にわかさんの意見からすると、絵が受賞レベルでもいくら内容を作りこんでいても、ジャンプに合わない「青年誌送れ」みたいな内容だと落選するってことですか?
確か編集者への質問で「バトル要素無い少女漫画みたいな投稿作は厳しいですか?」「バトル要素の無くても構いません」という返答があったはずです。
あぶだくしょんは現役の小中学生が読むのにかなり向いてそうだし、彼等が身近に感じる「学問」「異性との関わりや距離感」「性欲」「男同士の友情」などといった題材なので需要あるのでは?
現役の小中学生に向けた読み物としては実際どうなんですかねあぶだくしょんは。
実は月刊少年マガジンで「あの日のタナゴの行方は」というバトル要素のないショタロリ漫画が賞を取ってるんですよね。しかもあぶだくしょんを越える65Pで。なんでもない人間ドラマなんです。
タナゴとあぶだくしょん、似てると思うんですよ。似たような漫画が少年誌で賞を取ってるなら、あぶだくしょんもアリでは?
伝え方が拙く申し訳ありません。言いたかったこととしては、バトル漫画かでなく、①分かりやすいか②象徴的な魅せゴマは有るかという判断によるものです。
仰る通りで、ジャンプは以前よりはジャンルレスになっております。ですが一方で分かりやすさ、魅せゴマなどについては変わらず重視されている傾向にあると思います。
それゆえこの賞において魅せゴマが映えやすい派手な戦闘描写の含まれる漫画が受賞作に多く選ばれているのではないか、という論理の流れです。それ以外のジャンルの受賞作も見開きを使うなど魅せゴマへの工夫が見られます。
寄稿された二作は広義でのバトル漫画ですが、性質としては内省的で、派手な戦闘描写はありません。それゆえに魅せゴマとして強く打ち出されているコマはないように見受けられました。
重要なのは派手な戦闘描写を描く必要があると言いたいわけではなく、作品を象徴するような魅せゴマがジャンプの賞においては必要かなというところです。魅せゴマの存在は作品理解。すなわち分かりやすさにも繋がるので。
ロリコンや戦争文学を異質扱いする気はもちろんありません。ただ、今の時代ジャンプの賞に、そのジャンルの作品を出す必然性を編集部が見出すかが鍵になるかと思います。ジャンプでは前例は極めて少ないので、難しいラインですね。
ありがとうございます。そんな指摘を受けるとは意外でした。一応、2作ともバトル漫画です。あぶだくしょんは先生の思想と宇宙人の少女の思想が激闘してますし、生徒同士で幾度も闘争が行われています。勝敗についても言及されてます。
ロリコン時代劇は麻耶子と秀造のバトルです。秀造は麻耶子に勝てませんでした。
最近のジャンプはバトルにこだわってない気がするので、カテゴリエラーな感じはしません。あぶだくしょんは非日常の襲来とショタの日常という読みきりでよくある構成なので、受け入れられるような気がします。
皆さんあぶだくしょんもロリコンも異質に感じていますが、2作とも凡庸さはあると思いますよ。そこまでヘンなことはしてません。
ロリコンだって朝ドラっぽいし、戦争文学なんて遥か昔から山ほどありますよ。
蛍の墓とか、ジョバンニの島とか。
お返事ありがとうございます。1pでの判断については分かりません。賞の当落の判断は、編集部の方針やスタンスによるところが大きいためです。ただ、先程アドバイスさせていただいた点(体裁)は見られているかなと思います。
また、全編を通して、新世界漫画賞の当選傾向を見る限り、落選かもしれないなと思いました。
理由としては下記の二点になります。
①ジャンルの付けにくい漫画であるため
②作品を象徴する魅せゴマに欠けているため
①は≒分かりやすさと捉えていただいて大丈夫です。読者がこの漫画を紹介しようとした時、ちょっと説明しにくいんじゃないかなと思います。ジャンプ(集英社)っぽい、分かりやすいエンタメ感とは違う作品になってるので、厳しいと感じました。
②は、ジャンプの有名漫画には必ずあるものですが、作品を象徴するような魅せゴマの存在です。これがなくても入選できる賞(青年漫画系の賞)はありますが、この賞は「ジャンプ」を冠するだけあり、重視されてるようです。
そのため受賞作は、バトル漫画が多そうです。それ以外のジャンルでも、見開きなどを使って、うまく魅せゴマを活かしてる作品が受賞している傾向にありそうでした(ざっと見た限り)。
今回の二作は分かりやすさや魅せゴマによりは、内面性に主眼を置いた作品と捉えたため、難しいかと思いました。
何か勘違いしてるようですが、出続けてるからわかるやろじゃなく遠目に見た時、パッと出てきた時に誰が誰だかわからない。それぞれの個性がないんですよ。
全員似たような見た目で男女の描き分けもない。
曲線を使っているから硬くないと言ってますがその画像だけでも十分に硬いです。硬いのに文句はないが肘の部分なんて特に硬いそれに女性特有の丸みは何一つありませんよ。
自己満足だと分かっているようですがなら何を読者に見せたいの?自己満足の作品ならこうやってネットだけで自由にやるのは良いがジャンプの賞に応募したわけやろ? これは商売に繋がるんだから自分の満足だけを見せつけて読者置いてけぼり。 賞に応募しているんだから最低限担当者に何かを伝える作品でなければ失礼では? ギャグ漫画ですら何かテーマや伝えるものがありますよ?
