作者が小学生時代から中学、高校、大学とシリーズものとして描き続けてきた話らしい。なので大真面目なストーリーなんだけど往年のマンガあるあるネタ的なのが結構あって楽しい(脇役におしゃべりな出っ歯がいるとか)。 第一部は物語の導入なのでシリアスさが強かったけど、第二部はもっとコミカルになった気がした。こういうのも監督によって趣向が変わる面白さがある特撮へのオマージュらしい。 最初は10巻近くもあると手を出しづらいな〜と思ったけど、やっぱり読み始めるとあっという間ですね。打ち切り回避ムーブメントを起こして下さった皆さまのおかげでこれからはリアルタイムで楽しむことが出来ます!ありがてぇ。
※ネタバレを含むクチコミです。
ガウチョパンツを履いた侍、ガウちゃん。 髭にちょんまげにガウチョパンツだし、結構わがままだし、わかりやすく媚びたりしないし、かわいいのかなあ…。 と思っていたのに、いつのまにかガウちゃんが愛おしく思えてきます。猫や犬がかわいいのと同様に、ガウちゃんもとってもかわいい。 高速でガウチョパンツ脱いでケツをスパンってする芸が意味わかんなくてかわいい。女の子のガウチョ侍ヒメたんもかわいい。そもそもガウチョパンツ履いてるのも意味わかんなくてかわいい。 かわいいとか愛おしいという感情に理由なんてないんですね。ガウちゃんかわいい。
常にラッキースケベを提供し続けるエロいギャルに翻弄されるラブコメかと思ったら、それ以上に加茂井さんの人間的かわいさ愛おしさに魅了されました。 まだまだ子どもらしい無邪気さ明るさがあって、困ったような笑顔にうっすら悲しさがあって、人のいいとこをちゃんと見ている優しさや賢さがある。 ストゥーは加茂井さんがエロくて美人だから好きなんじゃなくて(もちろんそれも大きな理由だけど)、どんどん人として惹かれていったんだろうなあ。 明るくてちょっとエッチでかわいいラブコメの軽やかさは損なわずに、キャラクターの人間的魅力をしっかり描いてるのがとっても素敵な作品です。 加茂井さんのかわいさはもちろん、ストゥーの優しさ芯の強さもちゃんとわかるから応援したくなるんですよね。2人とも魅力的なラブコメはよいです。爽やかです。
どんな漫画か簡単に言うと 付喪神と共に闘う現代ファンタジー(肌色成分多め) です つぐももは作者さんが 『登場する女性キャラ全て裸にする』を目標としてるなんて明言してる作品なので、そらもう脱げるし脱ぐし破けます 全裸が第2のユニフォーム、まであるかも でもそれだけじゃなくてバトルファンタジー面もシッカリあるんです そこでまず 主人公母の存在が出てきます 形見を持ってるくらいですし亡くなってますが、このママさんは位の高い神様と殴りあって勝てるくらい強い 第1話時点で故人である母が最新28巻時点でも未だ最強格として揺るがない 強いがゆえの悩みなんかも持ってたりしてたんですけどね 亡くなってからもその強さと存在感は作中1位のスーパーママンです ファンタジーとしてのつぐももは 母を超える事が大きなカギにもなっています。母は強し!(物理)です いやホントつぐももは技の多様さとか描き方も良い(語彙力…)んですよ あとは、武装もGood 主人公の相棒兼メインウェポンがまず着物の帯で、後半、他の子の力も借りるようになっていきますがソチラも主人公の武装としては珍しいとこなのが良きです。
