少年マンガの感想・レビュー7875件<<165166167168169>>頭がいい!と思った俺だけ入れる隠しダンジョン ~こっそり鍛えて世界最強~ 樋野友行 瀬戸メグル 竹花ノートなろう読む人強くなるためにエロ、グルメが必要という構造を作ったのが頭いいなぁと思う。無理にエロ回やグルメ回などを作ってテンポを悪くしてしまう作品もあるが、強くなるために「美少女とキスをする」「美味しいものを食べる」が必要という形に持っていっているので違和感なく、この読者層が好むであろう展開を見せることができている。いやぁ賢いと思う赤ん坊が6ページで高校生になる漫画魔王学院の不適合者 ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~ 秋 かやはるか しずまよしのりなろう読む人テンポが異様に早い。過去回想→転生→高校入学→雑魚モブ狩りまでが一瞬で終わる。このテンポの速さがなろうらしく、漫画で再現できているのは素直にすごいと思う。主役が美少女?違うよオッサンだよ? #推しを3行で推す浪漫三重奏 あわ箱みや・タケノコで煩悩退散させる巫女ちゃんとけしからんチチのドジッ子と黒幕不思議系少女と変態オッサンズのコラボレーションが魅力 ・表紙詐欺の類いですので、お好きな方は悦んでひっかかるが吉 ・穴があったら入れてしまえ的な性的な描写も ※ただし対象はオッ△%に限る大人になったガノタ達へ機動戦士ガンダムUC 虹にのれなかった男 福井晴敏 矢立肇 富野由悠季 葛木ヒヨンあうしぃ@カワイイマンガ宇宙世紀0080年1月1日、連邦とジオン公国の間に終戦協定が結ばれた……とのことで、1月1日は(ガノタ的には)一年戦争終戦記念日です……という書き出しで以前、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』のクチコミを書きました。 https://manba.co.jp/topics/20337 一年戦争から続く宇宙世紀サーガを通して登場する人物に、ブライト・ノアが挙げられます。ここからはそのブライトさんを主人公にした珍しいマンガ『機動戦士ガンダムUC 虹に乗れなかった男』をご紹介します。 一年戦争時に若干19歳でホワイトベースの艦長に就任。それ以来エゥーゴ、ロンド・ベルといった非主流の部隊(しかも割と反抗的な)で、戦艦の艦長を務めてきたブライトさん。 彼はシャアの反乱を阻止した後、地球連邦軍の高官と思しき「声」に尋問を受ける。二人の人物を人質に取られ、シャアの反乱で見た物を曲げて証言するよう迫られながら、彼はこれまでに出会ってきた「ニュータイプ」達の事を考える。 ブライトさんの胸中として、一貫して後悔の念が綴られる。若く感受性豊かで繊細なニュータイプのアムロ・レイ、カミーユ・ビダン、ジュドー・アーシタに対して、何もしてやれなかった……そしてその後悔は、シャア・アズナブルに対しても、そして息子のハサウェイ・ノアに対しても向けられる。 父親のように導いてやりたかったけれども、叶わなかった。思いを汲んで接したかったけれども、余裕がなかった。ひとつもうまくいかないという悲しみには、子供と接して来た身として共感する。 子育ても人間関係も、失策に気付くのはいつも後からなんだ……『閃光のハサウェイ』での、息子がやらかした事を知ったら、ブライトさんはまた同じ失望をすると思うと、切ないなぁと思うのです。 私達と等身大の、平凡な大人・ブライトさんの悲しみと、それでもなんとか自分の道を見出す姿に少しの希望をもらう、とても「大人な」ガンダムマンガ。カッコいいMSを求める事から卒業した大人の皆さんにオススメします。 主従関係ラブコメの世界を初体験した作品まもって守護月天! 桜野みねね六文銭「ロトの紋章」「ハーメルンのバイオリン弾き」のレビューでも書かせていただきましたが、私、ガンガンっ子なアラフォー。 90年代のガンガンといえば上記2作品に加えて「魔法陣グルグル」なんかが筆頭に上がって来るかと思いますが、個人的には本作をいれて四天王的に好きな作品でした。 (ホントは「南国少年パプワくん」「CHŌKOビースト!!」「PON!とキマイラ」「ライオンハート」「TWIN SIGNAL」「刻の大地」「突撃!パッパラ隊」「忍ペンまん丸」「浪漫倶楽部」などなどあります。