完結したマンガの感想・レビュー16048件<<502503504505506>>8巻から異次元に飛んだあそびあそばせ 涼川りんさいろく※ネタバレを含むクチコミです。襲う理由モンキーピーク 志名坂高次 粂田晃宏名無し※ネタバレを含むクチコミです。猿に皆殺しにされるモンキーピーク 志名坂高次 粂田晃宏ハルマゲ丼製薬会社のレクリエーションで軽い登山に行っていたら突然現れたなたを持つ猿の面をした奴に社員が次々殺されて行くっていう漫画 携帯とかも紛失してしまって連絡は取れず、猿の罠にみんなでハマってしまい、みたいなどんどん状況が悪くなって行っている。 サバイバル要素とかも結構あるし、面白かった巻が進むごとに重厚感が増す人間ドラマニュクスの角灯 高浜寛sogor25舞台は明治の長崎。西南戦争で親を亡くし、叔父の家で世話になることになった少女・美世。彼女には「触れた物の過去や未来の持ち主が分かる」という神通力があった。その能力を買われて、店主・小浦百年がパリで仕入れてきた最先端の品々を取り扱う道具屋「蛮」で奉公することになった彼女の物語。 当時の長崎の風景を丁寧に表現していたり、実在の人物も登場したりして、基本的には明治時代の雰囲気に忠実な作品なのですが、美世の"神通力"という設定もあり、若干のファンタジー感を漂わせながら物語は進み、そのなかで主人公・美世の人間的な成長が描かれていきます。序盤は"神通力"のファンタジー感もあって不思議な魅力のある作品だと思っていたましたが、巻が進むにつれて美世の人間的な成長を中心とした重厚なヒューマンドラマが描かれ、確かな魅力のある作品に変わっていきました。 また、実は美世の"神通力"にはある秘密が隠されているのですが、その秘密が明かされた時に美世の最も大きな成長が見られ、更にそれが最終盤になって活きてくるという、仕掛けの巧みさも兼ね備えています。 私は単行本を1巻から追っていたのですが、美世の人間的な成長と世界観の広がりを読み取れるため、また時間の流れを作品全体から感じられ、読み終わった瞬間また最初から読み始めたくなる作品なので、ぜひ全6巻まとめ読みで読破してほしい作品です。 全6巻読了。 「きみはずっとひとりなのだよ」ヴォッチメン 羽田豊隆ANAGUMA顔が怖すぎて友達が一人もできない男子高校生“デビル日鳥”の日常を描く学園ぼっちコメディ。 日鳥は基本的に喋らないので、友達を作ろうとする彼の行動をまわりのキャラクターが深読みして面白い勘違いをしていくっていう笑いがテンポよく繰り広げられていきます。ちなみに日鳥を含むメインキャラは大体お笑いラジオが大好き(かわいい)。 会話のリズムとセリフ選びのセンスに僕は絶妙にハマってしまい終始楽しく読めました。絵もめちゃうまいです。 特に日鳥のメンターを務める吉田先生が毎話繰り広げる自分の経験談を元にしたアドバイスはお気に入り。 このキャラはホントヤバくて、彼が日鳥に告げる「きみはずっとひとりなのだよ」という言葉が毎回日鳥の行動を揺さぶるのが面白くも、胸に刺さります。 吉田先生を味わうだけでもヴォッチメンを読む価値は十分にありますよ! ギャグマンガとしての精度も抜群ですが、ジャンプらしい熱さも備えていて、バランス感覚に優れた贅沢なマンガです。 とりわけ最終回は作品全体を振り返りながら見事にまとめ上げていて、相当の完成度だと感じました。「やられた~~~」ってなります。 日鳥を中心に他のキャラクターの魅力もバッチリ描き切っており、とても2巻分とは思えない充実の感動を味わえました。 ありがとうヴォッチメン…。 ていうか表紙のジッパー芸コマけえな!今気づいたわ!お兄ちゃんは今日も少し浮いてるお兄ちゃんは今日も少し浮いてる 梅サトstarstarstarstarstar干し芋小学校3年生の妹、千春を甘やかせないように立派な大人になれるように、 お兄ちゃんは頑張っているのです。 千春が、生まれる前に両親から『お兄ちゃんになるんだからね。』と言われそれを全うするために、お兄ちゃんは頑張っているのです。 