青年マンガの感想・レビュー15386件<<207208209210211>>まるでシリーズのワンシーンのようなおれの才能はmuito bonit 有海とよこ名無し御前演奏会とやらの10日前になっても楽譜が真っ白という作曲家兼連想家らしき男が、喫茶店で街ゆく女の子を観察しながらああでもないこうでもないと思い悩む様子を描いた読切。 結局ツンとしたウェイトレスの女の子にピーンとくるのが良かったです。 場面についての説明一切なしで本当に状況だけでストーリーを見せるタイプの作品で、まるでリーズのワンシーンを切り取ったようでした。 有海先生の作品は初めて読んだのですが、新連載の準備中とのことでどんなお話になるのか楽しみです。読めば読むほどのめりこみ漫画シドニアの騎士 弐瓶勉starstarstarstarstarママ子BLAME!から弐瓶先生続けて買っています。 ラブコメ要素のある宇宙戦いものになるのかな。 弐瓶さんの作品は世界観を理解するまでが大変だけど、読み進めると面白くなってきます、頑張って読みすすめてください!! 絵が独特だから好みはわかれるところですが、この空気感が好きな方にはお勧め。 アニメのほうがわかりやすいし面白いので見てみてほしいところですね。弟が大好きで私もハマった隠れ良作!BAD BOYS 田中宏starstarstarstarstar_border酒チャビンネットもない時代に、弟がどこから情報を仕入れてきたのか不思議なのですが、ヤングキング(少年画報社)で連載していた本作の単行本を全巻買ってきました。 「ヤングキング」も「少年画報社」も初めて聞く単語だったし、あまり当時メジャーな作品ではなかったので、そこまで期待はしてなかったのですが、ある時学生特有のあまりのヒマさに手に取ってみることに。 ぶち面白す!!! ギャグとシリアスなシーンとのバランスが素晴らしいですね。ギャグも面白い!しかもヤング誌連載だからか話が時々かなり刺激的で、それもちょっぴり大人を感じさせられて思春期の私の心にグサリときました。正直同時代に少年誌で連載されていた他のヤンキー漫画の何百倍も面白いと感じ、友達にも「えっ、まだ〇〇(ヤンキーマンガ名)読んでんの??」とだいぶイキがってしまってました。 舞台が広島で「ぶち」「じゃけえ」などの方言が多用されており、そのおかげで大学入学後、広島出身の人とすんなり友達になれた、ある意味恩人的なマンガです。 マイナーなマンガだとばかり思っていたのですが、先ほどググったら、なんと実写映画化されていたのですね・・・まぁ面白いので当然です。考えさせられますケーキの切れない非行少年たち 鈴木マサカズ 宮口幸治starstarstarstarstar_bordermotomi考えさせられる作品で、実話という事もあり私は結構興味深くて好きなお話です。 少年院の中の様子など、普段なかなか知ることのないことが描かれていて興味深いです。 現実社会にもこのように苦しむ人達が多くいるなら、一人でも多く救われることを願うばかりです。 怖いけど読みたくなる漫画でした。 キャプテン翼を読破する旅 5th Stageキャプテン翼 GOLDEN-23 高橋陽一starstarstar_borderstar_borderstar_border酒チャビンさて前作でエル・クラシコを制した1週間後、翼くんたちは新たな目標としてオリンピック制覇を掲げます!!! 良いのですが、続編の難しさをひしひしと感じます・・!!!!やはり当初予定してなかったものを続きとして描くというのはなかなか大変ですね。元々の作品で大体最強の敵を倒してジ・エンドとなるので、その続きには元の作品のラスボス以上の敵を出さざるを得ないので、それが難しい!! 翼くんたちは各世代のトップの大会で優勝してきているので、ここへきて基本的には同世代との対決となるオリンピックだと、正直勝って当たり前のような気がしてしまうのですよね・・。だけど話的には苦戦しないと面白くならないわけで、そこが難しい!! そして前作も気にはなっていたのですが、テンポ・・・。 まっ、まあ私は翼くんたちの必殺技が見られるだけでも楽しいので、読んで良かったです!!! 全12巻で予選突破までしか描かれてませんが、最終巻には読切も掲載されてますよ!!! あと別件ですが、キャプテン翼は色々なシリーズが出ていて、その順番や関係性が分かりにくいなと思ったので、まとめておきます。 ①キャプテン翼 ②キャプテン翼 ワールドユース特別編 最強の敵!