あらすじ
身分制と民族差別が支配する連邦王国で革命軍の戦士として生きるランと、信仰の里で隠れるように生きるユリ。親友だった2人は過去、王国を揺るがす重大事件に関連し、離れ離れになってしまった。襲い来る悲劇的な運命に、全身全霊で反逆する2人の、壮大なる本格レジスタンスドラマが開幕!! Copyright(C)Tomomi Sumiyama / Ki-oon
舞台となるのは厳格な身分制度が残るシャルダオ連邦王国。
その身分制度の最下層ガティヤに属する少年ランは、乾物屋の店主に難癖をつけられているところを通りがかりの女性カヤに助けられ、そこで彼女の息子・ユリと出会います。
富裕層の子供でありながら学校でいじめられているユリは最下層に見ながら一生懸命に生きるランと意気投合し親交を深めていきます。
そんな身分の違う2人の友情を描いた作品です。
と、ここまで紹介したあらすじなんですが、実はこちらは本編第3話からの内容になっています。
というのも第1~2話はこの2人の出会いから6年後を描いており、ランは革命軍の一員として政府と戦っており、一方のユリは山岳地帯の村というランとは離れた場所でひっそりと暮らしています。
なぜこの2人が袂を分かつことになったのか、そして今後2人の運命がどのような道を進んでいくことになるのか、過去から現在そして未来へ向かう繋がりから目が離せない作品です。
この作品は日本国内の作家さんが書かれているのですが、最初は単行本として書き下ろされフランスで発売されており、現在は秋田書店の別冊少年チャンピオンで連載中のようです。
そういう経緯もあって、今後も応援していきたい作品です。
2巻まで読了
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チャンピオンスキー
あらすじ
日米の女性クリエイターたちが生み出した新次元ハイ・ファンタジーコミック『モンストレス』第1巻が待望の邦訳化! 愛くるしい猫や伝説上のモンスター・獣人など多彩なヴィジュアルが魅力の登場人物、アール・デコとスチームパンクが織り混ざる独特の世界観―― マージョリー・リュウとサナ・タケダは、人種差別や女性問題といった複雑なテーマを扱いながらも、読者をひきつけてやまない想像力溢れるエンターテインメントを作り上げた。2年連続アイズナー賞候補、2017年ヒューゴー賞「ベスト・グラフィック・ストーリー」部門、2017年英国幻想文学大賞「コミック・グラフィックノベル」部門を受賞するなど、今最も注目のコミック作品! ールデコ調の美とスチームパンク・ホラーの融合した異世界を舞台に繰り広げられる壮大な物語『モンストレス』。人間とその天敵「アーカニック」の間で起こった悲劇的な戦争を生き残った10代の少女マイカ・ハーフウルフは、自らの過去の謎の答えを求め続けていた。追う者であると同時に追われる者でもあるマイカに迫害と危険が迫り、彼女を利用しようとする者たちが背後へと忍び寄る。そんななか、マイカの内部に潜む怪物が今まさに目を覚まそうとしていた…
あらすじ
1994年、日本の小都市松本。組織の実行部隊を指揮する信者は、致死性の神経性ガス兵器の開発を極秘に進めていた。宗教団体の教祖は30以上の会社を束ねるコンソーシアム代表をも兼ねる。信者たちにとって教祖はヒンドゥーの神・シヴァの生まれ変わりであり、宗教に名を借りた組織の真の目的は、「ハルマゲドン」を引き起こして日本政府を転覆させること。後に「地下鉄サリン事件」として世に知れわたることになる恐るべき計画。日本犯罪史上最悪の凶悪事件を、フランス人作家がバンド・デシネ作品として描き出す。事実に着想を得、かつて実在した宗教団体のテロ事件をめぐる真実の物語。その衝撃の問題作が遂にオールカラー邦訳化! 【巻末特別対談LF・ボレ×切通理作】 巨大な悲劇、サリン事件とは何だったのか―― 事件から20数年。今なお混沌として、さらなる悲劇を繰り返し続ける現代社会への黙示録と化した事件の虚実を、気鋭の評論家・切通理作と本作原作者・LFボレが徹底解明するスペシャル対談を特別収録!