とっても、子供らしい千春が時折すごく難しい言葉を使ったり、がんばりやさんになったりするのは、お兄ちゃんが頑張っているからなのです。 ほのぼのして、ジーンとして、心が解けます。いつまでも新作を待つとんがりタナトス 内山博司ロウlowblowブロウIKKIの付録についていた、「第56回新人コミック大賞受賞作」の『青い空の日』を読んで一発で大好きになった作家(当時の名義は内山八景)。 小林まことやいましろたかし、初期のタナカカツキの影響を受けたようなタッチと、登場人物すべてが爽やかな、作者の誠実さがわかる傑作だった。 そしてこの「とんがりタナトス」も同様。画はいくらか洗練されてはいるものの、瑞々しさはそのまま。 作者はこの一作を描き上げて以降、音沙汰はない。 もしかしたら引退されているのかもしれないけど、自分はいつまでも新作を待っていたい。 モテに対する好奇心と探究心がすごすぎるいぐのべる ブラジャーはガスマスクになるんですか? 高田桂 biki名無しとある事情でイグ・ノーベル賞を受賞することを命じられた大学生の双六くん。 幾度も実験と失敗を繰り返し、女心とは、愛とはなんなのか、全てはモテるために!突っ走る様が痛快です。 イグ・ノーベル賞を目指すだけあって、人生の役には全然立たないけど、「へえ〜!」という知識がたくさん散りばめられています。 理系の大学生らしく、科学の知識がとても豊富なので、ただのバカ男子たちではないんですよね。ちょっと字が多いのが残念ですが…この先どんな実験が待っているのか楽しみにしています。 ゲーム業界の情熱大東京トイボックス【デジタルリマスター版】 うめマウナケアかつては憧れましたよ、ゲーム業界。実は私、憧れただけじゃなくて初めて就職したのは大手ゲーム会社だったのです。ただ、オリエン時に「新しいゲームセンター」というお題で、「海上を移動する島状施設」というのを考え、移動は島を大巨人が頭に乗っけて行う、というのを絵付きでプレゼンしてしまうような輩がごろごろしていた世代で…。で私はドロップアウトしてしまったわけですが、今でもゲーム業界ものを読むといろいろと思うことがあります。この作品でもそうですけど、モノを作っている人たちにはある種の”熱”がある。困難にぶつかっても安易に流れず、理想を求める気質がある。本作の主人公的存在の天川は、前作よりそんな青臭い部分は控えめだけど、魂のある仕事っぷりはあいかわらず。つい、昔のあいつらはまだこんな気持ちをもち続けてるかなあなんて思ったりしてしまいました。また、一般サラリーマンにも当てはまることも多く描かれているので、こういうことはどんな仕事してても忘れちゃいけねえなあ、と自分にも言い聞かせてみたり。少し元気が出る作品です。これからは「ギャグ顔」じゃなくて「顔芸」の時代ようかい居酒屋 のんべれケ。 noncomampuku顔芸とリアクションが可愛い美少女ドタバタコメディです。マガジンポケットで3話まで無料で読めます。 https://pocket.shonenmagazine.com/article/entry/yokaiizakaya_20190908 表紙からもある程度わかるように、絵の可愛さと洗練度がトップクラスです。可愛さの質や可愛さの圧といった画力の安定度では「五等分の花嫁」や「この美術部には問題がある!」に比肩しうると感じます。 SHIROBAKOのみゃーもり、このすばのアクア様といった顔芸が可愛いヒロインが好きな人にもおすすめです。同じリアクションでもモンスガやネギまなどで広く見られるような「ギャグ顔」ではなく、あくまでキャラデザインを活かした「変顔」こそこれからの萌えのスタンダードなのではないかなと思います。お色気との相性もいいしね 完結・・・めしにしましょう 小林銅蟲starstarstarstarstarさいろく8巻買ったけどまだ読んでないのだけど完結って書いてある。 マジかーーツラい。 小林銅蟲先生のLINEスタンプがすごい使いづらくてオススメなのでみんな買うといい。 