ホントこの時代のガンガンが大好きでした。) さて本作の内容なのですが、一人暮らしをしている主人公のもとに、冒険家の父親から八角形のリング(支天輪という)が送られてくる。 その輪を覗くと、突如、一人の女性があらわれる。 彼女は、魔法のような不思議な力で主人をあらゆる不幸から守る、通称「守護月天」、名を「シャオリン(シャオ)」だという。 中国の戦国時代を経験している彼女は、現代の平和かつ技術の進歩した時代を目の当たりにして、色々戸惑っては空回りしっぱなし。 そして、この時代のこの世界では守る必要もないことに気づき、むしろ自分の存在が逆に迷惑だと判断して支天輪に戻ってしまう。 しかし、物悲しそうに一人暮らしをしている主人公の姿をみて、彼の孤独や寂しさから守ることを決意して、一緒に住むことになる・・・という流れ。 いわゆる主従ラブコメなのですが、当時これが自分にとって初体験でもあり、すごく新鮮でした。 また、シャオのド天然っぷりと、優しくて健気に主人を守ろうとする姿勢は、ホントに可愛くて、自分の中の何かのアビリティを解放された気分でした。 主従関係だとメイド服っぽい欧州風が多いですが、本作の中華風衣装もまた良いです。 三角関係、当て馬、おじゃま虫などいわゆるラブコメあるあるもふんだんにあるので、ラブコメ好きな人にぜひおすすめしたい作品です。 余談ですが、 SURFACE と聞いて、マイクロソフトのパソコンではなく 二人組の音楽ユニットを思いだせる人とはウマイ酒が飲めると思います。 というのも 「さぁ」 という楽曲が、本作のアニメのOPだったからです。 https://www.youtube.com/watch?v=I2ykU0wTci4 懐かしくて、たまに聞いてしまいます。いつまでも推し続けます…! #推しを3行で推す冒険王ビィト 三条陸 稲田浩司starstarstarstarstartoyoneko1 冒険王ビィトは,「ダイの大冒険」コンビ(原作:三条陸,作画:稲田浩司)による作品であり,抜群に面白い少年漫画なのですが,作者(稲田先生)のご病気により,長期にわたって(10年くらい)連載が中断してしまっていました。 2 作品は2016年に再開しましたが,驚くべきことに,その間のブランクを感じさせない内容/絵柄で,現在もずっと連載中です(ジャンプSQ.RISE)。 3 季刊誌に移行したこともあり,完結には相当の時間がかかるでしょうが,私はいつまでも推し続けます…!ファンタジーとギャグの融合が秀逸な初期ガンガンの名作ハーメルンのバイオリン弾き 渡辺道明六文銭ロトの紋章のレビューでも書かせていただきましたが、私、昔はガンガンっ子だったんです。 そんで、本作は「ロトの紋章」「魔法陣グルグル」と言った作品と並ぶ、ガンガンの看板作品だったと思っています。(いや、事実そうだと思います) ロトの紋章よりもギャグ強め、魔法陣グルグルよりもファンタジー(シリアス)多めな、いわば中間的な作品だと、私はとらえております。 その内容は、勇者ハーメルンが巨大なバイオリンを武器に、大魔王ケストラーを倒すため北の都を目指し、仲間と旅する王道ファンタジー漫画。 ハーメルンが技として弾く楽曲(クラシック音楽)が、その制作背景に合わせた効力がある形で、魔族と戦っていく。 自然とクラシック音楽を知ることができます。 キャクターも楽器名が多いなど、音楽の世界観を徹底しています。 ただ本作が王道少年マンガと異なるのは、主人公ハーメルンが、金にがめついかったり、外道であること。 特にヒロインであるフルートを売り飛ばそうとしたり、攻撃道具として使ったり(投げたり、囮にしたり)と、やることがえげつない。 この外道っぷりを体をはったギャグとして笑いにしているので、古き良き昭和なドリフな香りがします。 今の時代にやったらヤバそうな内容(ジェンダー的な、差別的なアレで)なのですが、少年時代の昔はこれが面白かったんですよね。 今、読み直すと結構ヒヤヒヤしますが・・・。 とはいえ、そうしたギャグから個々のキャラが自ずと立ってきて(敵キャラも含)、魅力的になりますし、ある種のハイテンションギャグはテンポがよいです。 特にハーメルンの武器がバイオリンなのですが、表紙の画像をみていただければわかりますが、チェロみたいな大きさで、また弾き方をノーマルなものから変えていたりとしているのですが、これはおそらく誰もが知っているバイオリンを楽器として選び、かつ少年漫画らしく絵が映えるようにでかくしたのだと思うと、作者のデフォルメ力というか、表現力が際立っていると思います。 