ANAGUMA
ANAGUMA
2021/09/28
和製SF、Deep Insanityプロジェクト始動!!!
最近ゲーム・アニメ・マンガ同時並行で起ち上がるメディアミックスって逆に珍しい気がしてたので楽しみだったやつです。プロジェクトや世界観の詳細は公式サイトで。 https://www.jp.square-enix.com/deepinsanity/ ざっと言うと「人間がモンスターになっちゃう奇病が発生したので南極の穴に潜って調査するぞ!!」って感じです。とりあえずマンガ版を読めば世界観だったり設定だったり雰囲気はつかめますし、アニメとゲームにも入りやすくなるんじゃないかと思います。 「NIRVANA」は最も先行して発表されていた企画で、アニメとゲームのリリースタイミングに合わせて2巻一気に刊行されました。 主人公はさらわれた少女睡蓮を救い出すために南極へ向かう少年ソルと、なんでも屋ヒルデガルド・オルインピアーダ・山田。個人的にはこのヒルデガルド・オルインピアーダ・山田のネーミングに惹かれて追い始めたといっても過言ないのですが作中だと結構「山田」って呼ばれてるのもじわじわきます。そっちなんだという。 かっこいいお姉さんと少年のバディアクションというだけでも間違いないですし、様々なSFガジェットが出てくるのもテンション上がります。世界を牛耳る大企業(しかも3つも出てくる)とか好き。 これ系の世界観とかデザインテイストの作品って、今だとアークナイツとか海外製のゲームが覇権取ってる気がしていて、国産コンテンツでも盛り上がってほしいジャンルだなーと思っていたので楽しみです!
野愛
野愛
2020/11/12
ダ・ヴィンチ・恐山というインターネット
ダ・ヴィンチ・恐山をダ・ヴィンチ・恐山として認識したのはいつ頃だったんでしょう。RTで何かしらのネタツイートは見かけているはずなのに記憶にあるのはにぅまさんのツイートばかりだし、オモコロで記事を見ているはずなのに永田さんの女装姿とかARuFaさんの奇行ばかり脳裏に焼きついています。 それが今更ながら恐山大好き。匿名ラジオ毎週聴いてるしオモコロチャンネルも見てるし一回だけ復活したオールナイト虚無も聴きました。 なので読んでみました。 めちゃくちゃ恐山。今も昔も恐山。 恐山すぎる〜という喜びによってさらに面白さが倍増してる気はしますが、それを抜きにしても面白い。インターネットという観念がここに凝縮されています。 乳首がもし取れたらの話はほぼ大喜利だし、それに付随する言葉遊びがめちゃくちゃインターネットです。「#名作に一文字足して台無しにする」みたいなのみんな好きでしょ? 今年の干支ってウサギだっけ?メスゴリラだっけ?っていうのもVIPのスレタイに絶対ありそうです。 巨人になってしまったら踏みつぶさないように新宿御苑にって話は匿名ラジオでもしてた!恐山だ〜!!やった〜!!とARuFaさんのようなテンションになってしまいました。 古参の恐山ファンは間違いなく読んでると思いますが、わたしのような新規の恐山ファンも間違いなく面白いですし、恐山のことはよく知らないけどインターネットが好きなひとにもおすすめです。 匿名ラジオもぜひ聴いてみてほしいです。
兎来栄寿
兎来栄寿
2020/10/24
もしも好きな人の死ぬ日が視えたなら。
霧友正規さん原作のライトノベルのコミカライズです。作画を担当するのは『星野、目をつぶって。』の永椎晃平さん。 様々な物語を見てきている人であれば、この作品の根幹となる「他社の寿命が数字として頭の上に見える」という設定に既視感は覚えるでしょう。 『デスノート』ではまさに同様の設定がありましたが、最近でも『プランダラ』や『ドクザクラ』など寿命でなくとも何らかの情報を示す数字が人間の上に浮かぶ演出がなされる作品というのは数多く存在します。 また、キャラクター造形も脇役に至るまでよく言えば卒がなく、悪く言えば没個性という感じで突き抜けた魅力というのは感じ難いかもしれません(永椎晃平さんの絵の美麗さによってヴィジュアル的にはとても魅力的です)。 『100日後に死ぬワニ』の大ブレイクにインスパイアされた数多くの作品によって、「限られた命や時間をいかに生きるか」という命題にやや食傷気味の人が多いのも逆風かもしれません。 しかしながら、こうした珍しくない素材を使ってはいてもその調理方法は非常に丁寧であるという印象を受ける作品です。ライトノベルというジャンルが基であるならば、むしろこれがあるべき姿と言ってもいいでしょう。多くの人が安心して楽しめる、笑って泣ける恋愛+αの物語がここにあります。恐らく、中学生の時に全然物語に触れずにこの作品に出会っていたなら、大きく感銘を受けた気がします。誰かにとってのそういった体験になり得る作品です。 個人的には、特に創作という行為がひとつ物語において重要な意味を持っているところが好みでした。 全2巻で綺麗に完結しているので、ストレートで感動的な恋愛エンターテインメントを摂取したい方にお薦めします。