川歌(7)

川歌

すべり止めに受けた教員試験にたまたま合格した源五郎は、さしたる夢も展望もないまま、高知県の山奥にある全校生徒12人の舞川分校に赴任することに。ところがこの村、とんでもないところだった。生徒は源五郎を無視して授業そっちのけで遊びまわり、はてはカッパのシバテンや山童という妖怪までも出現。とまどう源五郎だったが、やがて自然とともにある村の人々の生き方に共感を覚えていく。作者の少年時代の思い出が色濃く反映された、ノスタルジックでファンタジーな自然讃歌!!

一十郎とお蘭さま(1)

一十郎とお蘭さま

恋愛ストーリーの第一人者・高見まこと、残酷時代劇の第一人者・南條範夫の夢のコラボレーション!誰も見たことのない愛の物語が、ここに生まれる!!お世継ぎ誕生を祝う席で、側室・お蘭の方を見た瞬間に欅一十郎は激しい恋に落ちた。狂おしく切ない運命の歯車が今、動き出す――!!

天涯の武士 3巻

天涯の武士

慶応元年(1865)十一月、幕府と四ヵ国(英・米・仏・蘭)による協議が、大坂湾から場所を江戸・横浜に移して開かれた。その内容は安政条約の勅許、兵庫開港問題、そして、税制改定の協約を結ぶことであった。この協議の幕府代表に立った小栗上野介は――。

武田二十四将 3巻

武田二十四将

元亀三年(1572)九月、ついに甲州武田軍団が上洛を開始した。三方ヶ原で徳川軍を圧倒的な強さで撃破し、一路、京を目指す武田軍団。しかし、この時すでに、恐るべき病魔は信玄の体を急速に蝕んでいた。漢(おとこ)たちの熱き戦いの記録――戦国最強・甲州武田軍団数々の伝説を残し、ここに完結す!!

ホカベン(3)

ホカベン

神奈川県下の系列病院を巡る医大の党争、その末に起きたのは……医療過誤!――法律相談で堂本を訪れた母娘。その母親が、突然倒れた。執刀を担当するのは、若き天才医師。手術は無事に成功したはずだった……。法曹界で話題騒然の最弱弁護士マンガ、衝撃の第3巻!!

MAIの部屋(1)

MAIの部屋

18歳の杉本真衣(すぎもと・まい)ちゃんは今年から花の大学生。ステキなキャンパスライフを夢みていたものの、不動産屋さんの手違いで、なぜか女3人で同居生活するハメに。それも全員、同姓同名18歳の杉本真衣!?それぞれ星座に合わせて、あだ名は水瓶座のかめちゃん、乙女座のおとめちゃん、牡牛座のうしちゃんに決定~。タイプの違う3人の真衣ちゃんの楽しく、Hな、ハアハアドキドキかしましライフの始まり始まり~。3人の女子大生のシェア物語、フルカラーでお届けです。

ゼロの白鷹 4巻

ゼロの白鷹

日本軍は、サイパン島・グアム島・硫黄島と、次々玉砕していった。番外野郎も、珊瑚海で平岩が死に、ミッドウェー海戦で絹代が死に、北島が死に、生き残ったのは義竜だけとなった。ボロボロになった初陣いらいの愛機で、義竜は鹿児島県鹿屋基地に降りた…。本宮ひろ志が描く、戦争に散った男たちの物語!

小早川伸木の恋(5)

小早川伸木の恋

妻・妙子との離婚調停がうまくいかず、苦悩する伸木。仕事でも、美村教授の利益優先で患者を蔑ろにするやり方に納得出来ず、電話でカナに愚痴をこぼす始末。そんな中、妙子の元を訪れた仁志から「娘が帰って来ず、妙子が取り乱して困っている」という電話がかかってきて…。

土佐の一本釣り PART2 純平(14)

土佐の一本釣り PART2 純平

中学を卒業してカツオ漁師となった小松純平も、いまや23歳。幼なじみの八千代と結婚して、4歳になる息子・明ももうけた。しかもこの明、周りから「こじゅん(小さい純平)」と呼ばれるほど父親似の性格。だが、1年の大半を海の上で過ごす純平にとって、親子の会話もままならない。久しぶりに帰った我が家で、純平の型破りの親子交流が始まるが……。一方カツオ漁では、ひとクセもふたクセもある一本釣りの流れ漁師が純平に挑んできた。海に育まれた男・純平の、波乱の生き様を描いたドラマがここに完結!!

艶恋師 放浪編(3)

艶恋師 放浪編

青森県と秋田県の県境。人里離れた村の中に、ぽつんと一軒だけ古い旅館があると聞いて、菊之介は雪深い山の中をやっとの思いでたどり着いた。ところが宿は、予約で満杯。客はみな満月の夜に行われる『祭り』を目当てに来ているらしい。仲居の部屋でよければという事で泊めてもらうと、その夜仮面をかぶった女が夜這いに来た。さびれ行く旅館を守るために、女将が昔あった風習を復活させたのだ。女将や仲居たちの必死の想いを汲んだ菊之介は、竿師の技で彼女たちを悦楽に導く…。

デンドロバテス(3)

デンドロバテス

昼は新宿北署会計課勤務の公務員、夜は証拠品勝手使用の復讐代行人・仙川。標的は臓器ブローカー、立てこもり犯、在日米軍兵士、etc…。さらには人権派弁護士の事務所で…!?

だから笑介(22)

だから笑介

明応食品の売れ筋商品をコンビニの販売ルートに乗せるため、地道な交渉を続ける笑介。明応食品にとっても悪い話ではなく、開発担当の田所部長からは了承を得ているのだが、その上役・津村取締役からなかなかOKが出ないのだ。あきらめずに明応食品に足を運ぶ笑介だが、話が進展しない原因は、実は田所部長にあって…!?人を、仕事を愛する笑介が、さらなるステップアップを果たす、感動の最終巻!!