こんにちは、マンバ通信編集部です。
あどけなさ残る美少女の絵で、数々の個展やグループ展、ライブペインティング、またでんぱ組.incの衣装やアートワークなど、各方面で精力的に活動を行ってきた女流美術家の愛☆まどんな氏がマンガ作品に挑戦！ ずっと「女の子だらけのマンガ」を描いてみたいと思っていたそうで、10代の美少女７人がくり広げる、愛と狂気とエロと刹那の物語『白亜』を６月３日に発売する。
今回、愛☆まどんな氏の原案をマンガに落とし込むサポートを行ったのは、ラブコメ『Bバージン』『ゼブラーマン』など、これまでヒット作を描き続けてきたマンガ家の山田玲司氏。
本作の内容については、巻末掲載用の対談の中でこう語っている。
愛 私、乱歩が好きなんです。あのしんとした雰囲気が良くて、漫画を描くなら絶対乱歩のような作品がつくりたいって。それで盛り上がって、思い浮かんだイメージが、廃墟になったショッピングモールのショーウインドウに、監禁した好きな女の子たちを裸にして並べた様子。たとえばそんなシーンを、描いてみたいなと思いました。
・山田 最高じゃない。明るくて可愛い、江戸川乱歩！ 乱歩の狂気と勝負する漫画ができると、確信したね。
・愛 ただ、私自身は「狂気」と言われても、じつはピンとこないんです。いつもただ、自分の好きなものを描き続けているだけなので。 『白亜』も同じです。好きなものだけを描きました。だからこれを一冊読むと、私がなんでこういう女の子を描き続けているのか、けっこうよくわかってもらえる気がします。小さいころに好きだった女の子のことを思い出しながら描いたり、自分が暮らしてきた街を写真に撮って背景に用いたりと、自分の実体験をかなり盛り込んでありますしね。主人公のマイなんて、ほぼ私そのものですよ。弱くて、個性がなくて、めんどくさい性格で。
・山田 これまでの絵画作品でもそうだったけど、『白亜』でもやっぱり少女しか描いていない。そのあたりは徹底しているよね。
さらに、大ヒット書籍『嫌われる勇気』『漫画 君たちはどう生きるか』を手がけた柿内芳文氏がこの作品の編集を担当する。
……そもそもなんでこの３人が？
『非属の才能』（光文社新書）以来、主に山田玲司さんのノンフィクション作品の編集を担当してきた僕が、山田さんから「凄い絵描きがいる！」と愛☆まどんなさんを紹介され、３人ではじめてあったときに惚れ込んで、スタートさせた企画になります。漫画やろうよ、って。アーティスト「愛☆まどんな」と、漫画家「山田玲司」。この２人の出会いの瞬間に立ち会った僕は、この２人の圧倒的な才能の核の核にあるものは、いったい何なのか？ この２人の創作に対する熱量の源泉の源泉は、一体どこなのか？ ただそれだけを考えました。その結果がこの漫画「白亜」です。（柿内芳文氏）
この最強の３人によってつくりだされるアートとマンガの融合作品……いったいどんな仕上がりになるのか、ファンは期待大ですね。
愛☆まどんな on Twitter
私が小学生の頃、初めてお小遣いを貯めて買った漫画がAKIRAでした。 「アキラを手にした時の興奮は今も忘れません。世界で1番カッコいいと思う漫画、憧れの漫画」 それを吉岡さんに伝えたら ぶっ飛びでしたよね。 そして奇跡的に発売が2019年となりました。 @SEP_COW @yamadareiji @kakkyoshifumi
造本はセプテンバーカウボーイの吉岡秀典氏。
また、コミックス『白亜』の発売に先駆け、ゴールデンウィークには制作陣でグループ展「白亜展」を開催！ 場所はアーツ千代田3331／地下１FのB104ギャラリー。マンガに掲載する 愛☆まどんな の約20点の絵画に加えて、今展のために描き下ろした新作キャンバス数十点のほか、山田玲司が魂をぶつけて描くキャンバスアートを展示する。
現在、展覧会開催とコミックス制作費を募るクラウドファンディングも開催中。CAMPFIREのサイトでは、気になるマンガの一部も掲載されているので、ぜひぜひ覗いてみて、ポチッと支援してみてはいかがでしょうか〜〜〜〜。
【イベント情報】
「白亜展」
開催期間：2019年５月１日（水）～2019年５月７日（火）
開館時間：10：00〜21：00（最終入場20:30）／最終日10:00〜19:00（最終入場18:00）
会場：3331 Arts Chiyoda 地下1階B104ギャラリー
観覧料：無料
５月１日（水）
18:00〜20:00
『白亜』オープニング・レセプション
18:30〜19:30
愛☆まどんな×山田玲司 激突☆ライブペインティング
５月４日（土）
18:00〜20:00
出張！「山田玲司のヤングサンデー」（ニコ生）公開収録
愛☆まどんな×山田玲司×柿内芳文 創作秘話鼎談
5月５日（日）
15:00〜17:00
愛☆まどんな×山田玲司『白亜』サイン会
