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名無し
2021/10/19
僕らはそれを越えてゆく ~天彦野球部グラフィティー~の感想 #推しを3行で推す
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ ラストイニングのファンレター(2020年5月)を書いた当時68歳の開業医です。今は70歳になってしまいました。私は野球に憧れながら進学のために野球を諦め、青春を医学部の勉強に取られ、医師になってからは飲めない酒の席の出席や講演会、医師会などの出席で夜を潰されました。 中原裕先生が描く高校野球マンガのラストイニングは心理戦でした。 今度も心理戦には期待しますが試合を描くと同時に、さらに筋トレ場面を間に多く登場させそのやり方を紹介し、練習場面を多くし練習の問題点を指摘下さい。 長編は長寿でないと描けないです。ラストイニングは10年掛かってますよね。マンガ家も長寿のために筋トレの勉強した方が良さそうです。 ラストイニングの教育的効果は大きいです。「どんなに頑張ってもどうにもならないことが世の中には沢山あるのだ」と教えています。しかも野球は「相手のために尽くす」のではなくて「相手の嫌がることをやって点数を稼ぐ」スポーツとラストイニングにありました。「筋トレは重要性だけど練習し過ぎは技術低下になるから考えて行動するように」と強調ください。「週に200球以上投げないように」も重要です。でも10分あれば50球投げ終わりますから時間が余ります。だからこそ練習は要領よくやらないといけないと強調ください。イチローがシーズン開幕前に毎年のように肉離れ起こしていました。オフに筋トレマシンでアウターマッスルを鍛えてシーズン初めに走り始めるからインナーマッスルとアウターマッスルの間にズレをきたし肉離れを起こすのではないでしょうか。 ・特に好きなところは?  球斗のセリフ「僕は野球が好きなんだ」 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 良い学校に入り良い会社に就職するという教育モデルはすでに崩壊しています。「好きなことを懸命にやることが本人も楽しくて結局うまくゆく」しかし「ただ努力すれば良いのではなく考えて行動すること。野球は考えてするもんだ。バカではできない」と教え「でも才能がないと、どんなに頑張ってもどうにもならないことが世の中には沢山あるのだよ」と教えてあげて下さい。 時折、努力すれば何でも夢は叶うなんて言う結論、神様は超えられない試練は与えないなんて言う結論を見ますが、間違っていると思いませんか? 
野愛
野愛
2021/10/17
パンツと一緒に価値観も取り替えましょう
実際に沖田のような偏見で凝り固まった人間がこの作品を読むかどうかはさておき、常識アップデートのハウツー漫画として素晴らしい作品だと思います。もちろん漫画としても面白いです。 主人公は、男は男らしく女は女らしく、仕事終わりの飲み会は必要不可欠なコミュニケーション!みたいな思想のアラフィフサラリーマン・沖田。 引きこもりの息子、なんだか冷たい妻と娘、男性用ブラジャーをつけた部下など、どいつもこいつも何を考えているんだか…という日々の中、ゲイの青年・大地と出会い自らの凝り固まった価値観をアップデートさせていくというストーリー。 実際に自分の近くにこんな人がいたら即心を閉ざしてしまうけど、息子の気持ちを理解したいと奮闘する沖田がだんだん愛おしく思えてきます。 沖田を見ていると、今まで出会ってきた愚かな人間たちも古い価値観に縛られた被害者なのかなあ…と許せるような気さえしてきます。 タイトルにもあるように性自認や性的指向なんて、パンツと同じようなもの。何を履いたって、誰を好きだって、自由でいいじゃないか。 大地との交流を通して自らをアップデートしていく沖田の姿はとても眩しいです。いくつになっても人は変われるし学べるんですよね。 より多くの人に読んでほしい、何か気づかされる部分がきっとあるはずです。