エリア51
ドラゴン、ゴブリン、イエティ、ネッシー、ガネーシャ、宇宙人……そんな世界中の「人ならざる者」をかき集め隔離した場所がある。そこはアメリカ51番目の州、「エリア51」と呼ばれている。表にいられなくなったワケありの人間、真鯉徳子、通称マッコイは、河童のキシローを助手としてリトルトーキョーの放棄された地下鉄駅にて探偵業を営んでいる。彼女はどうやら何者かを探しているようだが……!?
緋が走る
陶芸の町・萩を舞台に、亡き父の後を継いで陶芸家になった少女・松本美咲(まつもと・みさき)が、陶芸の最高芸術「緋色の器」を作り上げようと奮闘する陶芸ロマン。大学生の松本美咲は、無名陶芸家だった父の急死をきっかけに陶芸の道を歩む決意をする。そして父の最後の言葉が気になった美咲は、父の窯から幻と言われる緋色の器を見つけて……!?
陶芸漫画のパイオニア
MAR
虎水ギンタは、クラスの中でも全然パッとしない中学2年生。メルヘンやおとぎの世界を夢見ることが大好きなギンタが、突然現れた「トビラ」から異世界に飛び込むことに…。壮大なスケールで描く、アクションアドベンチャー!!
妻をめとらば
高根沢八一(やいち)は、大手証券会社に就職した新人証券マン。新人研修で人事部長から言われたことは、「研修期間中に結婚相手候補を見つけておくこと!」。早く結婚相手がほしい八一だが、配属された渋谷支店ではプライベートタイムなど皆無の忙しさ!『才たけて、見目うるわしく、情あり』、八一の理想の結婚相手は見つかるのか…!?サラリーマン・ブライダル・ストーリー!
劉邦
類いまれな英雄・劉邦を描くエンタメ史劇! 武勇、才気なくして農民から皇帝まで 一気に駆け上がった英雄・劉邦。その類いまれな漢(オトコ)の魅力を、『土竜の唄』の著者が渾身の力で描く とびっきりのエンタメ史劇です!! ー・S・T・O・R・Y・− 時は紀元前、中国全土を統一した秦の 始皇帝統治下の都で一人の男が 労役で働いていた。男の名前は劉季(後の劉邦) ある日、男は秦兵に捕まり、中華の極刑、炮烙(ほうらく)の刑に 処せられる事になる。男の運命、そして中華の歴史は その時を境に大きく変わり始めた!!
高校デビュー
バリバリの部活少女だった晴菜は、高校では恋にすべてを賭けようときめていた。が、いくら頑張っても、まるで彼氏ができない。そんな時、目の前に“男ウケ”をよく知る男の子が現れて…!?
出会いと地球の運命は?新感覚SF青春譚!人口70万に満たない、そこそこ栄えた地方のそこそこな中心都市・松横市。この春、高校に入学する広瀬岬一は、入退院を繰り返す双子の兄・凪とは正反対の健康優良児。入学式当日、岬一の前に現れた“ひどい変わり者”の2年生・大鳥希。「命をもらいに来た」と岬一に迫るが、岬一の身体は負った傷をたちどころに治してしまう。驚く彼に、彼女は態度を一転させて告げる。「一緒にこの地球を侵略しましょう」と――
東洋の全体主義国家大東亜共和国では「プログラム」と呼ばれる殺人実験が行われていた。全国の中学3年生のクラスから実験対象を任意で選び、最後の一人となるまで殺し合わせるという残酷なルール。城岩中学の3年B組の42人は、まさか自分たちがそのデス・ゲームに巻き込まれるとは、知る由もなかった…!!
ぱンすと。
みんなから恐れられている保健室のセンセイの、黒のパンティーストッキング越しから浮かび上がる白い下着。それを覗いていることがセンセイにバレて…。……それから始まった、放課後のヒ・ミ・ツのカウンセリング。
伊賀の影丸
服部半蔵の下で働く最強の江戸幕府おん密・伊賀忍群。なかでも影丸は天才忍者としてその名をとどろかせていた。そんな時、薩摩藩の命を受けた影の一族が半蔵に挑戦状をたたきつけた。影丸をはじめとした7人の伊賀忍者VS影の一族!手に汗握る、横山光輝の大長編忍者コミックス!!
天堂家物語
天堂家令息・天堂雅人に嫁いだ伯爵令嬢・鳳城蘭は偽者だった。生きては出られぬという天堂家を恐れる蘭の身代わりを自ら申し出たという娘は「人を助けて死にたい」と言う───。
「あったらいいな」って思うものが描いてある物語が好きです。 自分が子供のころはまだ超常現象ブームの残り火が輝いていて、中学生の時にX-FILESをCS放送で追っかけて観たのは人生におけるひとつの原体験です。 UFO、UMA、超能力、心霊、都市伝説…。 存在するかわからないけど「あったらいいな」と思うとドキドキが止まらなくなる。 『エリア51』にはそれが「ある」のです。 ショボいオバケから全能の神々に至るまで、この世界にポンと現れたらこんな感じかもしれない。超常特区エリア51の中では彼らは異質なモノでありながらも、とても身近で親密な隣人として存在しているのです。 探偵マッコイと相棒のキシローのコンビは、そんな異常が日常となった世界をタフに生き抜いています。 奇妙な住人たちのあいだをドタバタ走り回りながら、とんでもない存在と当たり前に渡り合う…夢見た光景に心躍らずにはいられません。 全巻通して「次は何が見れるんだろう」というワクワクが途切れることはないでしょう。 エリア51には「あったらいいな」と思う、あらゆるものが「ある」のですから。