ぼくの人生初漫画から商業誌デビュー作まで全部、読んでみてください!
20代半ば、人生のけもの道に迷いこんだ作者は脱サラし、わずかなチャンスにかけペンを握り漫画を描き始めた。拙い絵、乏しい表現力ながらも、持ち前の「しつこさ」だけを武器に1作、また1作と描き進めていく。SF、ファンタジー、スポーツ。少年誌から青年誌へ。あっちのまんが道からこっちのまんが道へ行ったり来たり。混迷の作者が行きつく先に待っているものは...? 作者冨澤浩気が漫画を描き始めて商業誌デビューするまでに描き上げた短編6本+αを収録した「拙作」短編集。※漫画家志望者必見!それぞれの短編に対する編集者の意見・評価・応募結果を収録。読めば漫画を描くのが上手くなる!?カモ。※大半がデビュー前の作品ですので初期の作品になるほど拙さが目立ちますことをご了承ください。
自粛中だけど旅に出てレポを書く
ファンタジー初心者が旅に出た! 頭の中で行った妄想旅行を綴った、ふわっとゆるっとな本です。今回はこんなご時世だからこそあえて旅レポをしてみようと思いました。一風変わった旅レポ楽しんでくれたら嬉しいです♪
男子校が共学校に!?ピント外れの謎少女
その男子校は、少子化に伴い翌年度から女子の受け入れをする予定だった。だがそれを聞かされた「謎の少女」は不思議な力を使って「男子生徒の半分を女子生徒にする」ことで強引に「共学校」にしてしまったのだ!!その暴走を阻止しようと現れた謎の女性。果たしてこの騒動はどうなってしまうのか!?
ふたりのドクターのドS管理検査
「検査なのによくよがる…」(そうよ…これ…検査なのに――!) 会社の健康診断で再検査の通知を受けたOL泉日向(いずみひなた)は、大病院の跡継ぎ氷堂(ひょうどう)の診察を受ける。すると氷堂は「必ず治す」と約束するが、開発中の3Dカルテを完成させる為に検査に協力するように求めてきた。半ば巻き込まれてしまった日向は氷堂と2人目の医師、三木田(みきた)によってカラダの隅々まで調べられて――。
温泉旅館で乱されちゃう!?俺様若旦那の溺愛研修
「極上の接客術を身体に直接教え込んでやるよ――」 桐生ホテルのレストランで働いている桜恵美(さくらえみ)はある日、一人だけ接客研修ツアーへの参加を指示される。研修先の旅館で待っていたのは副社長の桐生拓斗だった。なんと、拓斗は旅館を貸し切りにして恵美への研修を行うと言う。温泉のナカまで行われるオレ様な研修に怒ってしまう恵美だが――。
ロザリンドの肖像
『ロザリンドの肖像』ニューヨーカーの学生エドワードは、ある日、伯父の遺産としてロンドンの人里離れた山中にある古城を受け継ぐ。その昔、ランドシァー伯爵が奥方ロザリンドのために建てたとされるその城は、華麗な細工が施され芸術品のごとく美しかった。城にはかつての女主人・ロザリンドにまつわる開かずの間が存在した。エドワードは城の管理人・サラが止めるのも気にとめず部屋の扉を開く。部屋には高貴で美しい女性の見事な肖像が掛けられていた。『ランドルフの花嫁』社交界に憧れる野心家の少女クローディア。ある日、上流階級の夫人から精神衰弱で幻覚を見るという青年・ランドルフの話し相手を頼まれる。彼の見る幻覚は死んだ婚約者レジーナのものでクローディアにそっくりな少女だったという。少しあやしげな話だったが、写真に写る美貌の青年ランドルフの容姿はクローディアの心を動かすには十分だった。普段の夏より面白い経験ができそう、と湖の畔のウェアハウザーの館に足を踏み入れるのだった。華麗な古城や白亜の館を舞台に不思議なできごとが起こる、豪華な読み切りの2本立て。おとぎ話のような美しさで迫る画面が、あなたを物語世界へと誘いこむ!