あらすじ
子どもたちの無邪気な暴力と、悲惨な運命……かわいい絵とは裏腹の、恐ろしくも陰謀うずまくドラマに虜になり、あなたの眼は離れられなくなる。少女の身体に宿る、かわいい闇の物語。
あらすじ
圧倒的少年マンガ made in フランス!!! 『ワンパンマン』の村田雄介先生推薦!―― 「ラディアン」は一見、日本の漫画かと思うほど日本ナイズされた画風なんですが、読んでみるとやっぱりフランスの漫画なんですね。実に不思議な読み味で、このMashup感は両国の確固とした漫画スタイルの違いがあればこそだと思うのです。その点非常に興味深かったですね。何がMANGAっぽさなのか、何がBDっぽさなのかを分析出来ます。――(村田雄介) フランスからアツい少年マンガがやってきた! 魔法使い見習いのセトは、ある日、ネメシスの大群を見つける。それはどこからともなく現れ、すべてを破壊してしまう恐ろしい怪物。ネメシスを倒すことができるのは魔法使いだけ。ところが、本物のネメシスをまだ見たことがないセトは大失敗をおかしてしまう。やがてそれが引き金になり、セトはそれまで知らなかった世界―魔法、ネメシス、異端審問所…―を知ることになる…!! フランスの新星トニー・ヴァレントが贈る最強魔法使い伝説!!
あらすじ
ネコ本のスペシャリスト推薦!! フランスで大人気! 知的系ぽっちゃり猫による、憎たらカワイイ、ねこ啓発コミックエッセイ! 「彼ら手のうちを知るために人間は読むべし! ※ただし、うちの店員(ねこ)にはゼッタイ読ませません(笑)」 ――安村正也(キャッツ ミャウ ブックス) 「ねこが図太く生きるためのアドバイスは飼い主にとってはあまりありがたいものではない。でもかわいいから許す。現代版『猫語の教科書』!」 ――小張隆(ひるねこBOOKS) 「『うちの子(猫)はどうしてこんないたずらするの?』この本を読めば、行動の理由が分かります。」 ――丸山裕子(紀伊國屋書店新宿本店・ネコシェルジュ) 「そうか、私が飼い慣らされていたのか。ミシェルのツンデレ感がたまらない」 ――アネカワユウコ(猫本専門/神保町にゃんこ堂) ボクら飼いねこが幸せに生きる秘訣とは…… 一、手段を選ばず、とにかく腹を満たすべし。 二、飼い主にひと泡吹かせて爽快感と自信を得る。 三、小言はすべて聞き流すこと。(だってぜーんぶ遺伝子のせい) 四、日々の手入れを大切に、美しい毛並みを保とう ガマンなんて必要なし! ワガママに生きるからこそ、ボクらは心から愛される! ――ミシェル ■CONTENTS PREFACE:ボクの生い立ち INTRODUCTION:太く長く生きる LESSON 1:食べるシアワセ LESSON 2:なめられないこと LESSON 3: 楽しい遊びを考えよう LESSON 4:ねこの魅力でイタズラしよう LESSON 5:飼い主の限界とは LESSON 6:小言はやり過ごそう LESSON 7:ねこのお引っ越し LESSON 8:子どもとのつきあい方 LESSON 9:獣医に診てもらう LESSON 10:去勢 LESSON 11:ねこのための夢占い LESSON 12:ねこの子育て LESSON 13:子ねこのトラウマ LESSON 14:ニャーニャー学 NNG LESSON 15:催眠術に挑戦 LESSON 16:毛づくろい LAST LESSON:ヒトに似るネコ AFTER WORD ボクの結論
あらすじ
アムステルダム・ゴッホ美術館監修
新たな視点からゴッホの晩年を描き出す 「星月夜」「ひまわり」「夜のカフェテラス」など傑作の生まれた3年間。 その果てに彼が見出したものとは――?
弟テオとの書簡や絵画を用いて制作され、 オランダで最も読まれているグラフィックノベル
世界20カ国以上で刊行
●著者紹介●
作者 バーバラ・ストック(Barbara Stok)
1970年フローニンゲン生まれ。デン・ハーグの写真学校で短期間学んだのち、ジャーナリストとして働くが、最終的には漫画家としての道を選ぶ。子供番組や新聞向けのイラストレーターとして活躍。2009年にはオランダの優れた漫画家に贈られるStripschapprijsを受賞。フォルクス・クラント紙によってオランダの5大漫画家の一人に選ばれる。他の作品にToch een geluk (Nijgh & Van Ditmar, 2016)やLang zal ze leven (Nijgh & Van Ditmar, 2013)などがある。
訳者 川野夏実(かわの・なつみ)
東京外国語大学外国語学部と京都大学大学院人間・環境学研究科在学中の二度にわたりライデン大学オランダ学科に留学。以後オランダに暮らす。
あらすじ
一九三〇年、日本統治時代の台湾に生まれた蔡焜霖(さいこんりん)は、読書が好きな少年で、教育者になることを夢見て育った。戦争の色濃い時代は日本の敗戦で終わったが、戦後は国民党政権による新たな支配が始まり、ある日、町役場で働く焜霖のもとへ憲兵が訪ねてきて……。白色テロの深い傷を描いた台湾の傑作歴史コミック、第一巻。
あらすじ
移民問題に揺れる欧州
ドイツに衝撃を与えた社会派コミック
モザンビークからやってきた若者たちは、 欧州で何を見、何を感じたのか?
