さよならソルシエ

さよならソルシエ

19世紀末、パリ。のちの天才画家ゴッホを兄に持つ、天才画商テオドルスの、知られざる奇跡の軌跡。生前、1枚しか売れなかったゴッホが、なぜ現代では炎の画家として世界的に有名になったのか…。その陰には実の弟・テオの奇抜な策略と野望があった!兄弟の絆、確執、そして宿命の伝記!
しかばね少女と描かない画家

しかばね少女と描かない画家

隣家に住む変わり者の博士が連れてきた少女・リリ。彼女には、死んだ天才女流画家ジュリの魂が入っており、その体は他人の死体で出来ているという。博士からの依頼で、リリに絵を教えることになった引きこもりの青年画家ネルは、そんな彼女と共同生活を始めることとなり――? 『レムルローズの魔女』の神江ちずが贈る、自身初のオリジナルストーリー、開幕。
グルタ島日記 大麦畑のジョディー

グルタ島日記 大麦畑のジョディー

未知と奇想の大地・グルタ島。この島へきたジョディー・ルキーナは大学2年生の”電光絵画家”。それは筆先から思念を発して絵を描く、驚異の才能だった!――146ページの表題作「大麦畑のジョディー」。アジルと呼ばれる天才たちが編み出してきた数々の奇想技術がこの一冊に。そして、それらを取り巻く数々の人情物語は、日本最高峰の画力によって描かれていきます。だいらくまさひこ2冊目の『グルタ島日記』は、全編手描きのフルアナログ原稿によって1本1本描き込まれた線が織りなす出会いと友情のドラマ。ハルタが自信を持ってお届けする1冊です。
ピアノの森

ピアノの森

森のピアノは、その少年を待っていた――。捨て去られたピアノ。壊れて音の出ないピアノ。いま、ひとりの少年の選ばれた指が、失われた音を呼び覚ます。少年の名は一ノ瀬海(いちのせかい)。彼は心に深く豊かな森を抱えていた。
GUNSLINGER GIRL

GUNSLINGER GIRL

公益法人社会福祉公社――表向きは障害者支援のための首相府主催の組織だが、その実態は瀕死の少女たちに機械の身体を与え、その少女たちに政府に敵対する勢力を秘密裏に排除させる諜報機関だった。一家殺害事件の生き残りの少女・ヘンリエッタは「条件付け」という洗脳処理により、以前の記憶を封印され「義体」となる。そして元軍人のジョゼ・クローチェは、テロリストに家族を殺され、復讐心に捕らわれ社会福祉公社に入り「担当官」となる。義体と担当官、二人はつねに行動を共にし、銃を手にテロリストの戦いに身を投じていく。架空のイタリアを舞台とした、少女と銃、そして周囲の大人たちが織り成す群像劇。第16回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞。
百舌谷さん逆上する

百舌谷さん逆上する

転校生の百舌谷小音(もずや・こと)は、金髪ツインテールの美少女である。だが彼女は「ヨーゼフ・ツンデレ博士型双極性パーソナリティ障害」つまり、俗に言う「ツンデレ」だったのだ!「ツンデレ」とは好意が攻撃性に変換され現出してしまう症状で、好きと思った相手には罵詈雑言や暴力が出てしまうのだ。いじめられっ子の樺島番太郎(かばしま・ばんたろう)と、ガキ大将で彼女にちょっかいを出す竜田揚介(たつた・ようすけ)との、奇妙な三角関係はどこへゆくのか!バイオレンス萌え萌えラブコメディ!!
重版出来!

重版出来!

「マンガ」は、漫画家だけのものじゃない。編集者、営業、宣伝、製版、印刷、デザイナー、取次、書店員…。数えきれないマンガの裏方たちのリレーで、読者の手に届くもの。そう、裏方の熱き想いがあるからこそ「マンガは売れる」んです!マンガに関わる一人ひとりの人間ドラマをぐいっと描く本作、全ての仕事人へのエール漫画です!!!