ニャオス あるよこち亀芸人こちら葛飾区亀有公園前派出所 秋本治名無しちょっと面白そう。 >さらにひるちゃんは同作の単行本全200巻の表紙をどれでも瞬時に再現できるという特技を披露する。 https://natalie.mu/comic/news/346114 「感動した」ムダヅモ無き改革 大和田秀樹マウナケア登場人物のモデルは政治家。小泉ジュンイチローが、外交手段として身体を張って麻雀を打ち、各国首脳と闘牌を繰り広げるというのがこの作品の基本のストーリーです。しかしこの作品、そんじょそこらの荒唐無稽な麻雀漫画とは訳が違う。そこには手作りの妙だとか意外なアガリとかの麻雀的要素はまるでなし。勝つときは役マンでどーんとアガり、役の名前も国士無双=ライジング・サンになってしまう。うーん、これがウケてしまうというのは、モデルの小泉サンに近年まれな存在感があって、みんな覚えているからでしょう。小泉サンのほか、いつも監禁されている情け無いタイゾー、バンカラな麻生外務大臣など何人かの政治家が登場していますが、みなさん”らしく”て、まったく違和感なし。小泉政権とは”小泉劇場”と揶揄された通り、キャラの宝庫だったのですよ。ほか敵方にもブッシュ親子、北の金将軍、元KGB長官プーチン、鉄の女サッチャーなどなど、強烈なキャラが勢ぞろい。何も麻雀でなくてもという声もありますがそれは置いといて、私はこの突き抜けた痛快さに、”感動した”です。 ジャンプ史上最も眉毛が太い主人公じゃないかなボギー THE GREAT 宮下あきらstarstarstarstarstarマンガトリツカレ男魁!!男塾の作者のハードアクションコメディ。 1話完結で主人公のボギーが決めるところは決めてちゃんといい感じで終わる。 一番好きな回は火事になった家に若い女性がいるからといって助けに行った時のセリフ 後輩「若い女性ではなくお年寄りだったら助けに行きましたか?」 ボギー「ばかやろう 年寄りだったら火葬場に行く手間がはぶけるじゃねーか」 宮下あきらは個人的にはジャンプ屈指のギャグ漫画家だと思ってる。アフター0アフター0 岡崎二郎マウナケア本作を読むと、小学校のころ、担任の熱血先生にやたら「星新一の小説を読め!」と薦められていたのを思い出します。これ、まさにその漫画版ですからね。一部連作はあるものの10巻すべて珠玉のショート・ショート集。モチーフにしているのは生物学から考古学、物理学に化学、さらには文学から哲学めいたものまで多種多用。幅広く、適度に掘り下げた題材を、サクサクッと料理してくれています。オチもハッピーエンドが多くて、後味も良し。また、著者再編集版ということで、各巻ごとテーマ別に収録されているので、1巻から気合い入れて読み進めるのでなく、パラパラっと目に留まったストーリーだけ読むということができるのもいい。私は、第1話の妙にペーソス感のある話に興味を持って1巻を完読した後は、サスペンスタッチの2巻「犯人は誰だ!?」編、そして7巻の「生物の鼓動」編、という具合に趣味的な順番で飛ばし読みしてしまいました。電車での移動時間や、夜寝る前にちょこちょこっとって感じです。でも結局は、面白いしもったいないので全部読んじゃったんですけどね。少年漫画のお手本3月の風は3ノット 坂口尚マウナケア私の甥っ子はいま小学校の低学年。帰省した折に見ていると、イマドキの子らしくゲームをしてたりはするんですが、急に走りだしたり、興味を持つと周りが見えなくなったり、新しい遊びに貪欲だったりと、とはつらつと動き回っています。まさに子供、という感じ。そんな”少年”の本質の部分を漫画として描き出すことが、この著者は本当に上手。この短編集はそんな子供たちのちょっとした冒険をモチーフにしていて、読む者の心を少年の日に戻してくれます。私のお気に入りは、「独立祭の夜」。大道芸の綱渡りの手押し車に乗る役に選ばれた少年が、いざその舞台に立つ、という小編です。これが少年の心理を見事に捉えている。前日はドキドキして眠れない。最初はこわごわ、慣れた途端に大胆に。