長編を作るのは大変ですがそれがゴールになってませんか? 作って満足なら賞に応募せずに展示版やTwitterで出すだけに止めておくべき。 向こうもそんな自慰作品が見たいと思いません。
作者が強みを言わない、言えないでどうやって作品を読む人に強みが伝わるの?
とりあえず読んだ感想で1番最初に思ったのが、誰が誰か分からない。主人公が出てくるまでに色んなキャラが出過ぎで名前も分からないので誰が誰かの判断がつかない。 色んな漫画を読まれていると思いますが、殆どは最初の導入前後に作品の大筋となる柱のようなものが分かるがこの作品は分からない。
画力について話をされてましたが下を見て自分は上、ってして成長なんてありませんよ。その時受賞するのと今受賞するときのメンバーは違うんですから。
絵柄はまぁその人の特徴、持ち味なのでどうとは言いませんが万人受けする絵柄ではないのですね。あと背景についてですが、建物はある程度描かれてますがその更に背景。空の背景が全くなく3D空間にモデリングをしている状態のようなスカスカな印象ですね。 後キャラと背景が単純に合ってないと思いますね。 メインのストーリーですが、最初の方に言ってる通り目的が見えない。有名な作品だとワンピースは海賊王、ヒロアカはヒーローみたいな最終目標や大筋が最初に分かりますがこの作品からは説明を受けないと分からない。話を聞くと少々難しいテーマになっているようですが、それならヴァイオレットのような小説、字だけの難しいテーマの作品を参考にして読者に伝える方が良いのでは?
少しのエロスティックな要素があるそうですが、その要素も要素として微妙。出すならもっと出すべきだし出さないなら出さない。 服装もそうだし描写面でもそうだし何より男と女で目の構造が同じって致命的ではないですか? 全体的にカクカクした絵柄なのはわかりますがエロ要素を入れるのであれば、女性特有の丸み、女性らしさを出すべき。
知り合いにも漫画家を目指して今アシスタントとして修行をしているジャンプの何かの賞を受賞していた方がいますが、それと比べて背景がスカスカで話も理解しにくい、出来ない、キャラクターの違いがわからない。この漫画の強みというのが分かりません。
絵が上手くないという作者をあげていましたが進撃は下手と言われながらも強力なストーリー、伏線のつよみで人気が出た。 是非この作品の強みを教えていただきたいですね。
他の知識あるけど、ジャンプ漫画の解釈は足りてないと思います。キャラ論、魅せゴマ、ストーリー進行など色んな考えどころあるはず。ジャンルだけ似てる作品ならごまんとある。電脳マヴォとかでならもっと評価されそう
あぶだくしょんは少年達の争いや友情、そして同性愛が描かれてるので
ジャンプでもウケるのでは?
実際のとこ、あぶだくしょんは少年読者が読んだら共感できるんでしょうか。
読者と同じどこにでもいそうな少年達の物語ですよ?
流とただしは30%ぐらい実在の人物を元にしています。
陸も実在の人物を元に描いてます。
「こういう人達がいて、この世界のどこかでこういうことが起きている」というリアリティの出し方だけは唯一自信あるんです。
違うと思いますよ。
わざわざ①と②と書いてくれている内容にジャンプ向けでは無いと書かれてはいませんよね。
問題点はとてもわかりづらい事と、印象的なコマが無いということです。
また、比較対象にした「あの日のタナゴの行方は」は上記の①と②の条件を満たしてると感じました。主人公の目的が何か明確に描かれているところや、印象的なコマではホタルの池の場面が該当していると思います。
あと、小中学生向きでは無いと思われます。最後まで読み切れる子は少ないでしょう、途中で読むのをやめてしまうと思いますよ。