六文銭1年以上前『遠藤達哉』をフォローをしました六文銭1年以上前『押切蓮介』をフォローをしました六文銭1年以上前『沙村広明』をフォローをしました六文銭1年以上前『石黒正数』をフォローをしました六文銭1年以上前『吉田秋生』をフォローをしました六文銭1年以上前『小山宙哉』をフォローをしました六文銭1年以上前『新井英樹』をフォローをしましたハイテンション漫画家漫画それでもペンは止まらない 熊田龍泉六文銭漫画ばっか読んでいると漫画家漫画も読みたくなるんですよね。 漫画家の生態に興味湧いてくるというか。 板垣巴留先生の『 パルノグラフィティ』のようなエッセイも良いのですが、非現実的な漫画も好きなんです。 本作もそんな感じ。 大ヒットとはいえない、中ヒットくらいの中堅漫画家の話。 編集者には頭が上がらず、アシスタントには舐められ、それでも締め切りは守るという苦悩を描いております。 締め切り守らないと、他の漫画家に取って代わられてしまうから。 なんともやるせない感じなのですが、基本、全身使ったアクション全開のハイテンションギャグ風味なので、暗くなるどころか、読んでいて気持ちいいです。 元気バカっていいですよね。前向きになれます。 1巻目はアシスタントとの関係が中心でしたが、2巻目には主人公美空の恋物語が描かれそうで楽しみです。 しかし、登場人物全員、丸の内OLみたいな格好しているのが気になるところ。なんでだろ。六文銭1年以上前@たか ありがとうございます! ほんとに良くて、最初はぼーっと読んでいたのですが、後から何回も読んでしまいました。 >そして板垣恵介板垣恵介先生…! 平成時代に家庭であれだけの威厳を示した父親って板垣恵介先生だけだと思います 本当にそう思います! 何気ない一言「いつもどおりはいいことだ」など、 人間性が滲みでますよね~。 想像以上にほっこりする板垣家でした。パルノグラフィティこの家庭にして『BEASTARS』はうまれた1わかるこの家庭にして『BEASTARS』はうまれたパルノグラフィティ 板垣巴留六文銭漫画家って破天荒なイメージなんですよね。 生活スタイルが乱れていることもそうですが、そもそも漫画を描く上で、ものの見方が「普通」ではないわけで、それを表現することで読者に新しい価値観なり考え方を与えてくれると思っております。 なので、必然的に「一般家庭とは異なる」という先入観があるのです。 だが、しかし。本作を読んで、その考えが全く変わりました。 もう公になっておりますが、『BEASTARS』の作者:板垣巴留氏は、日本男児必読の『刃牙』シリーズの作者:板垣恵介氏のご息女です。 刃牙を読んだことある人は同じように思ってくれるかもしれませんが、刃牙で表現される「父親像」(父性)がとにかくすごいので、一体、どんなふうに育ててきたのか?と気になってました。 結論いうと 破天荒なんてもんじゃない、めっちゃ良い家庭で育った ということ。 板垣家、なんという幸せ家族。その一言です。 性格の異なる二人の姉妹。 いつも褒めてくれる愛くるしい母。 イケてる祖父。 そして圧倒的な父! 本作内で父親を描く瞬間は、そう多くはないのですが、その分存在感があってすごいです。 また良き父親らしいシーン ーたえず気にかけてくれたり、子供ではなく一人の人間として扱ったりー があってほっこりします。 特に自分が印象深かったのは、巴留氏が学生時代に父親と会って別れる際に「スイカに2万円ほどチャージ」してくれるというシーン。 ここに感銘をうけた。 現金を直接渡すのではなく「スイカにチャージ」という点。 国民的大ヒットの刃牙の作者であれば、うなるほどお金があるはずなのに、子供に無尽蔵にお金を分け与えない姿勢が垣間みえて、めちゃくちゃしっかりした教育方針をもっているのだと感じました。 お金に関する親の考え方が一番教育に出て、ひいては子供の人格面に影響を与えると思うんですよね。 金持ちの親がドラ息子抱えるのは、お金に対する明確な方針がないからだと考えているので。 (作中でも出てきますが、巴留氏はバイトをしたり意外と貧乏学生もしております。) デビューも親の七光りでなんとかしようとしない姿勢も、こういうところからなのかしら? また、こんな家庭の一幕を垣間見せながらも、 基本は、作者独特の目線で描かれていてそれもまた面白いです。 スポーツ中継を見ながら、突然、TVにうつる選手と入れ替わったら?とか、ふつー考えないですよね。(その対策もまた独特で笑えます。) 『BEASTARS』は「多様な種と共存していく社会」を描くという意味で、ダイバーシティをうたう現代社会の写し鏡的な作品だと、私はとらえております。 そこには、他者に対する想像力が重要なのですが、 この『パルノグラフィティ』を読んで、作者のその能力の一旦(ないしは、育まれた過程)を見ました。 『BEASTARS』がより楽しめること請け合いです。 これは良いショタ漫画#1巻応援最近雇ったメイドが怪しい 昆布わかめ六文銭雇ったメイドと雇い主の坊っちゃんとのやり取りを描いた作品。 基本 メイドが坊っちゃんをからかう ↓ 坊っちゃんがそれに素直に反応する ↓ メイドが照れる という流れ形式。 これが、見ていてニヤニヤする。 例えば、 「私のことが気になりますか?」とメイドが言えば 「なんでそれがわかった!」と坊っちゃん。 すかさず、 「こんな綺麗なメイド初めてみたから、お前のことが気になって気になって」 と畳み掛ける。 メイドもその無邪気な反応に思わず赤面する。 なんという、相思相愛。 思ったことを全て口にしてしまうのが、逆に恥ずかしいとか考えられない感じが、子供らしく可愛い。 意地悪したつもりでも、逆に素直に返されるとこっちが恥ずかしくなる感じがよくわかります。 いつまでも初々しい二人の関係に釘付けです。はずれお妃様のシンデレラストーリー※転生はしません31番目のお妃様 七輝翼 山下ナナオ 桃巴六文銭WEB広告でよく見るので購入。 少女マンガ的恋愛モノって私苦手なんですが、これはすごく気持ちよく読めました。 最近流行りの乙女ゲーム内に転生かな?とか思いましたが、転生ではなかったです。 内容は、とある国の村娘だった主人公が31番目のお妃に選ばれたという話。 村娘がなぜ?と思うが、この国の規則で、暦の日付どおりでしか王様は会いにいけないというルールがある。 つまり、31番目=31日なので、3ヶ月に1度しか会うことができないので、貴族階級の子女はなりたがらないため、主人公のような平民が選ばれたのだ。 本作が面白いのは、そんな環境下でも主人公はふてくされたり、もっといえば、他のお妃を亡き者にして自分が頂点にといった成り上がり的な話ではなく、ごく自然体で過ごすところ。 もう、ホント、村娘出身らしく自然に過ごす。 侍女もつけず(正確には意地悪でつけられなかった)後宮内で、作物つくったり、パンつくったり、およそお妃とは無縁の生活をする。 他のお妃や女官長の嫌味も嫉みなんのその。 そんな彼女の自然体に、日頃から政治的背景で求婚されている王様も惹かれていきます。 美貌と体で選ばれるのでなく、肝がすわって男に頼らない態度で女性が自立していく姿は見ていて清々しいです。 少しづつ、主人公も王様とも恋愛モードになってきて、それがまた良いです。 31番目をどう覆し選ばれるのか、今後が楽しみです。 « First ‹ Prev … 43 44 45 46 47 48 49 50 51 … Next › Last » もっとみる
六文銭1年以上前『遠藤達哉』をフォローをしました六文銭1年以上前『押切蓮介』をフォローをしました六文銭1年以上前『沙村広明』をフォローをしました六文銭1年以上前『石黒正数』をフォローをしました六文銭1年以上前『吉田秋生』をフォローをしました六文銭1年以上前『小山宙哉』をフォローをしました六文銭1年以上前『新井英樹』をフォローをしましたハイテンション漫画家漫画それでもペンは止まらない 熊田龍泉六文銭漫画ばっか読んでいると漫画家漫画も読みたくなるんですよね。 漫画家の生態に興味湧いてくるというか。 板垣巴留先生の『 パルノグラフィティ』のようなエッセイも良いのですが、非現実的な漫画も好きなんです。 