青年マンガの感想・レビュー15384件<<168169170171172>>ラブストーリーは突然にその時の彼女が今の妻です 音井れこ丸六文銭タイトル『その時の彼女が今の妻です』とあるように、妻となる女性との最初の出会い描いた作品。 全体通してすばらしく、そしてなんともいえずリアリティがあってよかった。 ドラマチックな出会いもあるんですけど、特に何気ないやりとりのなかでちょっと他の人とは違う引っかかりがあって、そのまま結婚に至る感じ。 他人が聞いたら、 え?そこ? みたいなツッコミをしたくなるようなレベルの出会い方なんですけど、それが何パターンも表現されてても、どれも違和感ないのがすごい。 二人にとっては、特別な瞬間なんだというのが伝わってくる感じ。 時々、メインに描かれていた人物とは無関係な人(モブみたいな人)の出会いも描いているので、そのヌケ感もいい。 鼻の奥ツンとなるような、好きになったその瞬間の甘酸っぱい出会いをご堪能ください。新しい靴はいた日ってテンション上がるよね!?靴の向くまま みやびあきの名無し新米靴屋さんとお客さんとの人間模様を描いています。 こういうあったかい話は最近読んでいなかったからほっこりして良かったです。 真面目な靴職人の主人公(もちろん美人です)はお客様の事を考えて精一杯靴を作る。 新しい靴を履いた日は、みんな前向きな気分になれるよね。 そんな素敵な漫画です。裏がある女は良いマドンナリリー 篠原知宏名無し※ネタバレを含むクチコミです。「お前ら」「僕ら」って言うけど君はひとりなんだよリカ先輩の夢をみる 小骨トモ野愛※ネタバレを含むクチコミです。 スタイリッシュ退魔師終の退魔師 ―エンダーガイスター―<無修正ver.> 四方山貴史名無しかっこいいい! かっこいいと理想が詰め込みまくってて読んでると映画見てる気になります。 武器も本物参考にしてあり細マッチョ主人公が使うの本当かっこいい ちょいエロくもあり読み応えもアリ!人殺しを買ったお嬢様雪と墨 うの花みゆき名無し設定だけで最高すぎるのでもっと話題になってほしい! 人殺しをお嬢様が買うところから始まるのですが、その人殺しは疫病に罹った人々を苦しまないようにした行動で本当はめちゃくちゃ良い人なんですよね。 んでお嬢様も冷血能面のようだけど、根は感情豊かで…。 暗い過去をもつ二人が困難の中、恨まれる中惹かれ合う様が美しく「幸せになれ…!」って思います!まさに圧巻!包丁を買う 折田洋次郎名無し※ネタバレを含むクチコミです。 パコちゃん可愛いパコちゃん 我妻ひかり名無し男同士の恋愛話(恋愛で合っているよね?) 最初はボーイッシュな女の子がコンドーム買っているシーンだと思ってドキドキしたけど、男だったのですね。 パコちゃんもパコられるからきているのかと思い、女の子だと思いました。 まだこの手の設定に慣れていないですが、この漫画を通じて理解していこうと思います。 男の事好きな男の人は、この漫画読んだら大きくなるのかな?ハーフの気持ち半分姉弟 藤見よいこ名無し子供の頃に天才テレビ君に出ていたハーフの女の子に恋をして、ハーフって良いな。絶対に得じゃんと思っていました。 ハーフで親が英語喋れるから、二カ国ご使えるとか無双じゃん。とか思ってた。 でも、ハーフの人の気持ちは考えたことがなかった。 多分日本はハーフにとって暮らしづらい。島国だし、BARで隣に座っている人にすら声をかけれられないコミュ障人種だから。 マイノリティなアイデンティティが上手に描かれています。きっとドラマ化しますジドリの女王~氏家真知子 最後の取材~ トウテムポール名無し会議の場で女だからってナメられると、目の前で髪の毛切るとかカッコ良い女。まさに働きマンですね。 これはきっとドラマになりますね。 そして話題が欲しい女優さんが実際に髪の毛切ったシーンを王様のブランチとかで鼻の穴広げて話をしているシーンが想像できます。 文春砲で有名な週刊文春の内情もこんな感じなのかしら? バッシバッシ、スクープを掴み続ける事を祈ります。 現実に目を背けたい人は必読ハブられ新米冒険者だけど美少女二人に即決されました。 よねぞう名無し※ネタバレを含むクチコミです。吸血鬼の正義のHERO空は飛べないけれど、 南文夏名無し※ネタバレを含むクチコミです。時間は有限?それとも無限?