少年マンガの感想・レビュー7876件<<204205206207208>>これはいい体操マンガ #完結応援ムーンランド 山岸菜名無しずっと気になっていたのですが、最終巻発売に合わせてセールをやっていたので読んでみました。 体操の事前知識がない自分でも、体操の美しさを学びながら楽しむことの出来た素晴らしい作品でした。想像の10倍面白かった不遇職【鑑定士】が実は最強だった ~奈落で鍛えた最強の【神眼】で無双する~ ひたきゆう 茨木野 藤モロホシ名無し5日まで無料だから読んでみたらスゲー面白かった!! ゲーム風ファンタジーなんだけどしっかり少年漫画してて絵も無茶苦茶上手い(特に表情) https://pocket.shonenmagazine.com/episode/13933686331683386618引退宣言ドカベン プロ野球編 水島新司名無し※ネタバレを含むクチコミです。「もう読んだ」か「この先読む」以外はありえないシリーズアルスラーン戦記 田中芳樹 荒川弘mampuku田中芳樹と荒川弘の布陣で面白くない筈がないというのは自明のことなので内容や評価についてはあまり触れる必要もないかなと思いますが、バラエティに富んだ数多の魅力あふれるおっさんたちの顔と名前を毎月の連載を追いながら覚え続けるのは至難の業なのでコミックスでまとめ読みすることを強くおすすめします。(体験談) ポエミー忍のメタギャグ漫画!伊賀ずきん たなかのかあうしぃ@カワイイマンガ私はこの作品を、同じたなかのか先生の『タビと道づれ』『すみっこの空さん』の後に読んだので、最初ずいぶん単純化された画面に驚きました。しかし本作がギャグ作品であると分かり、読み進めていくと、このタッチがまあ笑わせてくれること。 本作は戦国時代の忍びのお話ですが、服部半蔵と名のつく人を、こんなにもテキトーに描いていいのか……と愕然。割と時代設定はきちんとしているのに、すぐに現代ネタを繰り出してみたり、マンガである事をネタにしたり(画像参照、3巻より)、枠組みをずらすメタな笑いが次々と。 物語は忍びでありながら冷徹になれず、心を捨てられないくノ一・伊賀ずきんの葛藤を軸に、美しさ・愛らしさ・友達・自己規定といった事柄について詩的に哲学的に考察しており、デビュー作にして既に「たな節」炸裂!ギャグ漫画にも関わらず読み応えがあります。 くノ一として適性がなさそうな主人公のドタバタコメディとポエミーな台詞のコンビネーションに、思わず吹き出したら負けです。いや勝ちか。1990年代バリバリのキャラデザがたまらない珠玉のスポーツ短編集!Let’s kick! なかざき冬たか※ネタバレを含むクチコミです。やっぱ別マガすげぇ…!!利き手を怪我した少年が再起する衝撃のテニス物語神様はラケットを振らない 志田ゆうすけ 丸山りんたか※ネタバレを含むクチコミです。 少年に届いたクリスマス殺害予告の正体は…!ソーマキルの予告 古屋兎丸名無し※ネタバレを含むクチコミです。御用達の称号目指して地元寿司屋がリレー出前バトル!伝説の出前ロードチャンピオンシップ 三原すばる 平井善之名無しスケルアイロニーや鳥宮はバカ!の三原すばる先生の読切ということで読んでみたら、まさかの平井善之さん(アメリカザリガニ)とのコラボ作品だった。 絵の巧さはもちろんのこと、流石お笑い芸人さんが書いているだけあって笑いもきっちりあるいいギャグマンガだった。 リレーしていくうちに寿司がぐしゃぐしゃになってるのに誰も気にしてないとこが好き。寿司(真心)とは一体🤔 シニアカーは道交法上歩行者扱いで「実質徒歩」というのが無駄に勉強になった。明日のない町で、貴方を探すタビと道づれ たなかのかあうしぃ@カワイイマンガ五年ぶりに帰った町で、女子高生のタビは途方に暮れる。そこは「今日」を繰り返す町になっていた。大切な人に会いに行きたいのに、町の中に入る事も出来なくて……。 ▲▲▲▲▲ タビは降車駅を起点に、不思議な事態に気付いた家出青年と警官と共に、町を調べる事になる。 町に入るには、特定の路を自由に操る能力が必要。流れ星が与えたその能力の謎、能力者達の思惑や能力の授受を巡り、複雑で繊細な、ハラハラする物語が展開される。 タビは酷く内向的な子。彼女と関わる人々も「夢が叶わない」「思いが届かない」という重さを抱え、終始切ない。迷える人の内面みたいに複雑な「緒道」の路地。懐古調の風景はどこか未来を拒む様で、懐かしくて少し重い。 己を否定し闇に消えたがる人を救うのは、握手し・何かを分け合い・引っ張る手。