この漫画の主人公は、不治の病で余命7日を宣告されたおばあさんで、認知症なのか病気のせいか記憶がところどころ抜け落ちています。飼い犬名前から実の娘の名前まで日に日に忘れていくなか、名前も顔もわからない人と文通をしていて、その人に会いに行きたいということだけは最後まで忘れませんでした。そんな母の姿を見る娘はとても複雑そうで…という話です。 宣告される余命って通常、短くても数ヶ月だと思うんですが、7日って言われたらどうする?というのは読んで考えてましたね。自分は誰かに合うというより、行きたい場所に行くんじゃないかなと思いました。しかしいずれにしろ7日は短いな…
ちょっと猫が可愛すぎて話が入ってこなくなる時があります。44話の扉絵、なんですかあれは。めちゃくちゃ可愛いんですけど。しばらくわなわなと、眺めてしまう可愛さです。手がぱぁって…!! 白丸先輩とロロちゃんのおそろのチャイナ服とかっ…!! 39話のネコノメ、ツーちゃんの行方を追うふたりの贅沢な時間が良かった。天文台で寝てる理由も。 ツーちゃんにもいろんな顔と繋がりがあるんですね。 あと背景がとても素敵で、ただの背景じゃない。 この時間帯、この場所にいるときの、この人はきっとこんな気持ちだろうかっていう想像が膨らむ背景で、遠出してのんびりした景色に触れたくなります。
90年代の雑誌『ビッグコミックスピリッツ21』誌に載っていた版画ギャグ漫画。作品の生まれた背景など、詳しい内容については、中野晴行さんのコラムで完璧に紹介されてますので、そちらをご覧ください。 https://www.bookbang.jp/article/540189 版画を描く漫画家といえば畑中純の「どんぐりと山猫」などもありますが、それらの作品はどちらかというと“絵本”に近い印象がありました。「怪奇版画男」の凄いところは、現代の漫画のコマ割りや、演出技法を細かい部分まで、版画で忠実に再現したところにあると思います。 紙版は、箱入りの装丁で、手触り感のあるコレクター欲をそそる本になってます。やはり版画ですから、紙でないと伝わらない魅力は確実にありますね。絶版なので古本で購入するしかないですが、それだと唐沢なをき先生の労力があまりにも報われないと思うので、お布施の意味を込めて電子書籍版でも購入を検討してみては如何でしょうか。
受験のため早稲田アカデミーに通い始めたのをきっかけに読みはじめました。臨場感がとてもあり、最高に面白いのでおすすめです。
科学革命に挑む異端者たちの話。カタルシスを予感させるし、とても好きなテーマです。それだけに、マンガ大賞にノミネートされた時点の2巻という序盤では、同じく今年のマンガ大賞に名を連ねるフリーレンや推しの子、怪獣8号などとくれべるとストーリーテリングでの物足りなさを感じてしまいます。3巻になって役者が揃ってきたのと読みやすくなってきたので続きへの期待値が上がってきました。
※ネタバレを含むクチコミです。
伴や井上の人間的な成長に、厳しいけど、誠実な評論家・永坂や伝説のサービスマン・ヤンの存在などは面白かった。 だけど、あまりにも展開が雑過ぎた。 伴とあすかをくっ付ける為に、 羽山を事故死させたり、 年上の後輩・土屋がヘドが出るほどの 卑怯者だったり、 ライバル店の妨害が殺し屋を雇って、 あすかを人質に取ることだったり、 料理が関係無い所まで行ってしまった。 これなら、一作目で綺麗に終わらせた方が 良かった気がする。
ケイとシズクの関係、どうなるんだろう。 まさか河童になるなんて。 シズクは河童の姫さまで、、物語も途中だから疑問符なところも多くて、不思議な話。 ケイは人間に戻れるのか、河童の姿が見られちゃうのか、気になります。
小さいおばさん(おじさん?)に見えなくもない一匹の犬が、ペットに縁がない王島家へやってきた。 最初は飼うのではなく預かるつもりだったものの、あっという間に正式な一家の一員になり“こずえ”(母命名)といういい名前をもらう。 実はこずえ、脱走して高台から海を見渡したり、相手によって振る舞いを変えたり(母には絶対逆らわない)、うんちを坂の上から転がしたいがためにわざわざ数日間我慢して硬いコロコロうんちをするような、天才犬でした。 いわゆる犬の愛らしさは殆どないけど、人生何回目?的な落ち着きがある。 そんな雰囲気が王島家にぴったりだと思う。
この漫画の主人公は、不治の病で余命7日を宣告されたおばあさんで、認知症なのか病気のせいか記憶がところどころ抜け落ちています。飼い犬名前から実の娘の名前まで日に日に忘れていくなか、名前も顔もわからない人と文通をしていて、その人に会いに行きたいということだけは最後まで忘れませんでした。そんな母の姿を見る娘はとても複雑そうで…という話です。 宣告される余命って通常、短くても数ヶ月だと思うんですが、7日って言われたらどうする?というのは読んで考えてましたね。自分は誰かに合うというより、行きたい場所に行くんじゃないかなと思いました。しかしいずれにしろ7日は短いな…