オランダユース ③キャプテン翼 ワールドユース編 ④キャプテン翼 ROAD TO 2002 ⑤キャプテン翼 GOLDEN-23 ⑥キャプテン翼 海外激闘編 IN CALCIO 日いづる国のジョカトーレ ⑦キャプテン翼 海外激闘編 EN LA LIGA ⑧キャプテン翼 ライジングサン生きるため、食べるためダンジョン飯 九井諒子starstarstarstar_borderstar_borderママ子グルメもの、続きが結構出ててびっくり。 一発屋ぽかったから、ここまで続くとは思ってませんでした。 全体的にコミカルな感じで進みますが、ストーリー面白いです。 生きるためと言いつつ美味しくして魔物を食べる彼らは、生存本能が高くて冒険者には向いてる思考ですね。 レシピも書いてあってなかなかに美味しそうです。 カバーの素材感も手に馴染んで素敵です。 作画も安定してて、安心して読める。先が気になりすぎてイッキ見テセウスの船 東元俊也 東元俊哉starstarstarstarstar_bordermotomi基本はタイムリープもので、主人公は、無差別の大量殺人犯として死刑判決を受けた元警察官の父親の無罪を信じて 調査を開始するが、事件が起こる前の時代にタイムスリップして…というストーリー。 誰が犯人なのか先が気になり面白くイッキに読み進められました。 キャプテン翼を読破する旅 4th Stageキャプテン翼 ROAD TO 2002 高橋陽一starstarstar_borderstar_borderstar_border酒チャビン前作(ワールドユース編)で見事ワールドユース優勝を果たした翼率いる日本チーム御一行。本作では日韓共催のワールドカップを目指して再度強敵たちとの戦いに挑む!!!とタイトル的にもなりそうなもんですが、なぜか翼くんのリーガエスパニョーラでの活躍の描写に終始します。キン肉マンとかもそうなのですが、初代の時に比べてテンポがだんだん悪くなってきてる気がしました。一試合一試合がちょっと長いような・・・。 あと頭身も伸ばし続けます。 あと日向くんを主人公にした短編が併録されています。 あと別件ですが、キャプテン翼は色々なシリーズが出ていて、その順番や関係性が分かりにくいなと思ったので、まとめておきます。 ①キャプテン翼 ②キャプテン翼 ワールドユース特別編 最強の敵!オランダユース ③キャプテン翼 ワールドユース編 ④キャプテン翼 ROAD TO 2002 ⑤キャプテン翼 GOLDEN-23 ⑥キャプテン翼 海外激闘編 IN CALCIO 日いづる国のジョカトーレ ⑦キャプテン翼 海外激闘編 EN LA LIGA ⑧キャプテン翼 ライジングサン自分の子供には絶対になってほしくない「子供を殺してください」という親たち 鈴木マサカズ 押川剛starstarstarstar_borderstar_bordermotomi児童虐待ならよくありますが、引きこもりの子供が家で暴力を振るう。 母親を洗脳して身の回りの世話をさせる、、、そんな話があります。 親達は必死で育てて来たつもりが、子供から下僕の様な扱いとか、切なかったです。 何かあった時に向き合える家族になれるだろうか、いろいろ考させられました。横山先生による豊臣秀吉豊臣秀吉 横山光輝 山岡荘八starstarstarstarstar_border酒チャビン原作は山岡荘八先生の小説のようです。全7巻なのですが、前半生に重きが置かれており、特に子供の頃から墨俣城の築城くらいまでをしっかりと丁寧に描かれています。それがとても新鮮で、知らなかった情報もかなり入っていてすごく楽しめました! 柴田勝家さんを倒したあたりで終わってしまったのが心残りです。最後のコマで「晩年の秀吉はあまり良くないこともあった」みたいな締めをされていたので、そういった部分を描写するのが忍びなかったのかもしれません。 そういった負の部分に目を瞑って、いい感じに描くこともできたはずなのに、それをしないところが横山先生の美徳だったのでしょうか。潔す!! 全編を通して秀吉は頭が切れる弁舌家として描かれてますが、それが少し鼻につくことがありました。たまに出てくる寧々様が嗜めてくれ、道を外さずにやってこれたのですが、それがすごく良いです。豊臣秀吉さんがあそこまで立身出世なすったのは、ひとえに寧々様のおかげだと感じました。 あと蜂須賀小六さんが知略の男として描かれているのもビビりました。完全に猪武者の張飛タイプだと思っていたので。信長の野望 戦国群雄伝でも政治28でしたからね。。 