伯爵の花嫁候補 (単話)

伯爵の花嫁候補 (単話)

恋人だと思っていた男性にあっさり捨てられた田舎娘ヘンリエッタ。舞踏会の陰で悲しみにくれているとき、目を見張るような美貌の男性と出会う。彼はロンドン一のプレイボーイと評判のデベン伯爵。蜜に群がる蜂のように寄ってくる女性に辟易していた彼がなぜ私のもとに――!? デベン伯爵は警戒の目を向けるヘンリエッタに、挑戦的なまなざしを向け言い放った。「きみを誰よりも光輝く社交界の華にしてやろう」と。――ロンドンを舞台に花咲く絢爛ヒストリカル・ロマンス!!
捧げられた乙女

捧げられた乙女

領主の娘ながら家族と財産を失くして以来、宮殿の侍女としてひっそりと生きてきたマディ。ある日、猟犬に突如襲われ犬番らしき男ジャイレントに助けられる。不思議と安らぎを感じた彼ともう再会することはないはず…。そんな時、王の慈悲により亡き父の領地を継ぐことに。その代わりに王の忠臣と結婚するよう命じられる。その夫が新たな領主となり治めるというのだ。迎えた婚約式の日、マディの前に夫として現れたのは冷徹な表情をしたジャイレントで…!?
公爵と裸足のシンデレラ

公爵と裸足のシンデレラ

「この恥知らず!」とプルーデンスは、一緒に旅をしていた叔母に批難された。見知らぬ男性が彼女のベッドで寝ていたのだ。まるで身に覚えのないことに、彼と私は互いに驚きを隠せない。自分の部屋で寝ていたのになぜ…。彼に部屋を追い出され自室に戻ると荷物が叔母夫婦とともに消えてしまっていた!! そんなプルーデンスに手を差し伸べてくれたのは、先ほど厄介払いをしてきた彼だった。グレゴリーと名乗る彼が、旅人に姿を変えた第7代ハルステッド公爵とも知らずに…。
蝶になれないシンデレラ

蝶になれないシンデレラ

「半年ほどの生活費を融通してほしい」震える心を抑えこみ、ジョージアナは言った。地主の娘だった彼女は、父亡きあと利己的な継母が選んだ相手と、無理やり結婚を強いられそうになっていた。どうにかひとりで生活できないかと切羽つまった彼女が頼ったのは、大好きだった幼なじみ…離れていた10年間、手紙ひとつくれなかったエドモンドだった。いまや近寄りがたい伯爵となった彼は、ジョージアナの願いを聞くと、その冷たいグレーの瞳に激しい怒りの炎を灯した…。
帰ってきた子爵

帰ってきた子爵

憧れの子爵・カールトンと結婚したヘレナ。だが夫はその結婚を財産目当ての策略だと信じ、心を通わせることができなかった。そしてついに夫は、ヘレナが産んだ息子さえ「自分の子ではない」と言い放ち、そのまま戦地へ赴き行方知れずになってしまう。そのあと、彼女は苦労の連続だった。嫁いだ子爵家からあばずれ扱いされ、冷遇されつづけたのだ。だが7年後、懸命に息子を育てる彼女のもとに、夫がぼろぼろの行き倒れ寸前の姿で戻ってきた!?
伯爵の花嫁候補

伯爵の花嫁候補

恋人だと思っていた男性にあっさり捨てられた田舎娘ヘンリエッタ。舞踏会の陰で悲しみにくれているとき、目を見張るような美貌の男性と出会う。彼はロンドン一のプレイボーイと評判のデベン伯爵。蜜に群がる蜂のように寄ってくる女性に辟易していた彼がなぜ私のもとに――!?デベン伯爵は警戒の目を向けるヘンリエッタに、挑戦的なまなざしを向け言い放った。「きみを誰よりも光輝く社交界の華にしてやろう」と。――ロンドンを舞台に花咲く絢爛ヒストリカル・ロマンス!!
売り渡された淑女

売り渡された淑女

父によって身を売られそうになったエイミー。このままではいやらしい貴族の慰み者になってしまう。身を守るため家を飛び出し、彼女はロンドンからヨークシャーへなんとか逃げのびた。家庭教師の職を得て、これで新しい土地で堅実に暮らしていけると夢みたのもつかの間、雇い主となったボウデン伯爵は、「条件をのめばドレスも宝石も望みのままだ」などと言い出した。なんてこと!伯爵は私を愛人にしたいのね。絶望に駆られ、エイミーは伯爵の館から再び逃げ出すが?
忘れられた婚約者

