あらすじ
『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN』の偉才・安彦良和が、中東の火薬庫「クルディスタン」を舞台に描く冒険活劇の初期傑作、ついに電子化!日本人の父とクルドの母を持つ真名部ジローは、生き別れになった母からの手紙に導かれ、10年ぶりにトルコを訪れる。しかし、その手紙はジローをおびき寄せるために、クルド武装ゲリラで「鉄の腕」(デミレル)の異名を持つカシムが出したものだった。ジローはイスタンブールでクルド人ゲリラとトルコ治安軍との対立に巻き込まれ、トルコ東部辺境の地クルディスタンへと逃れる。部族が潜む秘密の洞窟でジローが出会ったのは、同じ「ジロー」という名を持つ不思議な少年だった──。クルディスタンは今もなお、国際政治の狭間で翻弄され、戦禍の中にある。しかし、トルコ治安軍の弾圧にも、サダム・フセインの化学兵器にも、イスラム国のテロにも、アサド政権の空爆にも屈しないクルドの人々。その不屈の魂の淵源に触れることができる、貴重な一冊だ。「剽悍な民族クルドはそのような民である。典型的に勁くしたたかな、しかし非業の民である。絶えず生存をおびやかされながら、しかしきっと生存し続けてゆく民族である。我々は結局そういう彼等の姿を此岸から黙って見守るしかない」(著者あとがきより)
あらすじ
5年ぶりのトルコには大きな変化が! 久しぶりのトルコは、何だか違う雰囲気…? 変わっていく国といつでも温かい家族を描く異文化エッセイの金字塔最新刊! 成長した息子・ケナンのトルコ一人旅も掲載!
リアルなトルコ事情を隅々まで描いたエッセイ。トルコ滞在中に出会ったトルコ人男性と結婚し、日本とトルコを行き来しながら描いています。これを読めば、言語、風習、人柄、流行、が大体わかる。この単行本は2018年発売ですが、シリーズは1992年に始まり、今もオフィスユーで連載中です。
当たり前だけどトルコも約25年で随分と変わり、読者としてもノスタルジーになりつつ、大学生になった息子ケナンくん主観での話があったりして感動しました。今のトルコで気になるのはテロですが、トルコ人はみんな慣れているので日本人にとっての地震のような感覚らしく、かつ地元の人は危ない時間や場所をなんとなく感知しているようだとか。ケナンくんも一人でトルコに行き、従兄弟と旅をして楽しそうでした。それほど身構えずにトルコ旅を計画しても良さそうです。ご飯がめちゃくちゃ美味しそう!
あらすじ
受験世界史界の伝説講師・ゆげ先生による、世界史シリーズアラブ編が電子で登場! どうしてアラブは平和にならないの? 世界を脅かす過激派組織「イスラム国」の正体は? そしてなぜ存続し続けるのか? 今もなお不安定な社会情勢が続くアラブの現実も、歴史から紐解くことができます。塾生の9割がセンターで90点以上という名門塾だから書けた「楽しみながらアラブがわかる本」!!
あらすじ
遠くて近い、トルコ。トルコ人の夫と一人息子。実際にトルコと日本で生活した作者が食・文化・風習の違いをユーモアたっぷりに紹介する。ご家庭内異文化交流コミック!!