月刊!スピリッツの感想・レビュー78件<<1234>>痛いほど切ない血の領域 文野紋名無し※ネタバレを含むクチコミです。欲しい物が手に入らないどうしようもなさ血の領域 文野紋めんそ〜れ前作「君の曖昧」がとても印象深かったので月スピに載ってるのを知って、おっ!と思い早速読んでみました。 読み終わって、意味深なタイトルだったのかなと、正直真意は読み取れなかったかもなと思いました。 あの人は持っているのに、自分には手に入らない。欲しいのに手に入らない。思い通りにならない。若いせいなのか、子供だからなのか。 どうしようもないことなのに、どうにかしたいという焦燥感がしんどいくらいに伝わる内容でした。 あの子はこれからも左手の薬指にとらわれて生きてゆくのか…。未来のことは、神のみぞ知る。God Only Knows 山田胡瓜名無しあらゆるリスクを排除した近未来では、リスクだらけの自然妊娠も罪とされ、人工子宮がスタンダード。そんななか、大きなお腹をした女性がひとり、ヒッチハイクをしています。 自然妊娠がいかに身勝手で無責任であるかわかっていながらも、彼女が目指す場所とは。 現在からは考えられないifの物語、でももしこんな未来になったとしても、命の誕生に勝る尊さなんて無いんだということを忘れないようにしたい。大童澄瞳の、幻の処女作(未完!!!!)ウサゴギ 大童澄瞳にわか処女作から吹き出しとか台詞の置き方とかキレッキレで変態的。というか、途中からいきなりネームになるからめっちゃビビったわ!さらに未完とくるからフリースタイル極まれり。 話の中身についてはまぁUFOに関してなんだけど、作中の台詞が全てだったので引用したい。「情報が整理されないまま話がどんどん進んでいくぞ…」 天才作家のラブレターの顛末?!グッバイ、ノーベル! 竹充ヒロ名無しゴーストな作家とサトリ世代JKのノリが新しいギャグマンガ。 ノーベル文学賞にもっとも近い男だった作家の主人公が不意の事故で亡くなる。受賞よりも机の引き出しに仕舞い込んだ隣人女性宛の大量のラブレター(え?ストーカー?)が気掛かりで死に切れない…!そこであの世で知り合うも幸運なことに生き返り幽霊が見えるようになった女子高生に手紙の処分を頼むことに。ノーベル文学賞レベルの小説を「超つまんない」と言い放ったサトリ世代の女子高生が、ラブレターを読んで「エモい」と泣いた。そして自宅に持って帰った。 天才作家の生き恥?はこれからどうなる…。『トゥルーブルーズ』やまもとありさ 月刊!スピリッツ 2017 6月号トゥルーブルーズ やまもとありさ地獄の田中バンドのメンバーに求めるレベルが高すぎて軽音部を追い出されたドラム女子亜也子(コテコテロックンローラー)がギターを弾くと楽しくなって周りが見えなくなる下手くそ沙世にギターを教えてギタリストとして育てていくうちに仲良くなって・・・っていう感じで軽音部を舞台にしたマンガ いじめというわけではないけど元バンド仲間との陰険な諍いがあったりしながらも演奏シーンが爽快で面白かった<<1234>>
※ネタバレを含むクチコミです。