他人と手を繋ぎ・星が星座になったら・時はぐるぐると動き出す……という感じの壮大な優しさの物語は、「緒道」の光景と共に私の孤独を癒してくれる。 文豪たちの作品がモチーフ文豪ストレイドッグス 朝霧カフカ 春河35クロキ秀逸なストーリーと、オリジナリティ溢れるキャラが織り成す魅力が素晴らしい。キャラクターは、歴史上の文豪をモチーフにしており、その異能と呼ばれる能力も文豪たちの作品名をモチーフにしている。お気に入りの文豪がいる人にはぜひおすすめしたい!あらゐけいいち先生の…日常 あらゐけいいち大トロあらゐけいいち先生のギャグのセンスは本当の意味で唯一無二だと思います。 悩みがあるときに日常読むとすべてどうでもよくなって、とりあえず散歩でもするかという気分になりますFinderの中でだけ笑う貴女は虚像?恋の撮り方 たなかのかあうしぃ@カワイイマンガカメラ漫画で、絞りを開放にした柔らかい光の描写が出てくると、もうそれだけでその作品は「勝ち」という気がします(例えば『ルミナス=ブルー』『彼女とカメラと彼女の季節』など)。そういう点ではこの『恋の撮り方』も、サイコーに「勝ち」の部類です。 写真部に入った男子は、笑わない三年の先輩に恋をする。そんな彼の秘密は、彼のカメラの中には先輩がいて、ファインダーの彼女はいつも笑顔という事。 明るい笑顔の先輩が見たくて、撮影に熱が入る男子。しかしその像は、現実の先輩ではない。更に同じ先輩に恋する二年の女子、そして先輩自身の、それぞれの不器用な恋心が綴られます。各人の撮影スタイルが、それぞれの恋の形と対応している、というのが興味深いです。そういう意味では、写真に心は映るのですね。 気難しい先輩に対して、屈託のないカメラの中の先輩は愛らしいけれども、彼女も一筋縄でいかない様子。虚実二人の先輩の複雑さを解いて、笑顔のポートレートを撮る為に奮闘する半年の物語は〈非現実的〉撮影ドキュメンタリー、という感じでしょうか。 初心者が女王に挑む熱い女子やり投げ漫画!ハートビートシャウト 菊地祥代たか※ネタバレを含むクチコミです。鬱展開の再解釈やったろうじゃん!! 原秀則にわか最近になって再読した。 やはりこの作品でよく語られるのは後半の壮絶な展開だろう。一般にあまりよい評価を見受けないが、読み返していて発見があった。 それは、あの無駄に思える鬱展開によって、江崎覚醒のご都合主義感が吹っ飛んでいるということだ。後半の江崎の鬼気迫った、自分を追い込むための投球がイップス程度乗り越えるのは不思議ない。そう思わせてくれるような、漫画的納得感がある。 喩えるのもなんだが、ワンナウツの倉井のような覚醒を江崎がしていたとしたら、数多くの野球漫画に埋もれていたんじゃないだろうかと思った。悪の女幹部と戦隊リーダーの秘密の恋!恋は世界征服のあとで 野田宏 若松卓宏ANAGUMA正義のヒーローレッドジェラートと悪の大幹部死神王女は決して相容れない因縁の宿敵ですがその実態は恋人同士という「実は付き合っているのだ」シリーズの強力なニューカマー。 脳筋の不動くんと乙女力高めのデス実さん、職業(?)の壁を超え付き合ったはいいものの、決して周囲に知られてはいけない…。加えてふたりともド級の恋愛初心者でお付き合いのお作法も常に手探り状態。 どうにか二人きりでイチャつくためにスッと戦闘を抜け出て遊園地で遊んだりしてコッソリ愛を育むのですが今にもバレそうなのがドキドキハラハラで笑えつつ、一途なようすにキュンキュンきます。 ギリギリのバランスで繰り広げられる極秘交際、永遠に見守っていたいです。ずっと幸せでいてくれ!! グッズ情報!ONE PIECE カラー版 尾田栄一郎Mhttp://natalie.mu/comic/news/173528 こ、これはコップのフチ子さん的な・・・?神様のヨミとロボのミコが終末世界を渡り歩く三千世界を弔って 二ツ森曜子名無し少なくとも4話までは、登場人物はたったふたり。(4話にはへんな白いロボットのようなのは出てくるけど) それぞれ違う理由で滅びてしまった世界をそこに見合った方法で弔いながら渡り歩いてゆく物語です。ミコは世界が滅びたときに、たったひとり残された神・ヨモツカミで、ミコはヨミが拾ったメイドロボット。ヨミはロボットだけどかなり人間ぽいので、少女がふたりで終末世界を旅しているようでもあります。 それぞれの街には、滅びる前の人間の生活の痕跡が残っていて、どのように生きてどのように死んでいったのかがうっすら想像できるところが読んでいて切ない。