えっちな名無し
11ヶ月前
ノクターンノベルズ原作のエロ有りダンジョン物で、唐突にクラスごと異世界召喚された主人公は「勇者」としてダンジョンを攻略する事になったのだが、怪しみながらもメイドとのセックスを餌にされ、ノリノリでダンジョン攻略に勤しむのだが、実はふとしたきっかけで主人公にはチュートリアル精霊が付属していたことから、世界の謎が明かされたり、チート能力が付くのだが、この精霊が語る世界の設定がSF的に面白い。 そもそもこのダンジョンは無限エネルギーを用いた超文明の遊戯施設なのだが、超文明は最終戦争で既に滅んでいて、たまたま滅亡時にここに居た住人がそのまま王国を建国し、遊戯施設の外は死の世界と化した惑星でダンジョンのモンスターを倒すと手に入る食料や燃料で経済を回しているという、なろうでたまに見るダンジョンに依った経済に理由付けを行い、勇者を召喚という名の誘拐して攻略させるのも異世界人ならば攻略に有利な設定が有効になる事、さらにメイドとのセックスを餌にするのは、なんとこの世界は最終戦争の影響か同世界人同士では子供が極端に生まれにくいので、ダンジョン攻略は浅い階層ならば現地人でもできる事から、実はダンジョン攻略は隠れ蓑で種馬として勇者を召喚しているのである。 さらに召喚された女性は速攻で意思を剥奪して、王族が気に入ったらハーレム入りして、それ以外は民衆に下賜しているという、転移者も異世界人も倫理観を投げ捨て世界を維持していて、異世界召喚やダンジョン攻略など諸々の設定の理由付けがしっかりしてしまっている。 メイドさん達も主人公が上物物件だと認識しているので実に積極的で、戦闘部分もセックス部分も結構あっさりしているのだが、都合よくハーレムとダンジョンを上手く組み合わせた世界を構築していて、主人公のチート能力とレベルアップによる絶倫効果諸々で、異世界を満喫しまくっているハーレムライフを送るのがとても気持ちいい。 世界設定が結構面白いだけに、探索もバトルもえっちもあっさり気味なのはやや残念でもあるが、コミカライズでえっちに絵が付くとかなり濃厚になっていてそこは十分満足できる。