本作もそんな感じ。 大ヒットとはいえない、中ヒットくらいの中堅漫画家の話。 編集者には頭が上がらず、アシスタントには舐められ、それでも締め切りは守るという苦悩を描いております。 締め切り守らないと、他の漫画家に取って代わられてしまうから。 なんともやるせない感じなのですが、基本、全身使ったアクション全開のハイテンションギャグ風味なので、暗くなるどころか、読んでいて気持ちいいです。 元気バカっていいですよね。前向きになれます。 1巻目はアシスタントとの関係が中心でしたが、2巻目には主人公美空の恋物語が描かれそうで楽しみです。 しかし、登場人物全員、丸の内OLみたいな格好しているのが気になるところ。なんでだろ。六文銭1年以上前@たか ありがとうございます! ほんとに良くて、最初はぼーっと読んでいたのですが、後から何回も読んでしまいました。 >そして板垣恵介板垣恵介先生…! 平成時代に家庭であれだけの威厳を示した父親って板垣恵介先生だけだと思います 本当にそう思います! 何気ない一言「いつもどおりはいいことだ」など、 人間性が滲みでますよね~。 想像以上にほっこりする板垣家でした。パルノグラフィティこの家庭にして『BEASTARS』はうまれた1わかるこの家庭にして『BEASTARS』はうまれたパルノグラフィティ 板垣巴留六文銭漫画家って破天荒なイメージなんですよね。 生活スタイルが乱れていることもそうですが、そもそも漫画を描く上で、ものの見方が「普通」ではないわけで、それを表現することで読者に新しい価値観なり考え方を与えてくれると思っております。 なので、必然的に「一般家庭とは異なる」という先入観があるのです。 だが、しかし。本作を読んで、その考えが全く変わりました。 もう公になっておりますが、『BEASTARS』の作者:板垣巴留氏は、日本男児必読の『刃牙』シリーズの作者:板垣恵介氏のご息女です。 刃牙を読んだことある人は同じように思ってくれるかもしれませんが、刃牙で表現される「父親像」(父性)がとにかくすごいので、一体、どんなふうに育ててきたのか?と気になってました。 結論いうと 破天荒なんてもんじゃない、めっちゃ良い家庭で育った ということ。 板垣家、なんという幸せ家族。その一言です。 性格の異なる二人の姉妹。 いつも褒めてくれる愛くるしい母。 イケてる祖父。 そして圧倒的な父! 本作内で父親を描く瞬間は、そう多くはないのですが、その分存在感があってすごいです。 また良き父親らしいシーン ーたえず気にかけてくれたり、子供ではなく一人の人間として扱ったりー があってほっこりします。 特に自分が印象深かったのは、巴留氏が学生時代に父親と会って別れる際に「スイカに2万円ほどチャージ」してくれるというシーン。 ここに感銘をうけた。 現金を直接渡すのではなく「スイカにチャージ」という点。 国民的大ヒットの刃牙の作者であれば、うなるほどお金があるはずなのに、子供に無尽蔵にお金を分け与えない姿勢が垣間みえて、めちゃくちゃしっかりした教育方針をもっているのだと感じました。 お金に関する親の考え方が一番教育に出て、ひいては子供の人格面に影響を与えると思うんですよね。 金持ちの親がドラ息子抱えるのは、お金に対する明確な方針がないからだと考えているので。 (作中でも出てきますが、巴留氏はバイトをしたり意外と貧乏学生もしております。) デビューも親の七光りでなんとかしようとしない姿勢も、こういうところからなのかしら? また、こんな家庭の一幕を垣間見せながらも、 基本は、作者独特の目線で描かれていてそれもまた面白いです。 スポーツ中継を見ながら、突然、TVにうつる選手と入れ替わったら?とか、ふつー考えないですよね。(その対策もまた独特で笑えます。) 『BEASTARS』は「多様な種と共存していく社会」を描くという意味で、ダイバーシティをうたう現代社会の写し鏡的な作品だと、私はとらえております。 そこには、他者に対する想像力が重要なのですが、 この『パルノグラフィティ』を読んで、作者のその能力の一旦(ないしは、育まれた過程)を見ました。 