と同時に、次はどんな終末世界に行くのかが楽しみで読み続けてしまう!春場ねぎ先生推薦ラブコメ甘神さんちの縁結び(読切) 内藤マーシー名無し絵が無茶苦茶うまい。兎にも角にもといい、神社でタイプの違う美人姉妹と居候するラブコメって人気ジャンルなんですかね? どっかでみたことあるような女の子たちには興味持てなかったけど流星群のシーンと振りむた夕奈はものすごく綺麗。 よくあるエロいラブコメとかじゃなくて、もっとしっとりした恋愛ドラマが読んでみたいな思わせる画力の高さでした。 1980年代の高校男子バレー部物語涙のバレーボール 塀内夏子名無し※ネタバレを含むクチコミです。あえじゅま様はグロ可愛いあえじゅま様の学校 鈴丸れいじ名無し※ネタバレを含むクチコミです。もっとお近づきになってくれ!! 見てて最高にじれったい元ヤンとお嬢様お近づきになりたい宮膳さん 秋タカ天沢聖司高木さんや、好きな子がめがねを忘れた、顔に出ない柏田さんと顔に出る太田君などなど。じれったい男女の学生青春モノなんて、こんなんなんぼあってもええですからね。そこに『お近づきになりたい宮膳さん』も足しましょう。 お嬢様学校から転向してきた宮膳さんは、お近づきになりたくて隙きあらば元ヤン・松林くんが好きな任侠映画のセリフを会話に挟み込むんだけど、「まさかこの人が言うわけないよな…」とスルーされてしまう…というプロローグから始まる物語。 1巻は終始こんなんばっかなんだけど、宮膳さんが何度も話しかけようと頑張るおかげで松林くんの緊張(警戒)が解けて、2人がちょっとずつじりじり距離を縮めていくのが尊い。 恋のはじまりを温かく見守るのってなんでこんなに幸せな気持ちになるんでしょうね。最高です。ただただ2人の幸せを祈っています。 (追記) 秋タカ先生の描くネコの体と顔、絶妙に癖が強くて本来笑うべきところじゃないんですけど笑ってしまいます。面白い。 宇宙最強の女王を選ぶバトルロイヤルのゆくえ #完結応援終極エンゲージ 三輪ヨシユキ 江藤俊司ANAGUMA全宇宙を統べる最強の王の妃にはある条件があります。それは女王決定戦で優勝した宇宙最強の女であること! 王子クリスは自身のクローン少女カルキを生み出し優勝を狙いますが、設定をミスったせいで自分の命が狙われることに。カルキから殺されず、決定戦までに未来の婚約者を最強の存在に鍛え上げることは出来るのか!?というのが物語の始まり。 「自分のクローンと結婚しようとする」っていうトリッキーな設定が人を選びそうですが、登場キャラクターの感情が「強くなること」を基準に動いていくのでみんなカッコイイ。どのキャラもクセ強めで、登場時点から何度も表情を変えて違う魅力を見せてくれるのが熱いです。最後まで読んだら全員好きになってるはず。 特にカルキちゃんは一見殺人マシーンかと思いきやクリスの何倍も人を思いやれる優しい子で、彼女の成長を見守るクリスとの距離感がいいです。 親子でもあり、分身でもあり、師弟でもあり、恋人でもあり、何より替えの効かない相棒でもあるという…唯一無二の絆が育まれていくのが素敵でした。 バトル・SF・ラブコメとさまざまな要素が5巻のあいだにギュッと詰まっていて読み応え抜群、王道の熱さがしっかり味わえます。設定で敬遠してる人こそ読んでみてほしい!鬼滅の次は呪術呪術廻戦 芥見下々六文銭と周囲から言われ続けていた作品だけど、自分としては 「鬼滅がまだ未消化なんで」 と、読むのを遠ざけていた。 そんな面白い作品が同じ時期に2ついっぺんにあるとか、 なんか、読んでしまったらもったいなくて。 んでアニメ化して、その出来も素晴らしいようで、上記のような声が至るところにわきあがり、もう矢も盾もたまらず読んでしまった。 んまー、面白いこと面白いこと。 テンポの良さというか、もう常に全て出し切っているかのような怒涛の展開。 五条先生を筆頭に登場人物みんな良い感じで個性がたっている。 また、敵なのか味方なのかわからない宿儺(すくな)の存在! トランプのジョーカーのように切り札とも致命的にもなる感じが、物語に緊張を与えていて面白いんです。 まだ4巻なのですが、こりゃ秒で溶けていきますわ。 先を読みたいけど、未読がなくなってしまう恐怖と戦っています。 鬼滅もそうなのですが、記憶をなくして何度も読みたいと思える作品です。<<204205206207208>>
ずっと気になっていたのですが、最終巻発売に合わせてセールをやっていたので読んでみました。 体操の事前知識がない自分でも、体操の美しさを学びながら楽しむことの出来た素晴らしい作品でした。