みちとようちゃんは、表面的には上手くいっているセックスレス夫婦。 そして、みちと会社の同僚の新名と楓も同じくセックスレス夫婦。 飲み会の後、みちと新名が二人で飲みに行きお互いにセックスレス夫婦であることが発覚。 二人は、お互いに苦しい胸の内を分かり合える関係から、徐々にお互いに惹かれあっていくことに。 四人のそれぞれの心の葛藤が描かれているが、・・・。 表現が何となく表面的で、実際は、もっと心の中はドロドロしたものがあるような気がする。 まだ、4巻までしか読めてないからか? もう少し、読み進めてみよう。
ガウチョパンツを履いたガウチョ侍。 ペットとして飼育が可能であり、特徴は人のような構造と、若干のコミュニケーションが可能な頭脳と、ガウチョパンツとヒゲとマゲ。 何を言ってるかわからないと思うが意外と可愛い。 川原さんも可愛いが後輩は好かん!川原さんに近寄る男の影はガウちゃんが抹殺するべし。 意外とのほほんとした奇妙な日常モノで、たまに読みたくなる作品。
タイトルからご想像いただける通り他のグルメ系作品とは一味も二味も違うゲテモノ食材【蛙・カラス・ヤモリ・マンボウ・コオロギ・狸・クジラetc…】を扱っており "えっその食材食べれんの?" "テレビやニュースなんかで見た事あるがそんな調理法があったとは!" と毎回思わせる作品で中々強烈な作品となっております 物語的にはそんなゲテモノ食材を追い求め調理し貪り喰らう桐谷さんが生物部の先生や友人達を巻き込みながらも一緒にゲテモノグルメ道を突き進んで行くギャグ漫画さながらのストーリー性も良くグルメ×ギャグのバランスが毎回素晴らしい そして肝心のグルメや食材に関しては大半の食材が通販可能な物や一部地域では盛んに食べれる買える物ですし調理法やレシピも難しくはないのが良く他のグルメ系作品と比べても作者の描き込み作り込みが丁寧なのも作品の面白さに一役買っているんですよね とそんな素晴らしいゲテモノグルメ系漫画になっておりますので皆さんも是非一度食べ(読まれ)てはいかがでしょうか?
読めば読むほど、一体何を見させられているのかわからなくなってくる。 ドグーンという土偶型の破壊兵器のような化け物と闘う埴輪(埴輪土)だが舞台は現代! 埴輪を操るための儀式や流れ、完全に読者置いてけぼりであるが、察していくには十分! ものすごく細かな心理描写や説明も多いが、果たしてこれはどういう話なのか…!? 主人公だと思ってたやつは主人公じゃなかった…!すごいよ…! 絵も独特の線使いで羽生生純先生のような雰囲気が最初は強かったんだが細部までの描画は武富健治先生の方が多く、画角などもこだわっていてどれだけ凄いことが起きているかはわかりやすい! そして物語の展開がまたすごい…もう私の語彙力では伝えきれない!だが読む手が止まらなかった…!まだ6巻だけどこれはすごいよ。
馬と女性の描写で始まり若干それ令和にはキツい対比ではと思ったが、ディープインパクトを描くとあらば期待しないわけがない。 悲しい始まりだけど大丈夫かな…。 名前知らない人がいないディープインパクトと、競馬漫画といえばやまさき拓味 楽しみです!
面白くてかわいい女の子の日常系漫画が大好きです。 中身のない話だらだらしててもよい、ガチガチのギャグ満載でもよい、部活しててもご飯食べててもとにかく何でも、楽しそうだったらこちらも楽しくなります。 台詞がなくても、楽しそうなら楽しいです。むしろこの作品は台詞がないからこそ、もも子ちゃんの無邪気な奇行っぷりが引き立つのかもしれません。 赤と白のしましまが今日のラッキーカラーだったから、その辺にあった三角コーンを持ち歩くもも子ちゃん。 ギリ犯罪じゃね?と思いつつ、三角コーンを片手に縦横無尽に暴れ回る姿に魅了されました。 エキセントリックでかわいい女の子、最高です。 台詞のなさが独特の浮遊感を作り出していて、日常なのに非日常な世界観に夢中になっているはずです!
