諏訪美術大学3年・彫刻学科研究室の新美創一朗は美しいおっぱいを追求し、理想の女体を求めて作品を制作していたが、ある夜妖怪に襲われ、妖怪を退治する影姫と出会う。彼女が人間界で活動するには塑体が必要で創一朗は彼女の身体を作ることに!?変人美大生とオモシロ妖怪のバディアクション!
銃声飛び交う狂騒の時代を生き抜く男がいた。 娘と国、そして己の未来の為、闘う男が行き着く先はー…。 執念と美意識から生まれる圧倒的筆致。 見る者すべてを魅了した『虎の娘』未発表作が40年の時を超え復活!(ヤングキングアワーズ2021年8月号)
山と緑ときれいな湖に囲まれた自然あふれる父親の田舎にひと夏の帰省でやってきた都会の少女いさな。父の運転する車で行く道すがら、過疎が進んでいることを実感しつつ今は亡き祖父たちが暮らした家に向かっていたその途中怪異に襲われ!?いさなが田舎で出会った不思議な少年クロと繰り広げるひと夏の大冒険!
たった0.2ミクロンのゴートウイルスは人の体内で増殖、身体から溢れ出てきたウイルスは互いに融合してデカくなり人々を襲う!ウイルスによって一変した世界で、灘組の用心棒の九頭と詐欺担当の五味は殺された組長の仇を取るため、ウイルスに立ち向かうことに!?ウイルス×バディ×バイオレンスアクション!
ばいばい、アース
生きていくには、理由がいる。人々が様々な動物の形をまとう亜人が住まう世界。何の特徴も持たない「人間」として生まれた少女・ベルは自分と同じ存在を探す旅に出る…冲方丁が描く「異世界転生」ストーリー!書下ろし特別編も収録!
もっけの箱庭
美しい景色を自分だけのものに…江戸の昔からそんな思いを抱いた人々を魅了してきた「箱庭」。その中には「もっけの箱庭」と呼ばれるものがあり、庭には「主」が住まうという…やむを得ない事情から箱庭専門庭師となったれんだが!? 草川為が描く植物×あやかしファンタジー!
学生寮に入寮した新1年生・柴田千尋。彼を待ち受けていたのは可愛いけど“迷惑”な先輩寮生と不思議な現象…!? 学園は夢とオカルトに溢れている!? アワーズ初登場の新鋭による学園トラブルコメディ!
四国の小藩主のお気楽三男坊が藩の御用で江戸に出てきたはいいが!? 煙を操る心優しき田舎侍が江戸で起こる様々な事件をどんどん解決! 煙男の大江戸事件簿ここに開幕!
ミズハコセカイ
学生生活に疲れた大学生が訪れたアクアショップにはアクアリウムに詳しい美少女がいた!? 水槽のレイアウトや観賞魚の種類など、アクアリウムライフに必要な知識がつまったアクアリウムHow to本ラブコメ!
コミックス未収録のイラストは勿論描き下ろしマンガも多数収録! アニメのボックスに使用したイラストや、今までのアワーズ読者ページのインタビュー集も完全収録! 河合荘の魅力全てが余すことなく詰まったファンブック!
カグラ舞う!
東京生活から一転、両親の故郷の田舎に移ってきた神楽は、いきなり神社の社務所に住むことになるが、深夜の神社で目撃した神楽の舞に惹かれ、学校の神楽部に入部することに…!? 女子高生×神楽の日本伝統4コマコミック!
夏目房之介やいしかわじゅんが高く評価していて、大友克洋に影響を与えもし、 一時代を築いた伝説的な漫画家。 宮谷について知っていたことはこんなところだった。 検索して出てくる絵はどれも暑苦しく、執拗な描き込みに満ちていて、 劇画の時代を体現していて........さっき名前を挙げた二人の漫画評論なんか読むと、なかなか凄いっぽいのはわかるけど、いまいち どう凄いんだっていうのが伝わりづらい、まあいわば近寄り難い人ってイメージを 否めなかったのよね。 しかしそんな彼が久々に新作を描いたとあって、門外漢である自分もどんなものを描いたのか、ちょっくら確かめたく思い、ヤングキングアワーズを手に取ったのである。 結論から言うとそれほど面白くは感じなかった、かな。絵がどうしても古くて、やっぱりその、世代が違うっていうか、なんだろうね。カッコいい無骨な男が訳有りな少女を守り抜くという、王道といえば王道な話が、しかし絵の古さでグルーブできない。 (主人公の相棒が襲ってきた二人組にガソリンをぶっかけ、逃げていくところを あえて主人公が挑発して発砲に追い込み、たちまち火に包まれるシークエンスや、敵の組織の鉄砲玉に対し、丸腰にも関わらず自身が銃を持っていると思い込ませて、迫力だけで相手を逃亡に追いやったりするところはカッコ良かったです。) もっと調べてみると、実は新作でもなくて、80年代に創刊まもないスピリッツで短期間連載したシリーズの未発表の前日譚だったらしく。 だからなのか、長期間新作を描いてこなかった漫画家がある時その空白を破った時、何かとてつもない風景を目の当たりにできるのではないかという衝撃、それが全然なくて、正直がっかりしてしまった。なんだ再録かよー、的な とりあえず宮谷一彦をほとんど読んだことのないひとが読んだ人の率直な メモ程度として、書き残しておきます。 (宮谷作品は他にも色々あるのでまたチャレンジはしてみたい!)