BABEL 2巻
電子書籍全盛の近未来、紙の本はアンティークと呼ばれる時代――幼き日のあやまちによって父を失ったオレッセンは、父を求め、父の夢見た『書』を復元すべく、ビブリオテック(電子図書の仮想空間)で働きだす。だが、そこで彼を待ち受ける異変…!突如現れた、妖しくも美しい青年・フェランが導くオレッセン覚醒の鍵となるのは、未だ彼がとらわれ続ける『父に伝えられなかった想い』。「森羅万象を語る書は、きみの本だ。」覚醒したオレッセンに迫るフェランの目的は。古今東西あらゆる本にかかれ、あらゆる情報がネットワーク上でつながった結果、姿を現した、『本に重ね合わされた、もうひとつの位相』。そこで語られるメッセージを、果たしてオレッセンは読み解くことができるのか。発端となった父の失踪、父が造ったビブリオテックで増え続けるパランセプト、父が研究していた古写本を守る謎の教団、フェランをあやつる科学者、そして、白昼夢の中でオレッセンに呼びかける声…光……謎がからまり合い、オレッセンを中心に重なり合い、ひとつの像を結ぼうとしている――!!なお、本巻帯にはSF・ファンタジー漫画の大家、萩尾望都氏による推薦コメントを予定。【月刊IKKI掲載分のうち、folio4~12を収録】
ブレードガール 片脚のランナー

ブレードガール 片脚のランナー

骨肉腫で片足を失った女子高生、鈴。生きる気力すらなくしていた彼女だが、義足技術者・風見と、競技用義足・ブレードとの出会いによって人生が大きく変わりはじめる。二度と手に入らないと思っていた、「走って、風を感じる」こと。そしてクールな風見には、ブレード開発にかける過去があり…。走る楽しさが心ゆさぶる、青春パラスポーツ漫画!
白い本の物語

白い本の物語

愛書家であった父を亡くした少年・リュカは、パリの街でショーウィンドウに飾られた美しい本を見つけた。そこで出会った本の装飾家、ステファン・ボッシュに連れられ、製本家、ステファン・ルイの待つアトリエへと足を踏み入れる。父が愛し、ふたりのステファンが生きる、製本と職人の世界にすっかり魅せられたリュカは、彼らの工房に通い始める。自分の居場所を求めて―― 2011年にIKKICOMIXrareシリーズとしてスマッシュヒットを飛ばした表題作に、描き下ろしの新エピソード34ページ分を追加し、新装版として復刊。少年・リュカとふたりのステファンにまた会える。
花コイ少年

花コイ少年

のちの世阿弥となる美少年・鬼夜叉は、申楽という芸能の舞手。舞手としては美しくても、申楽を軽んじる武家や貴族にはおとしめられ、失意の鬼夜叉は、夜桜の舞うなかで美しく舞い踊る。それを見ていた青年こそ、時の将軍・足利義満で――? 世阿弥が「能」を創り出した背景にあった、美しき将軍・足利義満の愛と企み。悠久の時を越える室町ラブロマンス、開幕!
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