この作品は女性が外で働くことがまだ一般的でなかった昭和初期の日本を舞台に、女性探偵として働く星野美津子と、彼女が依頼人として出会った大学生の吉田朔というコンビの活躍を描く作品です。 昭和初期という舞台でありますが、登場する事件はトランスジェンダーや女性の社会進出など、どこか現代にも通じる問題を孕んでいるものばかりです。 そんな事件の数々を、自身も夢であった警察官への道を"女性である"という理由だけで諦めた過去を持つ美津子が、謎めいた雰囲気の朔が解決へと導いていく、謎を解決する痛快さと生きづらさを抱えている人々を優しく包む温かさを併せ持った作品です。 1巻まで読了
何を言ってるのかわからないかもしれないけど、気が付いたら最新刊まで読み終わっていた・・・ タイトルからは想像できないくらい内容も練りこまれて作りこまれている。 構想も28年とかなり長く温めていた作品ということで気が付いたら虜になっていました。 先日オタキングこと岡田斗司夫さんが自身のゼミで当作品について話をしており、この作品をポスト進撃の巨人、エヴァが出てきた時のような衝撃を受けたという風に話しておられました。 9巻で打ち切りというピンチを迎えておりますが、まだ連載延長の可能性もあります。 本当に読んで後悔しない作品ですので、一度読んでみてください! 打ち切りになって中途半端に終わるのはもったいないです。皆様の力で完結まで見届けませんか?
オラミちゃんみたいな女の子になりたい。 明るくて優しくてピュアなギャルマインド。恋愛も夢もまっすぐ追いかける一途さは、王道キラキラ少女漫画の主人公のよう。 好きなひとへの接し方がわからなくてラリアットぶちこんじゃう不器用さもかわいい。 握力500キロのオランウータンギャルという設定の突飛さも忘れるほど、ハイテンションでキュートでピュアなオラミちゃんに魅了されること間違いなし。 基本的にはめちゃくちゃ笑いながら読めるんですが恋する心理描写は繊細で、そのギャップもまたBIG LOVE…!!
周囲の漫画好きに勧められて読んだけど、全くとんでもねぇもん読ませてくれたなと思う。この漫画を読む楽しさというのは、冬季オリンピック期間中に日本が善戦しているマイナー競技にハマる現象に似てるかもしれない。カーリングとか。 最初は何やってんだか全然わからなくて、「いったい何を見せられているんだ」って感じなんだけど、見てるうちにだんだんルールが理解できてきて、お茶の間で「いや〜あそこはあっちでダブルテイクアウト狙うべきだったよ」って、覚えたての専門用語使って語っちゃう感じ。 それと同じでこの漫画もわかるとスゲー楽しい。メチャクチャ楽しい…!! ということは逆もまた然りで、「埴輪土」について右も左もわからぬ状態で読む1巻はメチャクチャ大変。 それでも登場人物たちがガンガン使いまくる専門用語を1つずつ覚えて、埴輪土について自分の力で読み解いていくのが本っっっ当に楽しいので、これから読む人は1話で挫折しそうになっても最初の大きな戦いが終わる第1部(4巻)まで読みつづけてほしい…! 絶対ハマるから。 https://i.imgur.com/XxUQMWP.jpg (△『古代戦士ハニワット』武富健治 1巻1話より) とりあえず1話は 「長野に光撃型か剣技型か不明の謎のドグーンが現れ、仮具土の埴輪徒である主人公・仁は、幼馴染の主巫女・クマリとともに蚩尤収めに臨む」 っていう感じなんだけど、わかるように説明すると 「長野に突然ちょっと大きい人間くらい(2m大)の土偶が現れて怪力や超能力で街を破壊したり人を殺し始めた。それを止めるには巫女の舞や祈り、そして戦いでおもてなしをして土偶の魂を鎮めて帰っていただくしかない。