あらすじ

ローマ帝国に突然攻めいった西ゴート族にさらわれ、奴隷にされた貴族の娘ジュリア。蛮族の荒っぽい風習や慣れない重労働で身も心もぼろぼろになる。主となった“狼の王”ウルフリックに傲慢な態度で弄ばれるが、ジュリアは彼によって甘やかされた令嬢としての価値観を崩されていく。風呂場でされた野性的な口づけ――ジュリアの胸に初めての愛の炎がともる。緑に輝く彼の瞳と熱くたくましい肉体から目が離せない。彼は敵…そして、私はただの奴隷にすぎないのに。
とらわれた乙女(1)

5世紀初頭――栄華を極めたローマ帝国は西ゴート人に攻めいられ、無法地帯と化していた。街が燃えあがる混乱のさなか貴族の娘ジュリアは逃げだすが、暴徒たちに襲われてしまう。間一髪、救ってくれたのは狼を従えた西ゴート人の大男。長い金髪をたなびかせる彼こそは“狼の王”ウルフリック!だが、お礼を言うジュリアを抱えあげ彼は言った。「ローマは私たちのものだ。もちろんおまえもな」そのまま奴隷としてさらわれてしまい…!?愛と運命の大河ヒストリカル!!

とらわれた乙女(2)

ローマ帝国に突然攻めいった西ゴート族にさらわれ、奴隷にされた貴族の娘ジュリア。蛮族の荒っぽい風習や慣れない重労働で身も心もぼろぼろになる。主となった“狼の王”ウルフリックに傲慢な態度で弄ばれるが、ジュリアは彼によって甘やかされた令嬢としての価値観を崩されていく。風呂場でされた野性的な口づけ――ジュリアの胸に初めての愛の炎がともる。緑に輝く彼の瞳と熱くたくましい肉体から目が離せない。彼は敵…そして、私はただの奴隷にすぎないのに。