リアルなバイオリンだったら、小さいから戦っている感じしないですし、チェロとかわ言われても楽器にあかるくない子供はわからんすからね。 初期ガンガンの名作と君臨していましたが、 今だ続編が続いていたりと令和の時代でも愛されている作品です。 ギャグばっか記載しましたが、ファンタジー漫画としても特に人間関係のストーリー(パンドラのあたりや主人公の正体など)もなかなか濃厚なのでそちらも期待してよいと思います。 最後、余談ですが本作を知っている人と話すと決まって「アニメ」の話がでてきます。 本作を読んで興味が出た方は、アニメもチェックしてみると良いかもしれません。 自分はリアルタイム世代でしたが 「どうしてこうなった?」 と腰抜かしました。 原作を読んでから見る機会があればぜひ。 それも今となっては良い思い出です。 ハガレンの思い出が色々蘇りました鋼の錬金術師 20th ANNIVERSARY BOOK 荒川弘ANAGUMA連載20周年を期に刊行された記念本。主要コンテンツは外伝マンガとアニメやゲームの関係者からの寄せ書きで、ハガレンって本編以外にも短編マンガがかなり沢山描かれてて、あらゆるところに掲載されていたなという記憶が蘇ってきました。初出の冊子とかファンブックとか家にまだあるかな…(子どもだったから管理が粗雑)。 個人的にはPS2でリリースされた「翔べない天使」のマンガが久しぶりに読めたのが一番うれしかったです。本当に色んなコンテンツでハガレンの世界にどっぷり浸かってたな〜。 当たり前のように楽しんでたけど、アニメ、ゲーム、小説と本当にたくさんメディアミックスしてたんだよ!というのを見て改めてその人気ぶりに思いを馳せたり。 この本だけで全部をコンプできるわけじゃないけど(焔の錬金術師とかは入ってないし)懐かしい気持ちになれてよかったです。サンデーの誇る中性的こじらせラブコメ王ひらかわあや先生の帰還帝乃三姉妹は案外、チョロい。 ひらかわあやmampuku天使とアクト!、FIRE RABBITの作者という時点で面白いのが確定。 1話を読んだ限りでも無事素晴らしいです。男女逆版の花男に、同居ラブコメを混ぜたような一見ありがちな図式ですがキャラの魅力が唯一無二! ひらかわ先生のド性癖丸出しでありながら、少年誌読者にドン引かれない絶妙なラインを針の穴を通すコントロールで攻めてきましたね。今後が非常に楽しみです精神の美は枯れないクレマチスは枯れない ひいらぎ野愛友情・努力・勝利が描かれている素敵な作品! 容姿を理由にいじめられた経験を持つ主人公・めぐみ。 メイクで大変身して高校デビューして「本物のギャルの方…!!」であるナナと仲良くなりますが……。 美人で明るいナナに劣等感を抱いたり、スッピンを見せられず騙している気分になったり、綺麗になってもなかなか自信は持てません。 そんなめぐみを救うのは友情パワーなんですよね、美しい! メイクして綺麗になって大勝利ではなく、メイクによって少しずつ世界を広げていって大切なものを掴んだのが素晴らしいところ。 誰かのためにメイクするんじゃなくて自分らしくあるためにメイクする、素敵なお話でした。 こういうオチの漫画けっこう好き鉄に咲く花 ソード名無し今日の人気著者ってところをみてたら三番目にこのソードさんという方がいたので読んでみた。 https://manba.co.jp/authors/daily_ranking 少年とロボットの切ないけどハートフルな物語であり、最後にゾクッとするオチが待っています。 ジャンププラスでは2016年に公開されたみたいで、結構前なんですね。今はもう描いていないんだろうか?絵は上手いけど…君の死体がなくなれば 湯藤ナオ 中島あと名無し※ネタバレを含むクチコミです。思わぬところから始まる女子の友情未来はこれから描くところ 桐島由紀starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)※ネタバレを含むクチコミです。 すげーよかったキルアオハル 藤巻忠俊名無しSAKAMOTO DAYSとかぶってんじゃんと思ったけど絶妙な中二感とアクションのアイデアがかっこいい。おじさん要素で和ませてるのも好き。駄作にもならない粗大ゴミキルアオハル 藤巻忠俊名無し相変わらず代わり映えのしないキャラクターデザイン、誰も彼も斜に構えたキッズたち。