いい意味で「読むと疲れる」漫画
mampuku
mampuku
約1ヶ月前
最近また面白いと評判なので数年ぶりに読み返してみてるのですが、ジャンプの看板クラスでは珍しいタイプの読み応えを感じる作品だなと改めて感じます。 鬼滅にしても呪術にしてとワンピースにしても、主人公や敵に思想のようなものが無く、幸福や正しさの在り方について思い悩むようなこともなく、敵の害意に対して主人公たちが怒る→バトルする→倒して解決というアンパンマンや水戸黄門に感動ポルノを混ぜたような漫画がほとんどである中、そうでないヒロアカって意外と異質なんですよね。目まぐるしく変わっていく状況の中で、ヒーローもヴィランも常に悩み続けている。鬼滅より遥かに読んでて疲れますが、炭治郎よりデクは親しみやすいです。 優劣ではなく好みの問題な気がしますが、ハガレンや進撃の巨人のように世代を超えて語られる少年漫画ってこういう漫画なのかなって思いました あと、数年経つとキャラクターの趣味も変わりますね。以前はヤオモモ単推しでしたがねじれ等推せる子が増えました。爆豪の良さも分かってきた
僕のヒーローアカデミア
カイジの原点、再読
六文銭
六文銭
約2ヶ月前
高校くらいに、1度読んでどハマりした作品。 正直、失礼を承知で言うと、その時まで絵柄が合わないと読まないくらい、絵を重視していたのですが、何気に絵がアレでも初めてハマった作品が本作です。 それくらいストーリーにひきこまれていきました。 当時は、駆け引きとかよりも、少年ジャンプ的な勧善懲悪、努力の後に正義は勝つ的な漫画ばかり読んでいたので、本作の最後、兵藤との一戦後は、衝撃でした。 正義(主人公)は必ずしも勝たない、大人の世界を体験させてくれたので、今でも大事な1冊で、こうして度々読み返すんですね。 そして、やっぱり面白い。 ゲーム性もそうなんですけど、勝利や敗北を通した「勝負の美学」が、 やっぱりグッとくるんですね。 勝つために、それこそイカサマをやってでも手段を選ばない姿勢。 死力を尽くして負けた後の、受け入れて、ごまかさない態度。 人間の尊厳 とも言うべき美しいプライドを、それぞれのキャラが魅せてくれて、すごい格好良いんですね。 昔の武士のような、生き様です。 まぁ、やっているのは債務超過の底辺人間同士の博打なんですけどね、だからこそ、輝くのかもしれません。 続く作品も、どれも面白いのですが、やはり原点は濃度が違うように感じます。 ギャンブルという一ジャンルとして閉じず、上記の人間ドラマも是非味わってほしいです。
賭博黙示録カイジ
小気味良くて耽美でほんの少しシリアス……これは名作だわ
たか
たか
3ヶ月前
初めて読んだ魔夜峰央作品。想像してたより全く癖がないうえに、「昔の作品だからそういうとこあるよね…」という忖度を全く必要としない、リアルガチで今読んでも本当に面白い漫画ですごい。 パタリロがボケを重ねまくりそれにバンコランが律儀に突っ込むという軽妙なテンポが最高に心地いい……!しかもそのボケが超シンプルでくだらないとこがまた緩くて好き。 地味にびっくりしたのがロンドンからストーリーが始まるところ。そんなお洒落でグローバルな場所で物語が繰り広げられていたとは知らなかった。 あとソッコーで人死にが出るとこ。ループ日常系ギャグかと思ったらそうじゃないのか……。 そしてなにより、美少年殺し・バンコランとその周りの美少年たちの絡みという、本来強烈なボケに当たる部分に一切突っ込みが入らずスルーされてるところが、逆にメチャクチャ今っぽいな〜と思った。他人の性的指向にあえて触れる必要もないしそこをわざわざ弄る必要もないという意味でも、「ボケに突っ込まずボケを重ねていく」という笑いのスタイル的な意味でも今っぽくてスルスル読める。 ほんと読めば読むほど、パタリロ陛下の可愛らしいご尊顔としょーもないボケが癖になるしメッチャ癒される!名作です。 (▽1巻より。陛下のプレシャスなボケ)
初めて読んだ魔...
逝ってしまわれた
さいろく
さいろく
3ヶ月前
心不全とのこと。御年74歳、仕方ないのだけど寂しい。 代表作はやはりこの「風雲児たち」だけど、ホモホモ7やハムレット、スターウォーズドン・キホーテ?も好きでした。 以下抜粋 https://www.asahi.com/articles/ASP8M6VXRP8MUCVL016.html 79年に連載を始めた「風雲児たち」は、関ケ原の戦いから幕末の動乱へ至る壮大な歴史を、ギャグ漫画のタッチで生き生きと描き、歴史漫画に新しい地平を開いた。2004年に手塚治虫文化賞特別賞、20年に日本漫画家協会賞大賞を受賞。三谷幸喜さんの脚本で18年にテレビドラマ、19年に新作歌舞伎になった。続編「幕末編」を「コミック乱」(リイド社)に連載中だったが、未完に終わった。
風雲児たち