神社の祠を壊したことから神器「朱雀の弓」を偶然左手に宿した高校生・駿河妖介。この神器は古都・宮古野市に復活した“眷族”というあやかしを退治するため、四神のひとつ朱雀から自分の未来と引き替えに授かった特別な能力だった。妖介に残された寿命は残り1年。あらがえない宿命を背負うことになった妖介は“見鬼”の能力を持つ巫女・因幡よもぎ、神器「青龍の槍」を操る蝦夷教諭らと出会い、眷族との闘いに身を投じていく……!!!
間榎甲兵が赴任した学校の生徒は可愛い女学生。見た目は普通だけど、実は半人前の妖怪だった。甲兵が呼ばれた理由は、彼女たちに人間のルールを教えるためだった。あろひろしが描く新感覚ものの系4コマ。
妖怪コミックの聖典誕生。遠野物語を水木氏が漫画化! ザシキワラシ、河童、鬼…… 岩手県遠野市の厳しい自然の中で、人々の想像力が生み出した妖怪たちが、今動き始める! 柳田國男氏の名著『遠野物語』は、100年前のベストセラーにして日本民俗学の原点ともなった名著です。これを水木しげる氏がコミック化。格調高い文語体で書かれた原書の魅力を、水木氏ならではの想像力・描写力で完全にビジュアル化し、新たな魅力を作りあげています。ザワザワと心騒ぐ、日本の風土から生まれた怪異の世界。さらに『遠野物語』と『水木しげるの遠野物語』、百年を隔てたこのふたつの本を生み出す母胎・揺籃となった遠野地方の、現在まで残る豊穣な風土をレポートするコラム「2010年遠野の風景」も併録。
300年という歳月、山で誰とも関わらず一人で暮らしてきた妖怪の白銀は、ある日人間の少女・撫子と出会ってしまう。妖怪を研究することが夢と語る撫子は、妖怪と共に暮らしその生態を調べ尽くすため、初対面の白銀に「嫁にしてほしい」と告げるが…! 人外×女子高生の夫婦生活はじまる!?