内輪受けみたいな駄々滑りのギャグ。 人格と知識、記憶はそのまま中学生に戻るという、どこぞのなろう系、いやオッサンの痛々しい妄想の具現化。 なんで黒子が受けたかというと、ちゃんと少年漫画のツボを抑えつつ、独自の設定が上手く噛み合っていたからです。 最弱だけど頑張る黒子の姿にみんな惹かれたのです。 他のキセキの世代が主人公じゃあそこまで売れなかったでしょう。 でも多分こっちやロボットの方が作者本来の作風で、黒子の方が変化球だったのでしょう。皮肉なものです。 絵かいいシザーワン 北原拓海名無しおもしろそーなタイトルだなと思って読んだら予想外のクライマックスだった。二人で一つのハサミを作るって…どんな感情で見守ればいいんだ。ナルトとサスケの血の繋がったあれ思い出したってばよ。 敵がいいキャラしててよかった。 北海道で実感する剣心の無力化るろうに剣心―明治剣客浪漫譚・北海道編― 和月伸宏libro「るろうに剣心」の続編の北海道編。戦闘シーンの描写のかっこよさなどはそのまま、物語展開がすごく巧みになっています。テーマはズバリ「明治初期に活躍した幕末の残り香の無力化」。明治時代も進み、舞台は北海道でのまた陰謀阻止になるのですが、お金と銃が普及する中で剣で戦う剣心は体力の衰えもあって無敵ではない。なんと斉藤一もけがであまり活躍できません。ということで新たに物語の中心になるのは明治生まれの子どもたち。武力、お金、知恵をそれぞれ持つ子どもたちがもちろん剣心らのネットワークなどを駆使しながら陰謀阻止に奮闘します。 剣心無双を読みたい人はがっかりするかもしれませんが、時代が変わることで新たな力を持つ人たちの活躍の場が生まれることを実感したい人は是非読んでみてください。個人的にはあの悪役の師匠顔が面白かったです。2人が種族を越えて"家族"になる物語 #1巻応援ぼくのアデリア 伊藤京介sogor25自身が人狼であることを隠しながら人間社会の中で暮らしていたヨエルという少年。 ある日彼の棲む村は人狼を狩る吸血鬼たちに襲われ、ヨエルはたった1人逃げ延びます。 そんな彼を助けたのがアデリアという女性。 人狼だと知りながら優しくしてくれるアデリアを慕っていくヨエルでしたが、ある出来事をきっかけに彼女もまた吸血鬼であると知ることになります。 この作品はそんな2人が種族の差、境遇の差を超えて"家族"になっていく物語です。 もちろん障壁はたくさんあるんですが、不器用ながら少しずつ"家族"に近づいていく2人の様子に心温まる作品です。いちばん面白かった!Tsui~絵本の中の綺麗な魔女~ あつし 川崎りゅうが名無し※ネタバレを含むクチコミです。 読みやすいが。第9砂漠 出口景名無し絵、設定、随所にHUNTER×HUNTERを彷彿とさせられる。父親の声の録音のとこあたりとかもう、、、。そもそも"狩人"てまんまやん。パクリすぎ。 ガイアスはいいぞ・・・失格紋の最強賢者 ~世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました~ 進行諸島 肝匠&馮昊(Friendly Land) 風花風花小谷好きですっと読んでいます。最強賢者の記憶を持った少年が無双する話。とにかくガイアスが好きでガイアスが出てくるシーンは全て好きです。ホラーでミステリー僕が死ぬだけの百物語 的野アンジにわか後味の悪いバッドエンドと小刻みに出される家庭環境の謎がクセになる。タイトルにより「僕が死ぬ」百物語目に近づいていくのもスリリング。いいね 受け取れ 次はお前の順番だ忘却の旋律 片倉真二 GJKサミアド※ネタバレを含むクチコミです。天才!!藤本タツキ短編集 藤本タツキstarstarstarstarstar干し芋17-21を読んだ。 奇想天外な短編集。 一生懸命に真っ直ぐに生きている登場人物が多い。 作品ごとに藤本タツキ先生のコメントがあるのも楽しい♬ 一度、先生の頭の中を覗いてみたい。 私は、『庭には二羽ニワトリがいた。』が好きです。<<165166167168169>>
強くなるためにエロ、グルメが必要という構造を作ったのが頭いいなぁと思う。無理にエロ回やグルメ回などを作ってテンポを悪くしてしまう作品もあるが、強くなるために「美少女とキスをする」「美味しいものを食べる」が必要という形に持っていっているので違和感なく、この読者層が好むであろう展開を見せることができている。いやぁ賢いと思う