3人のストーリーが描く、移民問題の本質。
推薦 多和田葉子さん(作家)
「わたしはこれまで少なからず東ドイツなど社会主義圏を舞台にした物語を読んできた。
アフリカ文学やアメリカ黒人文学を読んで近しさを感じることも少なからずあった。
移民文学については、もう読み飽きたと思うことさえあった。
ところがこのグラフィックノベルはこれまで知らなかった入り口から、私の中にすっと入ってきた。
登場人物ひとりひとりにちゃんと体重があって、顔も身体も美化されていないのに目をひきつける。
社会主義の歴史は個人的な記憶のディテールでできているんだなと思う。
いつまでも同じページに留まりたくなるような愛おしい線の描く人間や事物。
誇張のない、シンプルで驚きに満ちたアイデアが至るところに満ちていて、ページをめくるのが楽しかった。」
●内容紹介●
ジョゼ・アントニオ・ムガンデ
バジリオ・フェルナンド・マトラ
アナベラ・ムバンゼ・ライ
●著者紹介●
ビルギット・ヴァイエ
1969年ミュンヘン生まれ。ウガンダとケニアで育つ。コンスタンツとハンブルクで文学と歴史のマギスター(旧修士号)を取得後、2009年にハンブルグ大学応用科学科デザイン学部卒業。本作でマックス&モーリッツ賞最優秀ドイツ語コミック賞、ならびにベルトルト・ライビンガー財団出版助成を獲得。未邦訳の作品に、Ich weiß (2008)やIm Himmel ist Jahrmarkt (2013)などがある。
●訳者紹介●
山口侑紀
一橋大学社会学部在学中にハイデルベルク大学哲学部に派遣留学。一橋大学大学院言語社会研究科修士課程修了。
あらすじ
「誰がウォッチメンを見張るのか?」という古くからの問いに答えた作品、それがこの『ザ・ボーイズ』だ ――サイモン・ペッグ コスチュームを着たヒーローが空を飛び、マスクをつけたヴィジランテ(自警団)たちが夜を徘徊する世界では、彼らがヤリすぎないよう誰かが見張っていなければならない。なぜならスーパーヒーローの中には、必ずしも“正義の味方”とは言えないような、やっかいな連中も存在するからだ。ある意味、地上で最も危険な能力を持つスーパーヒーローに対抗するため、CIAが招集したのは、やっぱり危険でクレイジー、一筋縄ではいかないやっかいなヤツらだった。”スーパーヒーローのお目付役兼後始末屋”「ザ・ボーイズ」の活躍を描いたアンチヒーローコミック。ガース・エニス(『ヒットマン』『プリーチャー』)とダリック・ロバートソン(『Transmetropolitan』)がタッグを組んだヒットシリーズの翻訳版が日本初登場! ※本書は人気シリーズ『ザ・ボーイズ』全12巻のうち、「Vol.1:The Name of the Game」と「Vol.2:Get Some」を合本した翻訳版です。
あらすじ
『キャプテン・アメリカ/ウィンターソルジャー』のクリエイティブチームによるスパイスリラー。時は冷戦時代。世界最高を誇るアーク7の諜報員が暗殺された。容疑者はアーク7局長の秘書、ベルベット・テンプルトン。だが彼女の真の姿は秘書ではなかった。疑惑を晴らすため、そして暗殺の真相を暴くため、ベルベットの逃走劇が始まる。
あらすじ
西暦2043年12月1日、未知の生命体「Baby」が地球に侵攻する。「Baby」に寄生された人類は人間でもロボットでもない、凶暴で残酷な「機人」に変異し、無差別虐殺を行う。人類が絶滅の危機に直面する中、「Baby」に寄生されても人間の姿を保ったままのエレットラは、わずかに残る生存者を探しながら、自身の体内に寄生した「Baby」の秘密を解こうとする…。2011年に台湾漫画界における最高評価「金漫奨最佳年度漫画大奨」を受賞した作品が、いよいよ日本上陸です!