スインギンドラゴンタイガーブギ
“とら”こと於菟が歌姫を務めるジャズバンドは、米軍キャンプ内で人気を博していく。だが、姉の仇かもしれないベーシスト・小田島の記憶は戻らないまま。そしてジャズを愛する米兵たちが朝鮮戦争に飲み込まれる中、「スペシャルな日本人ピアニスト」が現れた...!
言えないことをしたのは誰?
他の教師や保護者からの信頼も厚く、生徒にも人気の教師・杉崎。彼が生徒・沙月に性的暴力をふるっていることに気づいた莉生だが、学校側は杉崎を信頼し、莉生は職員室で完全に孤立する。その杉崎は過去にも同様の性暴力を行っており、その被害者・遥はその被害以来、自分を取り戻せず、自らを責め続ける日々を送っている。さらに愛結佳という、新たな被害者が生まれようとしていた――。学校に来れなくなり、家庭も崩壊寸前にある沙月。自傷行為を繰り返す遥。そして無垢な心で杉崎に近づく愛結佳。すべての問題を一人で抱え込むことになった莉生は、自らのプライベートをも犠牲にし始めていた。その危険すぎる状況から莉生を救ってくれたのは、ある意外な出会い――。大反響のスクールセクハラ(学校内の性暴力)を描く問題作、逆襲開始の第3巻!
グラゼニ~パ・リーグ編~
GCに移籍して来て2年目、夏之介は先発の柱として貢献していた。チームは、シーズン最終局面に来て首位PSと熾烈な優勝争い真っ最中。迎えた最終戦、GCが勝ち、PSが負けた場合にのみGCは優勝できる。PSはパ・リーグ特有の移動の疲れもあり初回からボロボロ。GCは、先発の扇田が1点リードのまま4回でマウンドを降り、夏之介がリリーフで5回・6回を登板。6人でぴしゃりと抑えそのまま逃げ切り、見事リーグ優勝を果たした。夏之介と扇田は最多勝を獲得。最多本塁打の坪内、最多セーブの薬丸と、最優秀中継ぎの本木。昨年最下位だったGCから、5人のタイトルホルダーが誕生した。CS制覇、そして日本一を目指して。夏之介、34歳の大勝負!
御曹司のペット ~わたし1億借りました~
「わたし、1億で彼のペットになってしまうの?」亡き父親が遺した1億の借金を。連帯保証人として肩代わりするハメになってしまったOLの千草。そんな彼女の前についに借金取りが!…でも、現れたのは会社の後輩で御曹司の一條くん。金融会社にも身を置く彼から、借金を肩代わりしてあげると提案されるけど、その担保として要求されたのは、私のカ・ラ・ダ? 後輩御曹司×借金OLの刺激いっぱいのマネー・ラブコメディー!
無敵の番犬に噛みつかれまして
愛する女をかけてイケメン兄弟が恋のバトル 額に一生消えない傷を負った少女・ひよりは、勇虎と恋人同士。ひよりの額を傷つけた張本人で、勇虎の弟・龍舞は、ひよりをキケンな目に遭わせようと企む何者かをあぶり出すために1人で動く――! そんな龍舞をひよりは追いかけ、2人は、危険を冒しながらも犯人に辿り着く。「罪悪感だけでずっとそばにいるわけねーだろ」この一件で、2人の距離は近づき、龍舞がひよりに告白―!? 無理矢理、胸元に噛みついて!!? 「ひよの首に噛み跡をつけたのは、お前か?」 龍舞から付けられた跡を見られたことで、勇虎とひよりの恋はさらに燃え上がる―…! たとえ兄弟であろうが容赦しない― 愛するひよりをかけて、龍舞と勇虎が真っ向勝負――!
iメンター すべては遺伝子に支配された
第1話Twitter総いいね数、驚異の18万!! これは遺伝子と愛をめぐる物語──。「iメンター」は、最新の遺伝子情報を基に人生の“可能性”を教えてくれる人工知能アプリ。時にそれは寿命や才能の限界という残酷な数値を示すAIだった。終末医療を司る「iホスピス」に配属された深水琉花は、遺伝性の病に苦しむ余命半年の7歳の少年を担当することに。特効薬があるにも関わらず、「iメンター」の示す“最適な”死期に従おうとする院長・鳳来に強い抵抗感を感じる琉花は、少年を救うべく、管制官としての禁忌を犯す決意する。遺伝子情報で管理された社会、それはいつか訪れるかもしれない近未来。『アイリウム』『サイコろまんちか』の小出もと貴が描く、今話題のGeneSF!
綾ちゃんはナイショの妖精さん
小学六年生の和泉綾(いずみあや)は、勉強ダメ、スポーツダメのドジのアホっ子。ある日綾は、大っ嫌いなクラスのボス、中条葉児(なかじょうようじ)と、近所の浅山(あさやま)で妖精を目撃する。病気の妖精を助けたい綾。葉児の亡き父親は、妖精の世話をする「フェアリー・ドクター」だったと知り、自分もフェアリー・ドクターになりたいと思う。フェアリー・ドクターになるための条件とは、「妖精を見たことがある人」そして「フェアリー・ドクターの洗礼を受けていること」。綾は洗礼を受けるために、一人浅山に向かう――。アホっ子JS×ヘタレイケメン 小学生の日常とファンタジーが交錯するピュアラブストーリー ※投稿小説サイトで公開中の長編『ナイショの妖精さん』をコミカライズしたものです。