マンガTシャツ数あれど抗い難く毎年買ってしまうTシャツの話

マンガTシャツ数あれど抗い難く毎年買ってしまうTシャツの話

こンにちわ、マンバ通信の伊藤ガビンです。

夏じゃないです夏じゃないですかまだ夏じゃないですか。だけど雨多いじゃないですか梅雨終わってからの雨雨雨じゃないですか。洗濯物が乾かないじゃないですか乾燥機回りっぱなしじゃないですか。

というわけでTシャツがボッロボロになっちまったので、新しいTシャツを買おうとしているワタシなのですが、マンバ通信始めてから、マンガのTシャツが気になってるオレなのですが。
マンガのTシャツって無限にありますでしょ。マンガ家がいれば、かならずそのマンガ家の絵を使ったTシャツがある、くらいの感じがします。

Tシャツ買いたいマンガファンは、まず好きな作家の名前とTシャツ、などで検索すると吉だと思うんですよ。思った以上に、そのTシャツは、ある!
デザインがんばってるTシャツも多い。デザインがクソダサいものも多い。
でも、クソダサくってもいいって気もするんですよね。自分の好きな絵が描いてあるシャツを着る。これだけで最高って気もしないではない。

ところでワタシは、これまで何度も何度も飽きずに買っている「マンガ家」の作ったTシャツがありまして、それを紹介したいんですよ。
これTEEPARTYっていうサイトのTシャツなんですけど、このサイト僕も関わっているのでまあステマっていうかステルスでさえないモロなので、モロマ?

なのでそういうの勘弁!っていう人はブラウザをバチンと閉じてください。

さて、そのTシャツなんですが、天久聖一さんと、よシまるシンさんがやってる「来夢来人」っていうTシャツレーベルがあって、そこのTたちなんですよ。

厳密にいうとマンガのTシャツじゃないんですけどね。マンガような雰囲気がするんだけど、マンガではないんだけど、、、説明するよりも見てもらったほうが早いと思うんですけど、こういうのです。

ココロ

 

ひと目でわかるとおり夏目漱石「こころ」のTシャツですねこれは。
日本を代表する文豪の名作ですけども~、いったいこれは~。

羅生門

 

芥川龍之介の「羅生門」のTシャツですね。平安時代が舞台のはずなんだけど、どこからともなく漂う22世紀感。なぜでしょう。

蹴りたい背中

 

現代の作家の作品もありますね。綿矢りささんの『蹴りたい背中』。どう考えても蹴ろうとしてるのは背中ではない。そこ蹴ったら一発レッドカードで退場ですから。

車輪の下

 

日本文学だけじゃないんですよ。これはドイツの青春小説、ヘルマン・ヘッセの『車輪の下』ですね。そういう車輪でしたっけ?? なんかやけにドリフト感のある車輪になってんですけども。

という感じで、マンガTシャツじゃなくて、文芸Tシャツなんですけども、これ以外にも歴史や地理などでおなじみのモチーフのTシャツもあります。

フォッサマグナ

 

大塩平八郎の乱

 

解体新書

 

いやー、ほかにもいろいろあるので、来夢来人レーベルを探ってほしいですね。

しかし、天久さん、よシまるさんのこの方向の掘り下げはすごいことになってますよね。

ちょっと振り返っておくと、まずは、天久さんがタナカカツキさんと作った

『ブッチュくん全百科』

という邪悪な藤子不二雄マンガのような世界がありますね。

キャラやロゴだけじゃなく、本を開くと出て来るたくさんのグッズなどにすでに「マンガらしさ」の観察結果が反映されているわけです。

その後、天久さんはよシまる氏と組んで、これらのTシャツを作るわけだけど、ここから先の展開もたーくさんある。

まずはコレですよね。

電気グルーヴ 『電気グルーヴ20周年のうた』

電気グルーヴ 『電気グルーヴ20周年のうた』

http://www.sonymusic.co.jp/Music/Arch/KS/DenkiGroove/ 2009年8月19日リリースのアルバム『20』に収録。

このミュージックビデオの中で古本屋に並ぶマンガたち。天久さん+よシまるさんが探求しておりますね。

その方向で、ツアーのロゴも手がけてたり。

 

 

そしてさらに大根監督の映画版『バクマン』のエンディングシーン。スタッフロールがマンガの背表紙になっているというコダワリの演出が、ちょう話題になりましたけど、これは、よシまるシンさんのお仕事っと。

こんなことつぶやいている人がいました。映画見た人は覚えていることでしょう!

探求のココロがここまで広がっていってるんですねえ。

で、これいまどうなっているかというとこうなってますね。
『ロゴゴ展』という名前で展覧会などが行われましたが、もうこれはマンガとは関係ない話なんですけども、完全にオリジナリティに溢れたすっごい表現に昇華されていっております。

「鬱」という感じが、天久+よシまるの手にかかると、コレッ。

 

ここでグッズが買えるみたいですよ。

来夢来人

心のやさしい鬼のみせです。       どなたでもおいでください。

そんなわけで、脱線しつつ、マンガTに関するお話でした。

ちなみに! マンバ通信の母体であるマンガを語るコミュニティ『マンバ』にはTシャツを語り合うトピックありますよ!
自慢のマンガTをここで教えてくれえええええええええええええええええ!!

それはそれとして、前述のTEEPARTYはたくさんマンガ家の方々が参加しているのだった。

TEE PARTY

ウェアラブルJPEGショップ

その話は、またの機会に。

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