毒頭

毒頭

一度使えば、際限なく快楽を増長させ、人を自我や理性を持たない怪物に変異させる悪魔の薬物「別世界(AnotherWorld)」。麻薬取締部の中でも、「AW」捜査に特化した能力集団を“制約なき陰の兵”、通称「マトリのアソビ」という。「AW」使用者による暴走車を素手で止めた高校生の金剛力人。その怪力に目を付けた、麻薬捜査官・ルーシーは、力人を「マトリのアソビ」の一員として「AW」捜査に協力させるが…!?
西村ツチカ短編集 アイスバーン

西村ツチカ短編集 アイスバーン

西村ツチカが描く摩訶不思議な作品集第3弾 イラスト、装画など多ジャンルでも活躍、うっとりする線と独特の構図で多くの漫画愛好家を惹きつける西村ツチカ作品。3冊目となる短編集を、『北極百貨店のコンシェルジュさん』第1集と同時に刊行します。卒業後の母校をふと訪れる男子を描く新作読切『アイスバーン』、厄介男子とスーパー美少女が袖振り合う『P対NP問題』、月刊誌「ヒバナ」で掲載した読切『ゲームくん』、夜中の少女の部屋を幻想的に描く『ココット物語』など、本人の意欲作を計8作品収録! 前作『さよーならみなさん』から4年ぶりとなる新刊はA5判サイズ(148ミリx210ミリ)で登場、摩訶不思議な世界をちょっと大きめの判型で楽しめます。新しい世代の「マンガ」のそよ風を感じる1冊です。
まがいの器 古道具屋奇譚

まがいの器 古道具屋奇譚

古道具が繋ぐ人の絆の物語。創業者が古道具屋で買った二束三文の壺のせいで会社が倒産。壺が無価値であると知った息子の二代目社長が古道具屋に怒鳴り込んできた。購入した「三千万円の壺」に入っていた価値とは!?街の片隅にひっそりとたたずむ古道具屋・慈空堂――。そこに並んだ商品は、全てその客に今、必要なモノである。古道具が見せる不思議な体験をご堪能あれ!!!表題作を含む珠玉の短編連作!!★単行本カバー下イラスト収録★
先生、ちゃんと聴かせてください

先生、ちゃんと聴かせてください

新米サラリーマンの平塚君には憧れの人がいた。それは、音楽業界を志すきっかけとなった作曲家・松尾先生。先生と仕事がしたい一心でがんばって、やっと担当につくことができた平塚君。傍にいるうちに想いはどんどん募り、ついに告白したけれど「ありがとう」の一言しかもらえず、結果…ふられた?抱きしめてくれないけど、突き放しもしない先生。告白前と変わらない関係にやきもきした平塚君はもう1度だけ告白したけれど…優しくてずるい大人への一途な片恋を描いた表題作[サウンドレスラブレター]を含む6編を収録。
王ドロボウJING新装版

王ドロボウJING新装版

世界中から、とあるお宝を目指して全ドロボウが押し寄せる「ドロボウの都」、いまその街に王ドロボウが現れる! 果たしてそのお宝の正体は?>北の港に出没する幽霊船に隠された、お宝度10000%の秘密とは…>全てが秒刻みで管理されている「時間都市」に潜入した王ドロボウ。その前に町の支配者マスター・ギアと九尾の狐シェリーの最凶コンビが立ちふさがる!
蟲師

蟲師

この世はヒト知れぬ生命に溢れている――。動物でも植物でもない、生命の原生体――“蟲”。それらが招く不可思議な現象に触れたとき、ヒトは初めてその幽玄なる存在を知る。蟲とヒトとをつなぐ存在――それが“蟲師”たる者。アフタヌーン・シーズン増刊から生まれ、アフタヌーン本誌の大人気作ともなった作品、待望の単行本第1集。
極彩の家

極彩の家

天から授かった鮮やかな色の髪を持つ“色彩の子”が育てられる寺院「極彩(ごくさい)の家」。そこへ極上の色「漆黒」を持つ烏羽(からすば)が現れたことで周囲に動揺が走る。望まぬ生活にイラつく烏羽、敵意をむき出しにする天藍(てんらん)、優しく穏やかな紅(くれない)。彼らはそれぞれに事情を抱えていた――…。聖き色を宿す子どもたちのメロウ・ファンタジー!雑誌掲載時のカラーを再現したデジタル版限定仕様!
廃墟少女

廃墟少女

「艶漢」の尚月地による、儚く毅い少女たちが織りなす美しき幻想奇譚。寂れた工場跡……。少女を拘束する少女……。命懸けの探しもの……。よみがえる記憶の断片……。繋がる迷路の先に見えた驚愕の事実とは……!?『廃墟』『こわれゆくもの』をモチーフにした、稀代のヴィジュアリストによる超幻想オムニバス4編。<収録作品>「廃墟少女」「音楽が見える男」「箪笥少女」「帽子の上の丘」※単行本に収録されている巻末の「あとがき漫画」はこの電子書籍版には収録されておりません。ご了承下さい。
山羊座の友人

山羊座の友人

松田ユウヤはある夜、同級生の若槻ナオトが殺人を犯した現場に遭遇する。陰惨ないじめの標的になっていた若槻は、追い詰められ相手を殺してしまったのだった。今までいじめを見て見ぬふりをしてきた罪悪感から、ユウヤは彼と逃げる決意をするが!? 少年二人の逃避行の果てに待つ、衝撃の真実。そしてあまりに切ない結末とは――