この物語は、携帯やスマホが普及している現代では決してあり得ない、黒電話時代ならではの奇跡があるように思います。移り変わる桜の季節は、その時々で含む意味合いが異なり、感慨深さを際立ててくれます。桜の開花予想をニュースで聞く度にふと思い出しては、一刻館の面々にまた会いたくなるのです。
色々とネタにされがちな「美味しんぼ」ですが、食材の知識や、料理に関するうんちくまで、いろいろ勉強になる部分は多いです。(特に初期の頃) 私自身はそういった料理には全く興味がなかったのですが、山岡親子に「食」のなんたるかを叩き込まれているようで、いつの間にか食に対する見方が大きく変わったような気がします。
恋人は、容姿端麗な女子ボクシング部のエース。だけども、恋愛事情にはめっぽう疎い。そんなアスリートならではの、リアルな恋愛模様を楽しむことができます。それにしても早乙女さん、めちゃくちゃかわいい。これってもしかして日本の女子が本来目指すべきところなんじゃないの?なんて妄想してしまう今日この頃です。
同じ特撮好きとしては、こういう人が身近にいたら楽しいだろうなと思います。そこまで大げさではないと思いながらも、現実世界とのバランスをどう取るのかは悩ましく共感してしまいます。思わず同意したくなるあるあるネタも豊富です。ディープなネタや、知らなかった事も多くて勉強にもなった。
嫌な事があっても美味しいご飯を食べれば忘れてしまう。 昔、当たり前のようにあった感覚が大人になっていつの間にか無くなってしまっている時、この忘却のサチコに出会いました。 サチコが何もかも忘れ、一心不乱に美味しい物を全力で食べる姿に感動すら覚えます。この漫画のおかげで、食の大切さや楽しさを再発見したように思います。
ナイスバディのお姉さんかと思いきや、なんとピュアピュアな小学生!お母さんと2人暮らしだった風花ちゃんは、仕事の都合で大阪の親戚の家に預けられることになります。夫婦には高校生の息子がおり、風花ちゃんのナイスバディと美貌と純粋無垢な優しさと正義感で周りを幸せにしていきます。 結構アダルトな描写が多くギョッとしますが(笑)、ハートフルな暖かいストーリーで優しい気持ちになる漫画です。
漫画の編集者の物語で、業界の裏事情も分かって楽しめるのが編集王です。熱い部分もあるのですが、現実に即したドライな面も描かれていて、理想だけではダメなんだということを思い知らされます。それでも、根底にある信念が描かれていて、それぞれの生き方を考えさせられます。
中学生の頃に、兄の本棚で発見し読んでました。子供心にとって少し大人の世界で、ドキドキ胸を膨らませて読んだ覚えがあります。 恋愛ってどの時代どの年齢でもピュアで素直に想いを伝えれなくて、すれ違ったり泣いたりするんだな〜と東京ラブストーリーを読んで思いました。
新米看護婦・似鳥ユキエが少しずつナースとして成長していく物語。現代とは環境も事情も違う部分があるかもしれないけどリアルさを感じました。優しさだけでは看護師は務まらないことがよく分かったし、プロの看護師とはどういうものかを教えてくれたように思います。病院で働く人に一目置くようになりました。
スマートフォンとかドローンが出てくるあたりが現代的なのと、バリキャリで海外に飛び出して行ったリカが帰国して田舎で農業というのも絶妙にバブルから目覚めた日本という感じ。さすがに1巻ではそこまで掘り下げた話にもならず、爽やかな黄昏流星群みたいな感じだった。
この物語は、携帯やスマホが普及している現代では決してあり得ない、黒電話時代ならではの奇跡があるように思います。移り変わる桜の季節は、その時々で含む意味合いが異なり、感慨深さを際立ててくれます。桜の開花予想をニュースで聞く度にふと思い出しては、一刻館の面々にまた会いたくなるのです。