忘れられた婚約者

6年前にロンドンに出てきて以来、お針子として働いているメアリー。彼女が刺繍したドレスは今、社交界で大流行だが、まったく給金は貰えていない。それというのも、彼女は、記憶をなくし路頭に迷っていところを拾われた身の上だったからだ。ある日、メアリーはお使いの帰り道に全身黒ずくめの紳士に追いかけられる。数日後、怯える彼女の前にその謎の紳士、マシソン卿が現れて思いがけない言葉を放った。「結婚を目前に、きみがぼくから逃げた理由を教えてくれ!」
子爵の贈り物

子爵の贈り物

家庭教師のハニーサックルは、心を躍らせた。親友の兄で、憧れのチェプストウ子爵が、ハニーサックルの働く屋敷にクリスマス休暇中招待されるのだ。けれど、2年ぶりに彼に会ったとたん笑われてしまう。私があまりにも地味だからだわ…。でも、彼は以前にも増して太陽神のごとく輝いて見えた。身分の違う私が彼に恋をしているなんて知られたら恥ずかしくてどうにかなってしまう。ところが深夜に屋敷の学習室に忍び込んでいた子爵と出くわすと、突然唇を奪われて…!?
夜明けのキャンディード

夜明けのキャンディード

「中学に行っても、絶対部活なんかやらない…!」沙知は固く心に決めていた。オーケストラ部の打楽器奏者、早瀬翔子に出逢うまではーーー。「ぼくらの交響楽」(コミックス「水平線の彼方」収録作)の続編。単行本未収録作品。今回新たに描き下ろしカラー扉絵で電子コミック化!傷つきながらも音楽部に引き込まれた主人公が、憧れの先輩をとおして成長していく青春音楽ストーリー。音楽を愛して部活動に励む全ての方に捧ぐ、渾身の一作!!
水平線の彼方

水平線の彼方

「タイムマシンを発明したんだ!」発明マニアの先輩、田島悠一の口車に乗せられ、自動車型のマシンに乗る主人公・森川由貴。「10年前の過去に行くのが限界」というタイムマシンで二人が着いた世界はーーー太平洋戦争まっただ中の日本だった。壊れたマシンは直す術が無く、混乱した由貴は田島の元を離れ、海沿いの集落で倒れてしまう。助けてくれたのは村の少年で、由貴と同い年の沖田航。いつしか心を通わせるふたりだったが、生きる時代の違うふたりの恋の行方は、過酷なものだったーーー。切なくもあたたかい、時空を越えたラブストーリー!表題作の他、「明日の空をきみに」 「ぼくらの交響楽」読み切り作品二編を収録。
侯爵夫人と秘密の恋文【新装版】

侯爵夫人と秘密の恋文【新装版】

◆恋愛小説家のサラは、父が用意した持参金が目当ての英国人貴族に嫁ぐことになった。アメリカから未知の世界へ行くのは怖い。しかも、顔も知らない相手との結婚なんてなおさらだ。英国貴族に社交界。きっと小説のネタが転がっていると強がってはみたが…。※本作品は過去に宙出版から刊行された作品の新装版です。本編に変更はありませんので、重複購入にご注意ください。
買われた令嬢

買われた令嬢

社交界の歌姫と称されるカテリーナの前に名門貴族チェイス・ボストンが現れる。放蕩者のプレイボーイ、そしてどんな賭けにも勝つ強運の持ち主と評判の彼は、カテリーナの弟が賭けに負け、2万ギニーもの借金を負ったことを告げに来たのだった。館を手放しても払いきれない莫大な額を要求する彼にカテリーナは怒りを隠せない。そんな彼女の燃える金茶色の瞳がチェイスの心に火をつけた。彼はカテリーナの父に願い出る。借金を帳消しにする代わりに娘さんが欲しい、と。
黒い瞳の悪魔

黒い瞳の悪魔

「弟が重態で君の名を呼んでいる」レインのもとに、イタリアの銀行頭取ザーレと名乗る人物から電話が入った。どうやら私を、彼の弟の恋人だと勘違いしているらしい。お金がないことを理由に断ると激しい非難の言葉を浴びせられた。ひと月後、ザーレ本人がイギリスに現れて強引につれ去られるも、そこに彼の弟の姿はなく不信感をあらわにするレイン。そんな彼女を見てザーレは、完璧な美貌に黒い瞳をきらめかせ、罰を与えるように彼女の唇を強引に奪った――!!

公爵の秘密の願い

こうしゃくのひみつのねがいみずはらじゅりあにーばろうず
最新刊:
2020/07/17
こうしゃくのひみつのねがいみずはらじゅりあにーばろうず
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