サミアド
1年以上前
受け取れ 次はお前の順番だ
20世紀に大きな戦争がありました。 人間は敗北し、世界はモンスターが支配しました。 メディアミックス作品『忘却の旋律』漫画版です。 この作品は途中から作風が変わります。 序盤は重苦しいですが徐々に熱血マンガ化し、最後は爽やかなラストになります。 通して読むと違和感が凄いです。 正直、序盤はあまり面白くないかも…個人的には3巻の後半以降がオススメです。 敵幹部の仲間割れにワクワクしますし、アニメの「グレンラガン」や「スクライド」っぽさを感じるカッコ良い場面もあります! 終盤の展開はスピーディーですが、 大幹部バトルは描写が少なくてガッカリ。不思議能力を持つ敵が沢山居るのに出番が少ないです。 「オリジナルのアリスはどうなった?」とか「結局モンスターって何?」とか気になる事がいくつも投げっぱなしです。 ただ、これ以上続けたらダレたかもしれないので、取捨選択は仕方なかったかもしれません。 色々残念な所もありますがクライマックスは盛り上がりますし、主人公とヒロインの物語として綺麗にまとまっています。 最終6巻は何度も読み返すくらい好きです。 噂によるとアニメ版は設定が似てるだけで別物らしいです。未視聴です。
忘却の旋律
片倉真二
GJK
2
わかる