アラサーの悩みスーパースター もり可南子starstarstarstar_borderstar_bordermotomiアラサーの悩み、家族や仕事現実考えると結婚に踏み込めない、過去に忘れられない人もいる。共感できるところもありました。 20代の男の子に好かれるのは羨ましいです。しかも結婚したいまで言ってもらえて、それだけでも幸せな気がします。 今後の展開として2人とも幸せになってほしいと思いました。優しい父親Fool in the room 大槻純平starstarstarstar_borderstar_bordermotomi※ネタバレを含むクチコミです。勉強になりました蚊王 オオハラテツヤstarstarstar_borderstar_borderstar_bordermotomiでかい蚊の登場にびっくりしました。 血を吸う蚊はメスしかいないのかな。と疑問に思い調べると、本当にメスだけが血を吸うそうです!!勉強になりました。 女に優しい主人公も面白かったです。 人間関係たまご 光用千春starstarstar_borderstar_borderstar_bordermotomi工場ではたく人たちの人間模様が描かれていました。 おせっかいなおばちゃん、新人にいじわるする人、主人公のイトウさんはみんなからの相談相手で色んな話を聞くうちに社内の空気が変わっていくのはこういう人がいたらいいな。と思いました。 絵の印象もストーリーも不意義な感じでした。日の丸あげての感想 #推しを3行で推す日の丸あげて 新谷かおるstarstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 多分二回くらい読んでるけど毎回ここで終わりなのかよ!?って思ってるな ・特に好きなところは? 綺麗な火付けの柳が出てくるところ。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! エアレースの漫画で作中でルールなどは説明があるのでわかりやすい。ハード路線の新谷かおるではなくガッデムあたり以降の感じだった ガッデムで思い出したがラリーカーのドライバーは尻で路面がわかるみたいなことな表現はあったが今回も尻で地面までの高低差が尻でわかると言うのがあった SNSで流行る感はあるOLがゲーセンで会ったヤンキー男子高校生に懐かれる話 安田剛助六文銭ツイッターでバズった漫画の1つに出てきて読みました。 確かに、SNSが好きそうな感じがある。 SNSが好きそうな感じ、、、というのを言語化するのが難しいのだが、個人的には ・ギャップがエグいもの ・展開が一瞬で理解できる、ベタなもの ・誰も傷つかない優しい話 の要素が多い気がする。(あくまで持論です) 本作も、そんな感じです。 ゲーム大好きなOL・ハルが、たまたまゲームセンターで対戦したヤンキー・高荒(たかあら)をボコボコにしたら、懐かれたって話。 ヤンキーの風体だが、ワンコのような従順さとツンデレさのギャップがある。 例えば、ハルがゲーセンにくると高荒の表情があかるくなったり、ハルが他の人と対戦していると嫉妬したり・・・ まぁ、ベタベタなんですけど、そういう可愛いところがあるのを愛でる感じは嫌いじゃないです。 ヤンキーが奥手なのも含めて、良いギャップ。 お互い意識しはじめて、距離感が近づいてきてますが、どうオチるのかそこまで目が離せません! 家族を殺され何十年の月日が経ち復讐鬼と化す鬼になる【単行本】 TETSUO六文銭休日も仕事をするようなビジネスマンだが、いたって平凡なサラリーマンな主人公。 子供と理解ある奥さんと一緒にごく普通の幸せな家庭を築いていた。 ある日、ピエロのようなお面をかぶった集団に家族が皆殺しにされ、自身も殺された・・・かと思いきや、一命をとりとめ、数十年の月日を経て目覚めるところからストーリーは始まる。 主人公も大分御老体になっている。 家族が惨殺された記憶だけが一部欠けていたが、ふいに思い出し、復讐鬼とかす流れ。 単話版で10話まで読了したが、正直わからないことだらけ。 主人公に不思議な力が覚醒してそうだけど、まだ不明な点が多い。 首謀者もわかったが、なぜ主人公の家族を殺したかまでの背景は不明。 それでも、息をつかせず、怒涛の展開は圧巻の一言。 先が気になる仕掛けが多々あって、読んでいて飽きないです。 あと、個人的にじじいキャラが強いの好きなんでその点も気に入ってます。 たぶん「鬼ゴロシ」が好きな方ならハマルと思います。 