あらすじ
中野絵理子、大学2年生。昨日、同じゼミの先輩に突然「ちょっと話があるんだけど」と言われて○×通りにある喫茶店、タカセコーヒーに呼び出された。集まっている原因は男女のイザコザである。気まずい空気の中、渦中の男が現れたとき、話し合いの行方は思わぬ方向へ…。その喫茶店でわたしは変わる、あなたも変わる。日常に潜む一瞬の煌めきを切り取るオムニバスシリーズ!
あるコーヒー店に訪れる人々の日常を描いた短編集です。1話ごとに主役が変わるので、さまざまな人生模様を楽しめます。線や色合いが素敵な絵なので、落ち着いた気持ちで読み進めることができます。登場人物の会話のテンポが良く、せりふの1つ1つに切れ味があるのもいいと思います。主役の気持ちをモノローグでていねいに掘り下げているのもいいと思います。40ページほどできっちり終わるので、少し息抜きする時間にさらっと読めるのも魅力的です。
名無し
あらすじ
のどかな町・月夜野にひっそりと佇む喫茶店「夜」。メニューはコーヒーただ一つ。どんなものでも、マスターがお客様のお好みのものをお淹れします。様々なコーヒーと、「夜」に訪れる個性的なお客様が織りなすじんわり温まる物語、第1巻です。あなたのお好みのコーヒーはどれですか?
あらすじ
珈琲を飲む時、スプーンに盛った砂糖にミルクをかけて珈琲の中に入れる達哉。そんな変わった行為を知る恋人の奈香子。ある時、なぜか行く先々で見かける見知らぬ老婆が、その変わった入れ方をして…?(晴れた日に永遠が見える)喫茶店で働く陽子は、喫茶店を訪れた強面の男性がフルーツパフェを注文するのを見て、思わず怪訝な態度を取ってしまう。それが気に障ったのか、男は注文をキャンセルして出て行ってしまい…?(やすらぎの瞬間)一杯の珈琲と、喫茶店にまつわる様々なドラマを描いた人生物語。