高野ファン、昭和好きは必見『高野文子の描く昭和のこども原画展』

こんにちは、マンバ通信編集部です。

ここ最近、徐々に涼しくなって過ごしやすくなってきましたね。いわゆる秋というやつ。
日差しもすこしやわらいできて、お出かけもおっくうじゃなくなってきた気がします。

そんなお出かけしやすい季節にぜひ行ってほしい原画展のニュースを今週いくつか発信していこうと思ってます。

まずはコレです。ちょっと前にTwitterでも話題になっていたのでご存知の方も多いかも。

高野文子の描く昭和のこども原画展』@昭和のくらし博物館(大田区)

高野文子さんの作品には、昭和を舞台にした作品がいくつもありますよね。

・夏休み、小学生の女の子ふたりのやりとりがまるで自分の思い出のように懐かしい「玄関」

絶対安全剃刀『玄関』白泉社

・昭和30年代に生きる若夫婦の淡々とした暮らしぶりが窺える「美しき町」

棒がいっぽん『美しき町』マガジンハウス

 

・「たいして重病でもなかったので、日がな一日お絵書きとマンガを読むことに費やしていた」と語る
高野先生の幼少期の入院体験がいかされた「病気になったトモコさん」

棒がいっぽん『病気になったトモコさん』マガジンハウス

……などなど、挙げだすとキリがないですね。

そんな昭和ワールド炸裂の高野先生の原画(しかも昔の原画!)が見れる機会がやってきました。
会期は10月6日〜12月24日までとけっこう長め!
が、しかし!この昭和のくらし博物館、開館日が金・土・日・祝日のみなので「平日行こう!」と思ってた人はご注意ください。

また、会期中に開催予定の以下のトークイベント・ワークショップは既にどれも満席状態でキャンセル待ちとのことなのであしからず。。。(みんな情報聞きつけるの早いっ)

10月21日 「50年前 わたしのこども時代」 高野文子✕里村洋子トークイベント(定員100名)
10月29日 「キモノ解きのつどい」 ワークショップ(定員20名)
12月2日 「障子張りと障子の切り紙づくり」 ワークショップ(定員15名)

とはいえ、高野文子先生の過去作品の原画を見れる機会はそうそうありません。
「トーンの魔術師」とまで言われた高野先生のトーン使い、軽やかな筆致をこの目に焼きつけに行きましょう〜。

【イベント情報】
高野文子の描く昭和のこども原画展

 

開催期間:2017年10月6日(金)〜12月24日(日) ※開館日は金・土・日・祝日のみ
開催場所:昭和のくらし博物館 東京都大田区南久が原2−26−19
(東急池上線「久が原」駅・東急多摩川線「下丸子」駅どちらも徒歩8分)
開館時間:午前10時〜午後5時
入館料:大人500円/小学生〜高校生300円

現在、開催中の企画展「楽しき哀しき昭和の子ども」展(2019年3月31日まで)にて展示されている「山口さんちの子どもの部屋」は、高野文子先生が手がけているそうです。こちらもあわせてどーぞ!


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