夜だまりにさよなら 堅貝名無し※ネタバレを含むクチコミです。 価値観の違いを受け入れるリカ先輩の夢をみる 小骨トモ名無し※ネタバレを含むクチコミです。でっかい犬に乗って滅びた北海道を大冒険 #1巻応援凍犬しらこ ハラヤス 安原萌兎来栄寿人間より大きい犬に乗って、広大な世界を走り回って冒険の旅をしてみたいと思ったことはありませんか? これは、そんな夢を叶えてくれる作品です。 氷河期(スノウボールアース)が訪れた未来の北海道を舞台に、体が氷雪でできている「凍犬」のしらこと旅をする青年・太一が主人公。 世界は徐々に温暖化が進んで春が訪れようとしていますが、しかし人間の体温でも溶けてしまう凍犬は、春になると消えてしまう定めを背負った儚い存在。そんな凍犬のしらこを生かすために、太一は世界が暖かくなっても冷たいままの場所である虹の根を求めて旅をします。 設定から既に切なさが溢れ出ているのですが、それを吹き飛ばすくらいにしらこの犬としての動きが愛らしくてかわいいです。サイズは大きくても、行動は犬そのもの。ボールを投げてもらうのは大好きだし、人間に構ってもらうのも大好き。はぁ〜〜〜、わっしゃわしゃに撫で回したい。雪原の上で思い切りのしかかられたい。毛の中に埋もれて一緒にお昼寝したい。はぁ〜〜〜〜〜…………。おやつに氷柱を齧るのもかわいい。ただかわいいだけではなく、時にはとてもカッコ良いシーンも見せてくれるしらこにもうメロメロです。 作品としては、ポストアポカリプスを北海道でやるというのが面白いですね。地元の方や、北海道の地理に詳しい方なら、色々とニヤニヤしながら楽しめるのではないでしょうか。「あ、ここは残っているんだ」とか。『ゴールデンカムイ 』などとはまた違った楽しみがあります。 世界観的には当然なのですが、シリアスな描写のところはちょっと衝撃もあり、どうか最後のときまでしらこが元気なままでいて欲しいなぁと祈るばかりです。 荒手の表紙詐欺鍋に弾丸を受けながら 青木潤太朗 森山慎六文銭二次元の過剰摂取で道行く人が美少女にしか見えないという謎設定で、主人公もなぜか美少女になっているのですが、 内容がスラム街とか、マフィアがいるといった危険地帯のグルメ漫画というコテコテハードなもの。 内容が内容だけに、別におっさんでもよかったのではないかなと思ってしまうのですが、仕方ない。間口は広いほうがいいってことでしょう。 表紙にのっている美少女は、原作者の主人公で、本当はおっさんです。 しかし、その設定もさることながら、グルメ漫画としても一風変わっていて面白いし本格的。 原作者が、きちんと現地にいき、現地で知り合った友人と生の体験を描いているからか、表現される言葉や出てくる料理に謎の説得力がある。 また、どれも美味しそうなんですよね。 高級というよりはB級、丁寧につくられたというよりは野性味のある感じ(切るだけ焼くだけなど)が産地直送って感じで、自分好み。 旅とグルメが一体となって、独特の雰囲気がクセになります。 ちょっと変わったグルメ漫画をお探しの方におすすめしたいです。 意外と全然知らない昭和史昭和史 【水木しげる漫画大全集】 水木しげるstarstarstarstarstar_border酒チャビン昭和っ子なのですが、全然昭和のことを知らなかったと痛感させられます。まぁ私が物心ついた時点で既に8割終了してたので、それもやむなしなのですが。 昭和史というタイトルからは「昭和の歴史をマンガで紹介」みたいな感じに思えるのですが、本作はそういった部分ももちろん多分にありますが、それと同時に水木先生の半生を描いた作品にもなっています。マンガ家としての成功とかは結構あっさりスルーされますが、戦争に従軍された経験が、すごく事細かく書かれているので、戦争がどういうものだったのかが真に迫って伝わってきます。 だめです。戦争。 第二次世界大戦とか言いますが、日本にとっては太平洋戦争の方がしっくりくるのですね。そして、当初日本はアジアを欧米の支配から解放するという名目(建前半分かもしれませんが)あったのは知らなかったです。 というか太平洋戦争のことはほぼ知らなかったですね。第二次世界大戦というと、ヒットラーの話だと思っていたので・・・そういう部分を知れるきっかけになったので良かったです。つうか成都に米軍基地あったんや・・ 水木先生の人柄もかなり強く出ていて、こんなにも破天荒で面白い方だとは知りませんでした。