あらすじ

テリーは行方不明の兄を捜しにベネチアへやって来た。ホテルに着いた彼女を出迎えたのは長身でハンサムな、魅力ある男性だった。彼をポーターとして扱ったテリーは、従業員の話で彼がホテルオーナーのマウリツィオと知る。恥ずかしさに赤くなった時、電話が鳴った。それは当の彼からの、ディナーの誘いだった――。
愛は仮面の奥に(1)

テリーは行方不明の兄を捜しにベネチアへやって来た。ホテルに着いた彼女を出迎えたのは長身でハンサムな、魅力ある男性だった。彼をポーターとして扱ったテリーは、従業員の話で彼がホテルオーナーのマウリツィオと知る。恥ずかしさに赤くなった時、電話が鳴った。それは当の彼からの、ディナーの誘いだった――。

愛は仮面の奥に(2)

逃げ出した兄を追いかけようとし、テリーは誤って運河に落ちてしまう。マウリツィオは運河に飛び込み、彼女を助け出した。シャワーを浴びた二人は燃え上がる心と身体をおさえきれなくなる……。翌朝、マウリツィオの胸に罪の意識がのしかかっていた。テリーを愛している。だが、自分は彼女を欺いているのだ…。