「鬼ゴロシ」よりも、ストーリーがシンプルな分とっつきやすいのも特徴です。 こんな歴史、君は知ってる? #1巻応援蘭人異聞録-濱田彌兵衛事件- Kinono 黒木夏兒あうしぃ@カワイイマンガこの物語は『国性爺合戦』の鄭成功が台湾に政権を立てる少し前のお話。日本は江戸時代の初め、まだ鎖国政策を敷く前。 浜田彌兵衛(やひょうえ)の貿易船(御朱印船)の、ライバルはオランダ。彼らは台湾でしのぎを削り、それに巻き込まれたのは台湾原住民でした。 鄭氏台湾以前の台湾の歴史は資料が少ないのだそうで、オランダと日本で語り継がれる彼らの諍い「浜田彌兵衛事件(タイオワン事件)」は、数少ない台湾の歴史的証言とも言えます。 描かれるのは台湾原住民・シラヤ族。物語の主人公はシラヤ族の青年・ダライ。 よそ者を毛嫌いするダライと、何かと対立してしまうオランダ人測量士・フィル。シラヤ族が浜田彌兵衛に連れられて江戸に行ったりオランダ東インド会社に行ったりする中で、二人はいがみ合いながら時に共闘したり。 日・蘭・シラヤ族の三者の思惑が入り乱れ、それぞれの文化も交錯する。全く違う文化の取り合わせが見ていて楽しい! ニンジャ・ショーグン・ハラキーリ!からナンパな西洋人など、類型的な人物表現もお堅い歴史物を華やげてくれて、楽しさいっぱい! 実はこの物語、かなり多くの人物が実在したか、モデルがいる模様。ちょっと誰も知らない歴史に詳しくなれて、漫画としても血湧き肉躍るこの作品、読まない手はないですよ! (そしてシラヤ族の族長の娘・アーシャはカワイさいっぱい!)例のpanpanya作品動物たち panpanyaさいろくなんとカラーページたっぷり!と書いてあるのに数ページしかないぞ!でもいいです、モノクロもめっちゃ味があるので。 panpanya作品はLINEスタンプでも持ってるのですが、内容的に使い勝手が良いものでもないのでたまに使う程度。 ただ、この作品の一番最後に出てくる「そんな可能性もあるわけだ」はその中でも使いやすい方で、思い入れの深いスタンプです。 スタンプの話は置いといて、本作はムジナだったり亀だったり猯(まみ)だったりと様々な動物がお題の短編集。 登場人物はいつものメンバー+友人女子役が1人追加された感じ。 一気に読むと役柄がコロコロ変わるのでどこか演劇でも見ているかのような気持ちに。 設定はおもしろい!魂の使い手 高橋航名無しでもどうしても背景含めた全体的な絵の粗さが気になってしまうのと、主人公キャラの人となりとか一緒に行動しているリンとの関係性に含みをもたせておいてそのまま終わらしちゃうところがちょっと残念でした。でも魂術という力がどんなものなのか、もっと知りたくなりました。アーティスティックスイミング漫画みずかの~water girls in sparkle~ 伸びた髪 生瓶鵜義名無し極度の人見知りを克服するために男子が女子だらけのクラブに入るというのは良いんですけどあくまでもアーティスティックスイミングがメインなのでちょいエロが気になりますね。この先、青春スポーツ漫画としての要素がもっと強くなればいいなと個人的には思いました。絵がきれいなので。複雑な気持ちになる涙ものみこんで 心煮イッキstarstarstarstar_borderstar_bordermotomi何とも言えない感情になりました。 SFを見ているような感覚になりましたが戦争は何も生まれない。 悲しいことしか残らないんだと改めて思いました。 登場人物全員がなんだかかわいそうです。 定番ストーリーアイディール・デート 藍川さくらstarstarstarstar_borderstar_bordermotomi※ネタバレを含むクチコミです。グラジャンの袋とじ漫画第2弾恋仲外秘です!! 流石景名無しドメ彼の作者が降臨。同じ作者でシリーズ化するんじゃなくてその都度ゲスト作家に描いてもらうスタイルなんですかね。今回もなかなか良かったです。<<207208209210211>>
御前演奏会とやらの10日前になっても楽譜が真っ白という作曲家兼連想家らしき男が、喫茶店で街ゆく女の子を観察しながらああでもないこうでもないと思い悩む様子を描いた読切。 結局ツンとしたウェイトレスの女の子にピーンとくるのが良かったです。 場面についての説明一切なしで本当に状況だけでストーリーを見せるタイプの作品で、まるでリーズのワンシーンを切り取ったようでした。 有海先生の作品は初めて読んだのですが、新連載の準備中とのことでどんなお話になるのか楽しみです。