巨大土偶と戦うため、霊力の高い青年は巫女とシンクロすることで土でできた鎧にその魂を憑依させ、遠隔操作型の仮面ライダー的な戦士となる」 という感じ。 >【用語解説】 「蚩尤(しゆう)」…2m大の土偶のこと。一般にはドグーンとして知られている。 「特殊祭祀」…土偶に帰ってもらうための儀式。蚩尤収め、魂鎮めとも言う。 「埴輪徒(はにわと)」…埴輪土を操る強い霊力を持った男性。 「主巫女(あちめ)」…埴輪徒が埴輪土に憑依する際、ともにシンクロして力を貸す霊力の高い女性のこと。 第1部(4巻)を読み終わるころには、あのさっきのわけわからんあらすじが全部問題なく理解できるようになっているので安心してください。 (もはや完全に理解しきった今となっては、序盤のわけのわからぬまま置いてけぼりにされる感じがある意味心地よかったなとすら思う) ちなみに自分が作中で一番好きシーンは、3巻で真具土の埴輪徒である凛の戦いを警官隊が警備しているとこ。 >「神主も…正面のドグーンに向かって祈っている…!」 >「前のときと違うぞ…!!」 という警官のセリフに「だよな〜〜!?!!!」 と激しく共感してしまう。 気持ちメチャメチャわかる。だって昨日の人たちはドグーン(敵)じゃなくて味方側に向いてお祈りしてたし。「えっ!? 前のときと違う…!」ってなりました。 https://i.imgur.com/QmX2WPa.jpg (△『古代戦士ハニワット』武富健治 3巻22話より) いきなりわけわからん状況に放り込まれた警官そして読者が、現場でただじーっと儀式を見守り続けた結果、いつの間にか「埴輪土」について学習して理解し始めている…っていうこの感じが最高に冬季五輪観戦で好き。 ここまで専門用語が難しい的なことを散々書いてきたけど、もちろんただ難解なだけでなく ・変身ヒーロー×神道の面白さ ・シン・ゴジラを始めとする様々な特撮映像作品からの影響 ・緊急事態なんだけど神事なので準備にやたら時間がかかるシュールさ ・車社会の地方都市を自家用車で移動しまくる実家のような安心感 (「あっ 鶴ちゃんとこのリーフだ!!」って子供が当たり前のように知り合いの車種把握してるとこ最高に実家) という感じで、マジで魅力にあふれている作品なので漫画好きなら絶対一度は読むべき…そしてこの感覚を味わうべき! 2021年、鬼滅と呪術のあとに古代戦士ハニワットブーム来てほしい…!
ドラマも見たけど漫画もあとから読んでみました!ドラマだとキャストのキャラに多少左右されちゃうストーリーイメージだけど、漫画だとドラマよりもリアルに想像しやすいかも。
とにかく絵が素敵で面白そう! 漫画表現もこちら側に訴えかけてくるものがある。 親に言われるがまま勉強ばっかで、母の望み通り進学校に通っていても上手くいかなくて「このままじゃ、退屈なまま大人になっちゃう」と、東京を抜け出し秋田にいる美人な叔母のもとへ春休みの間だけ家出することに。そこで出会ったのはマーチングバンド部の高校生たちだった。 日々ロックのときも1話目から興奮してたけど、そのテンション! 今後見守っていきたい新連載!
漫画家志望で、普通のオランウータンの女の子、オラミ。 最近お隣に引っ越してきた、話したこともないOJISAMA(人間)に恋! 恋した相手にはついついラリアットをかましてしまう、ドジなところもあるケド… 意外と女子力も高いんです! オラミの親近感がわくイマドキ女子らしいパーソナリティと、不器用に恋する乙女な姿が、少女漫画を読んでいるのかと錯覚してしまいそう。 オラミの種族を超えた恋は成就するのか… 人類も霊長類も必読!