『BEASTARS』がより楽しめること請け合いです。 これは良いショタ漫画#1巻応援最近雇ったメイドが怪しい 昆布わかめ六文銭雇ったメイドと雇い主の坊っちゃんとのやり取りを描いた作品。 基本 メイドが坊っちゃんをからかう ↓ 坊っちゃんがそれに素直に反応する ↓ メイドが照れる という流れ形式。 これが、見ていてニヤニヤする。 例えば、 「私のことが気になりますか?」とメイドが言えば 「なんでそれがわかった!」と坊っちゃん。 すかさず、 「こんな綺麗なメイド初めてみたから、お前のことが気になって気になって」 と畳み掛ける。 メイドもその無邪気な反応に思わず赤面する。 なんという、相思相愛。 思ったことを全て口にしてしまうのが、逆に恥ずかしいとか考えられない感じが、子供らしく可愛い。 意地悪したつもりでも、逆に素直に返されるとこっちが恥ずかしくなる感じがよくわかります。 いつまでも初々しい二人の関係に釘付けです。はずれお妃様のシンデレラストーリー※転生はしません31番目のお妃様 七輝翼 山下ナナオ 桃巴六文銭WEB広告でよく見るので購入。 少女マンガ的恋愛モノって私苦手なんですが、これはすごく気持ちよく読めました。 最近流行りの乙女ゲーム内に転生かな?とか思いましたが、転生ではなかったです。 内容は、とある国の村娘だった主人公が31番目のお妃に選ばれたという話。 村娘がなぜ?と思うが、この国の規則で、暦の日付どおりでしか王様は会いにいけないというルールがある。 つまり、31番目=31日なので、3ヶ月に1度しか会うことができないので、貴族階級の子女はなりたがらないため、主人公のような平民が選ばれたのだ。 本作が面白いのは、そんな環境下でも主人公はふてくされたり、もっといえば、他のお妃を亡き者にして自分が頂点にといった成り上がり的な話ではなく、ごく自然体で過ごすところ。 もう、ホント、村娘出身らしく自然に過ごす。 侍女もつけず(正確には意地悪でつけられなかった)後宮内で、作物つくったり、パンつくったり、およそお妃とは無縁の生活をする。 他のお妃や女官長の嫌味も嫉みなんのその。 そんな彼女の自然体に、日頃から政治的背景で求婚されている王様も惹かれていきます。 美貌と体で選ばれるのでなく、肝がすわって男に頼らない態度で女性が自立していく姿は見ていて清々しいです。 少しづつ、主人公も王様とも恋愛モードになってきて、それがまた良いです。 31番目をどう覆し選ばれるのか、今後が楽しみです。
六文銭1年以上前@たか ありがとうございます! ほんとに良くて、最初はぼーっと読んでいたのですが、後から何回も読んでしまいました。 >そして板垣恵介板垣恵介先生…! 平成時代に家庭であれだけの威厳を示した父親って板垣恵介先生だけだと思います 本当にそう思います! 何気ない一言「いつもどおりはいいことだ」など、 人間性が滲みでますよね~。 想像以上にほっこりする板垣家でした。パルノグラフィティこの家庭にして『BEASTARS』はうまれた1わかる
漫画ばっか読んでいると漫画家漫画も読みたくなるんですよね。 漫画家の生態に興味湧いてくるというか。 板垣巴留先生の『 パルノグラフィティ』のようなエッセイも良いのですが、非現実的な漫画も好きなんです。 本作もそんな感じ。 大ヒットとはいえない、中ヒットくらいの中堅漫画家の話。 編集者には頭が上がらず、アシスタントには舐められ、それでも締め切りは守るという苦悩を描いております。 締め切り守らないと、他の漫画家に取って代わられてしまうから。 なんともやるせない感じなのですが、基本、全身使ったアクション全開のハイテンションギャグ風味なので、暗くなるどころか、読んでいて気持ちいいです。 元気バカっていいですよね。前向きになれます。 1巻目はアシスタントとの関係が中心でしたが、2巻目には主人公美空の恋物語が描かれそうで楽しみです。 しかし、登場人物全員、丸の内OLみたいな格好しているのが気になるところ。なんでだろ。