しかしアクシデントがあった途端に自分の運命は大人に委ねられていることがわかり、応援するしかない存在であることを知る。当然、私自信にも子供の時代があっただけに、主人公に同化しやすく、読んでいて思わずハラハラしてしまいました。うまいなあ。少年漫画のお手本ですね。 仕事に疲れた時に読むべしヨコハマ買い出し紀行 芦奈野ひとしマウナケア特に何もなければ、私はあと30年かそこらは生きられると思います。でも死ぬ前ってどう生きればいいんでしょう。よく田舎でゆっくりなんて聞きますが、田舎の不便さは重々承知している私はパス。便利な都会もいいんだけど、かといってコンクリに囲まれて生きるのもなあ。だったら、文明は進化して環境だけ自然に戻れないか。なんてジジくさい考えなんですが、ある意味その理想形がこの作品です。主人公はロボットのアルファで、この辺が近未来。世の中は落ち着いてむしろ終末観を漂わせる様相。そこで人々はのんびり生きている。アルファは旅に出たオーナーを待ちながら喫茶店を切り盛りし、仲良しのタカヒロの成長を見守って過ごす。そこには人間と同じ時間の流れを共有できない、ロボットであるが故の悲哀も描かれるののですけど、私はこうして自分と関係ない、日々の流れを見続けるのも悪くない気がします。そんなゆったりした話だからこそ、サラリーマンに人気があるのかも(私の知人調べ)。仕事に疲れた時などは癒される作品だと思いますよ。幸福な家庭という幻想アリスとアマリリス 小沢真理名無し小沢真理先生の新連載。平和な家庭に起きる悲劇の予兆的な第一話。童謡のグリーングリーンみたいな筋立てで、子ども視点のモノローグが思わせぶりでツライ。そして両親の恋話もなかなかの面白さ。シェアハウスで恋愛するという幻想カカフカカ 石田拓実名無し少女漫画界で無自覚ビッチを描かせたら右に出る者なし(?)な石田拓実先生が、シェアハウスモノを描いた意欲作。 若い男女が一緒に暮らせば、そりゃこうなるよなー……という予想のやや上くらいを、もだもだしながらも突っ走っていくヒロインに、ドロっとした生々しい青春を感じる。 実はKissで今一番楽しみにしてる作品御手洗家、炎上する 藤沢もやしsogor25タイトルは所謂ネット上の炎上ではなく、御手洗家、つまり自宅が火事で物理的に炎上するところから始まる物語。その火事によって全てを奪われた姉妹が主人公のリベンジ・サスペンスなんだけど、少女漫画然とした人間関係の複雑な絡まり方や感情の起伏の様子が見事にサスペンスに落とし込まれてる。それぞれのキャラが個々に自分の思惑のために動き回るので、作品全体の緊迫感は常に高い位置でキープされている。 電書で各話販売もやってるからなのか1話ごとの引きも素晴らしくて、かつ単行本単位で読むと着実に事態が進展していて次の巻が楽しみになる。 そして4巻の引きを見る限りおそらく次の5巻が一番の盛り上がりになりそうなので、興味を持って頂けた方は是非今のうちに一気読みしてほしい。 4巻まで読了読後感は意外と良いと思う刻刻 堀尾省太starstarstarstarstarさいろく臨場感が静止画で伝わってくるのってすごい。 ストーリーも目をみはる展開が続くし、ちゃんとキャラがたってて素晴らしい作品。好き。 ゴールデンゴールドにも期待していたけどちょっぴり未だアレは私には刺さってないというかなんというか。。 堀尾省太先生の作品は完結してから一気に読んだほうがいいのかもしれないね。 刻刻は一発で変換できないのがネック…! アニメの出来が良さそうなのでそっちでもいいかもしれないけど漫画のこのノリはアニメにはなさそう?w絵が不思議ガンニバル 二宮正明さいろく※ネタバレを含むクチコミです。 うーんうちの師匠はしっぽがない 幸村誠 TNSK 小田すずか 櫓刃鉄火名無し雑誌で読むと面白い。 他の作品と比べたら、面白く感じる。 でも単行本で読む気にはなれない。面白くなりそうON AIR’S 嘉村田逸名名無しまだ面白くはない。 でも面白くなりそうだ。<<502503504505506>>
※ネタバレを含むクチコミです。