な事件をきっかけに自ら活動を停止してしまう。そして再び目覚めたピッピが語る畏るべき預言とは……傑作SFコミック!
▼prologue▼第1話/男はとっても寂しいもの▼第2話/すばらしい日々▼第3話/チャイルド・オブ・ザ・ユニヴァース▼第4話/イエスタデイズ・ヒーロー▼第5話/アイ・ソー・ザ・ライト▼第6話/パレード▼第7話/ハヴィング・ア・パーティー▼第8話/雨を見くびるな▼第9話/不滅の男▼GINZOGAKUDANMONOGATARI●主な登場人物/菅菅彦(元・地球防衛軍隊長。最近退職してワイルドマウンテン町の町長に)●あらすじ/中野区内に、ひときわ高くそびえる大きな山。そこに「ワイルドマウンテン町」は存在する。ここの町長・菅彦は、最近まで地球防衛軍隊長を務めていて、この日は当時の部下・小柳くんが退職金を持ってきてくれた。目の前に積まれた札束はなんと2000万円。その金額に、菅彦は改めて失ったポストの大きさを再認識する(第1話)。●本巻の特徴/店といえばジューススタンド、家を建てる立地は急斜面。エリート隊長職を捨て、10世帯そこそこの町(?)の町長に収まったワケあり男の、のどかでヘンテコな日々が描かれる。●その他の登場人物/小柳くん(地球防衛軍隊員。菅の元部下。率直な性格)、本田くん(地球防衛軍軍用車。歩くし話す)、本厚木(地球防衛軍隊長代理。菅とは防衛大学時代からのライバル)、淵野辺さん(ワイルドマウンテン町住民。銀造が心の支え)、銀造(淵野辺さんの孫。この町唯一の子ども)、神保さん夫妻(ワイルドマウンテン町住民。奥さんは美人)
【血みどろのまんが修行に青春を賭ける!】人気まんが家のもとでアシスタントを始めた主人公・旗一太郎(はたいちたろう)は、不世出のまんが家・男谷草介(おたにそうすけ)と巡り合う。男谷の語る「男の条件」に感銘を受けた一太郎は彼に弟子入りし、まんが修行に励むことに…! 「週刊少年ジャンプ」黎明期を支えた、作品にも人生にも「男の条件」を追求し続ける若者の“魂の記録”、上巻!
満月がやけに大きく見える、ある夏の夜。静かな別荘地の森の中で、少女は感じていた。それはとても不思議な、心地よい気分。なんだか自分が自分で無いような心地……。原因不明の奇病「タヌキ」にかかってしまった少女と男が、「オオカミ」になってしまった姉を追い、白昼夢のような一日を体験する。福山庸治が描く、幻想的な傑作長編!
原因不明の奇病「タヌキ」にかかってしまった少女・かの子とタイヘイが、「オオカミ」になってしまったかの子の姉を追う!白昼夢のような一日がかりの追いかけっこの先に待っていた衝撃の結末とは!?
「楽しんで描きました」(吾妻)失踪日記、アル中病棟、そしてカオスノートへ。日記形式のショートギャグ。吾妻ひでおの真骨頂、めくるめくセンス・オブ・ナンセンス。ここだけでしか見られない豪華ボツ原稿集を収録した、電子書籍版。 天才・吾妻先生の一人大喜利。不意に訪れるオチと、いつもの可愛い女の子。妙に居心地の良い、ソフトカオスの世界です。──高橋留美子(漫画家) 「何もかもめんどくさい病」が、日々の生活の中で時々むくりと頭をもたげるのだが、ちょうどそんな状態の時に、この箱庭のようなアズマワールドは沁みた。特に「崖シリーズ」が大好きです。──吉田戦車(漫画家) 『失踪日記』から一切の実存が消え、『不条理日記』から一切のパロディが消えた、絶対的無意味の結晶体。吾妻ひでおの最高傑作がまた現れた!──東浩紀(作家・思想家) ●単行本カバー裏 「著者判断によるボツ原稿」収録●【電子書籍限定特典】・「著者判断によるボツ原稿」特典1~6・カバーイラスト案1・カバーイラスト案2 【目次】カオスノート/著者判断によるボツ原稿/カオスノート 電子書籍限定特典