テレビ界で色々な駆け引きをしながら謎の女、天宮詩織が「電波の城」であるTV局の頂点を目材していく物語を天宮詩織の近いところにいた真摯なジャーナリストである谷口ハジメの回想録という形で進んでいく。 最初の方はTV局での女性同士の戦いがメインで天宮詩織が問題に対処しながら徐々にTV局での主導権を握っていくことになる少しづつ天宮詩織の過去が小出しになっていき謎は深まっていく。中盤からTV/ジャーナリストの未来と天宮詩織の過去が並行して進んでいくが途中から天宮詩織の過去にとって重要な宗教団体などが絡んでくる。この宗教団体は80年代後半から90年代を生きていた人に忘れられない某宗教や、ジム・ジョーンズの人民寺院を思い出させる内容だった。 天宮詩織の過去を知ろうとするジャーナリスト、関係者同士の意図していない繋がり、最愛の父の病状などが絡み合って伏線を回収しながら最終回に向かっていく。 最初からこういう最後を考えて進んでいたかどうかはわからないが、天宮詩織に起きる出来事の順番が少し違うだけでも全く違うラストが想像もできた。この終わり方はある意味納得できるから好きかな
※ネタバレを含むクチコミです。
自分が高校生の頃は野球部の人ってなんか怖くて近寄りがたかったなぁ。自分が運動音痴なのもあってスポーツに全く興味がなかったので、高校三年間のうちに野球部が甲子園に出場した年もあったけど応援に行かなかった。久しぶりに高校球児ザワさんを読んでやっぱり行っておくべきだったなと後悔しました。あと大人目線で読むと野球部員達が可愛いくてしょうがないですね!私が好きな野球部員は①楠本②都澤(兄)③長谷川です。
三代も総理大臣を出した家柄の御曹司議員と元地下アイドルの新人議員が国会を舞台に繰り広げる(おそらく)ラブストーリー! 御曹司は世襲議員で親の背中を見て育ったから世の中にちょっとうんざりしてる系。元地下アイドルは何をするか分からない爆弾娘の予感!彼女がなぜ議員になろうとしたのか気になる… ふたりの出会いがはちゃめちゃで楽しい。道でぶつかって元地下アイドルが両手に持ってた山盛りのアイスを落としちゃったから、御曹司は金で解決しようと千円握らせるんだけど八十円足りなーい!と追いかけてくる爆弾娘。 これは続きが楽しみだなぁ!西炯子さんが政治を斬ってくれるのにも期待大。
そんなファンタジーみたいな学生生活を送った人には特に刺さるんではないでしょうか。私にはありませんでしたが。。 最初は単なるラブコメかと思っていたけど、後半の就活のあたりはかなりリアリティのある群像劇で、モラトリアムから大人になっていく過程でのヒリヒリした人間関係が面白くて一気に読んでしまった。物語の舞台は現在にありつつ、なんでこんなことになってしまったのかを思い出しながら進む構造も効いている。 自分の記憶ではこれが描かれた2003年前後に一度80年代のリバイバルがあり、2016年くらいからまた80年代の波が来ている(今度は世界的に広がりつつ、90年代にスライドしてる感もあるが)。しかしいま80年代を振り返ることと、20年前に80年代を振り返るのは、同じように見えて決定的に違うんだな、ということを震災や新型コロナ、働き方改革や#MeToo運動などを経験して思う。
エースとして中学時代をサッカーに捧げた翔太は、片足が義足の高校生になっていた。 気を使うのも使われるのも面倒なので、人と関わらない生活を送っている。 ある日、小さな子供の危機を救うために反射的に走り出していた自分に戸惑うが、偶然そこに居合わせた義肢装具士の千鳥と知り合ったことでスポーツ用義足を知り、もう一度スポーツの世界へ返り咲く希望を見出す。 来年の東京オリンピック・パラリンピックへ向けて気持ちが高ぶるような連載を期待!
名前だけでもオシャレな雰囲気の野菜を調理してめんつゆやマヨネーズで食っていくマンガ。「ルバーブ」「ロマネスコ」「アーティチョーク」あたりはみかけるたびにこんなの誰が食うんだと思ってたけど凝った調理をしないレポートして大変参考になった。初期はちゃんとナゾ野菜の話がメインだけど後半になればなるほど他の話が多い気もした。
テレビ界で色々な駆け引きをしながら謎の女、天宮詩織が「電波の城」であるTV局の頂点を目材していく物語を天宮詩織の近いところにいた真摯なジャーナリストである谷口ハジメの回想録という形で進んでいく。 最初の方はTV局での女性同士の戦いがメインで天宮詩織が問題に対処しながら徐々にTV局での主導権を握っていくことになる少しづつ天宮詩織の過去が小出しになっていき謎は深まっていく。中盤からTV/ジャーナリストの未来と天宮詩織の過去が並行して進んでいくが途中から天宮詩織の過去にとって重要な宗教団体などが絡んでくる。この宗教団体は80年代後半から90年代を生きていた人に忘れられない某宗教や、ジム・ジョーンズの人民寺院を思い出させる内容だった。 天宮詩織の過去を知ろうとするジャーナリスト、関係者同士の意図していない繋がり、最愛の父の病状などが絡み合って伏線を回収しながら最終回に向かっていく。 最初からこういう最後を考えて進んでいたかどうかはわからないが、天宮詩織に起きる出来事の順番が少し違うだけでも全く違うラストが想像もできた。この終わり方はある意味納得できるから好きかな