あらすじ

元一家が暮らす広島に、一九四五年八月六日午前八時十五分、原子爆弾が落とされた。広島市が一瞬にして死体と苦しみの声で埋まってしまった。地獄のような風景の中で、元が家にたどり着くと、父と姉と弟が家屋の下敷きとなっており、母は途方に暮れていた。