水木先生の他のマンガもぜひ読んでみたいと思います。 印象に残ったシーンは、切った腕から赤ん坊の匂いがしてくるというシーンと、最後の水木先生のメッセージ的な〆の部分です。 太平洋戦争について興味がある方は絶対に読んだ方がいいと思います。 あと私も太平洋戦争について興味が出てきたので、他にもいいマンガないか探してみたいと思います。奇術師の男と飛頭蛮の少年の出会いこころ キリエ名無しへっぽこ奇術師の与助が出会ったのは身体をバラバラにできる「飛頭蛮」の少年。どこか虚ろな雰囲気を持った少年に与助は明るく接し、彼が「こころ」を欲しているのだと看破する。1話の最後の描写から、少年は恐らく人間に暗殺者として使われていたんじゃないだろうかと予想されるが、彼が「こころ」に触れたとき何が起こるのだろうと想像させられた。不思議なサンルームでランチエリーの不思議な庭 郷本名無しエリーのうっかりキッチンに続く第2弾。今回はおるすばんのエリーがサンドイッチを作ってお昼ごはんに食べるというお話。エリーの頑張りがかわいいのと、ちょっと不思議なできごとが起こった!という読後感にほっこりです。また続きが載るといいな。 青春の天国とどん底でぐるぐるリカ先輩の夢をみる 小骨トモstarstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)※ネタバレを含むクチコミです。子供にしか見えない神様4年3組のミチコさん 小島アジコ名無し転校続きの小学生タケルが通うことになった小学校には「ミチコさん」と呼ばれる神様が存在していました。10歳になると彼女の姿も見えなくなり、彼女と一緒にいた記憶も無くなるという不思議な神様です。 確かにいたはずなんだけど、おとなになった今はもうぼんやりとしか思い出せない子供の頃の友達って居るよな、とか子供の頃にすごくつらいことがあったとしても大人にはなるんだよな、とか普遍的な感触が内包されている気がします。忘れてしまう記憶でも「確かにあった」ということがその後の支えになっていくというか、新海誠作品のこのところのテーマもどうもそういうことだったりするなぁ、などと思考が広がったりしました。 子供の頃に過ごした一瞬の記憶の実感、のようなものを味わえた読切でした。メンチが食われる日が来るEXCEL SAGA EX(エクセルサーガ・エクストラ) 六道神士さいろく相変わらずなのだ…安心したのだ… 3巻読了、テンション上がってきたスマイリー 服部未定さいろく熱いやーん、こういうの好き…! 1巻、2巻と不安でしかなかったけどこれは良作になる予感がする。 まだ尻尾が見えてきた程度だけど、ここからどう畳まれていくのか楽しみ。みんなの推しキャラ知りたくなるハクメイとミコチ 樫木祐人starstarstarstarstarさいろく私はジャダさんが好きです。 ωな口、短髪、美容師、それでいてシャイなところ、押しに弱いところ、オシャレなところ、過去の話…etc. きっとハクミコ読んでたら誰しも推しが見つかるであろう。 イワシや親方も人気高そうだなー これまでハクミコでクチコミ書いてなかったの、書いたような気がしていたからなのだけど見てみたら書いてなかった。 当時自分の感想を残していたら今はきっと書き直したりしたくなってるんだろうなぁ 描き込みもさながら、世界観が素晴らしい。私もあの危ないアパート(?)に住んで祭りに参加したい。<<168169170171172>>
タイトル『その時の彼女が今の妻です』とあるように、妻となる女性との最初の出会い描いた作品。 全体通してすばらしく、そしてなんともいえずリアリティがあってよかった。 ドラマチックな出会いもあるんですけど、特に何気ないやりとりのなかでちょっと他の人とは違う引っかかりがあって、そのまま結婚に至る感じ。 他人が聞いたら、 え?そこ? みたいなツッコミをしたくなるようなレベルの出会い方なんですけど、それが何パターンも表現されてても、どれも違和感ないのがすごい。 二人にとっては、特別な瞬間なんだというのが伝わってくる感じ。 時々、メインに描かれていた人物とは無関係な人(モブみたいな人)の出会いも描いているので、そのヌケ感もいい。 鼻の奥ツンとなるような、好きになったその瞬間の甘酸っぱい出会いをご堪能ください。