自分は歌・演奏・ダンス・新体操・フィギュアスケート大好きでして、マーチングの動画もYouTubeでよく見るんですよね。なのでマーチング漫画と聞いてワクワクしながら読んだのですが、 **いや〜〜〜〜もうめっっっちゃ好き…!!!** https://i.imgur.com/S7ENrbu.jpg (『みかづきマーチ』山田はまち) もうのっけから色使いが最高じゃん…? セラムン世代にぶっ刺さるキャラデザ可愛いじゃん? ストーリーがいいじゃん? 主人公のおばが美人じゃん? そして都会の女の子・ミーツ・秋田の男の子…! **いやマジでなんも言うことねぇ〜〜!!** 後ろ向きに悩んだり前向きに頑張ったり。苦しみと情熱がごちゃまぜになっててこそ青春だよなぁと感じさせてくれる、素敵な1話でした。
1話無料で何気なく読んでしまった本作ですが、コンビニ店員を通して日常におきるちょっとしたことを取扱い、派手さはないけど、ジンワリと響く話が多くて一気に全部読んでしまった。 何も変わらない毎日って、当たり前だけど、当たり前じゃない。 誰かが変わらないように頑張っているんだなと月並だけど思いました。 コンビニだって、いつも品物がスカスカではなく、きちんと並んでいますが、これだって島さんのような店員が陳列補充して頑張っているからだと思ったら、全てに感謝したくなりました。 ちょっとよくわからないかもしれませんが・・・そういう意識にもっていかれる作品だと思います。 島さんの背中の秘密や過去の話が、どこかで語られるのかな。 まだ、その片鱗すら出てこないけど、すごく楽しみです。
同著者『シガレット&チェリー』と同時期くらいに連載開始していたが、こっは先に終わってしまった作品。 どっちも好きだっただけに・・・正直いえば、こちらのほうが好きだっただけにちょっと残念な作品。 内容は、ガウチョ侍というガウチョズボンをはいた侍(もうマンマ)のようなキモカワな生物ガウちゃんと過ごす日常系漫画。 ガウちゃんは、宇宙からやってきたとか、主人公にしか見えないとかそういう特別な生物ではなく、漫画内では犬猫のようにごく当たり前に生息している設定。 主人公以外も、飼っている人がいて、またガウチョ侍の種類も手が長いとか姫タイプとか色んな種類がいる感じ。 これが、妙にかわいいんです。 外見はちっちゃいおっさん風味なんで、ちょっとイラッとするところもありますが、それも含めて不思議と愛嬌があって、みていて飽きないんです。 また、生態系が微妙に謎なので、何しでかすかわからない危うさもありますが、まぁ人類を滅ぼすとかそんな大層なこともなく、ゆるゆると日常を過ごす感じは癒やし系ともいえます。 好きだったのに4巻で終了。 さくっと読めるので、ガウちゃんに会いたくなって、たまに読み返してます。 あと『シガレット&チェリー』のキャラが巻末のおまけに登場するなど、同時連載ならでは試みもありますので『シガレット&チェリー』が好きな方はこちらも必見かもです。
同著者の『ワニ男爵』で、その唯一無二な笑いの感性にやられた者です。 その特徴は、大笑いする感じではなく、クスリというか、じわるというか、独特の言語センスが染み込む笑いを提供してくれるのです。 本作『愛しのアニマリア』も、同じ流れを踏襲しつつ、ワニ男爵よりもややテンション高めに設定されて、個人的にはドツボでございます。 握力500キロラブを筆頭に、主人公オラミが最初はネタキャラだと思っていたのですが、なんだか段々可愛く見えてくるから不思議。 ケダモノなのに、もう可憐な乙女です。 思い人の隣に住むオジサマに振り向いてもらうため、一途に、けなげに想いをぶつけていくのです。 (物理的にも。壁に穴とかあけちゃうし。) また、オラウータンだけど、ギャルっぽい言葉遣いなのも一周まわって良いです。 親友フリルとのかけあいが最高です。 恋する乙女は無敵なのだと痛感します。色んな意味で。
セックスレスの夫婦がお互いにすれ違っていき、ついには不倫にまで発展していく。そんな物語。 主人公・妻のみちが最初は健気でかわいいのですが、夫に夜の営みを拒否され続け、どんどん悩み傷ついていく様は胸が痛みます。その後同じセックスレスの悩みを抱える同僚と仲良くなり、好きになってしまうみちの心情や葛藤をとても丁寧に描かれており、男目線でも分かるなぁと思えるものがありました。自分が主人公だったら果たして、どう思ったのだろうか。どう行動したのだろうか。気付いたらハマってしまったマンガでした。
作者が小学生時代から中学、高校、大学とシリーズものとして描き続けてきた話らしい。なので大真面目なストーリーなんだけど往年のマンガあるあるネタ的なのが結構あって楽しい(脇役におしゃべりな出っ歯がいるとか)。 第一部は物語の導入なのでシリアスさが強かったけど、第二部はもっとコミカルになった気がした。こういうのも監督によって趣向が変わる面白さがある特撮へのオマージュらしい。 最初は10巻近くもあると手を出しづらいな〜と思ったけど、やっぱり読み始めるとあっという間ですね。打ち切り回避ムーブメントを起こして下さった皆さまのおかげでこれからはリアルタイムで楽しむことが出来ます!ありがてぇ。