栄光なき天才たち

栄光なき天才たち

敗戦の屈辱から約20年――1964年の東京五輪は、当時の日本人達にとって、単なるスポーツの祭典以上の意味を持っていた。もはや戦後ではない。惨めな負け犬ではない。高度経済成長の波に乗り、生まれ変わった「経済大国日本」の姿を世界に誇示するまたとない機会であったのだ。そんな東京五輪を遡ること4年前、ローマ五輪。かつての陸上王国だったはずの日本が、総ての陸上競技に入賞ゼロという絶望に打ちひしがれていた頃、陸上界には新たな巨星が誕生する。ヒーローの名は、ハダシの王者、アべべ・ビギラ。一介の無名兵士だったはずの彼は、最終日のマラソン競技に世界新記録で優勝すると、一夜にして、祖国、エチオピアの英雄となったのだった。――そして、また、ローマから遠く離れた地、日本でも、後に東京五輪で王者アべべと優勝争いをすることとなるニューヒーローの芽吹きが…… 後世に残る偉業を成し遂げながらも、不遇の人生を送った“栄光なき”天才たち。彼らの人生は、如何なるものだったのだろうか――森田信吾による異色の偉人伝!
新・栄光なき天才たち

新・栄光なき天才たち

手足を切断しても義足で舞台に立ち続けた伝説の女形、わずか25歳で交通事故死したアルペンスキーの世界王者、「ロボット」という言葉を生み出した作家etc…。後世に残る輝かしい功績を持ちながらも、その名を耳にする事のほとんどない不遇の天才たち。歴史の陰に埋もれた「栄光なき天才たち」の壮絶な生涯を追った偉人伝シリーズ。
必殺!!闇千家死末帖

必殺!!闇千家死末帖

北町奉行所の書記係、斎藤平五郎には裏の顔がある。法では裁けぬ鬼共を三途の川へと案内する「鬼討つ鬼」…闇の仕置人、「死末屋」としての顔である! かつて「人斬り」として悪党どもを震え上がらせていた平五郎。正義の仮面のその下で、彼は人を斬る味に酔いしれていた。しかしその凶刃が妻の命を奪い、平五郎は刀を抜く事を辞めた。だが… 虐げられし者どもの無念の叫びが、平五郎に再び刀を抜かせる。平五郎は刀を振るう。人斬りの業に苦悩しながら…。
伊庭征西日記

伊庭征西日記

時は幕末。武士の世が終わりを告げようとしていた時代。迫り来る変革の波の中、最後まで幕臣としての矜持を守り抜いた武士がいた――。心形刀流の達人・伊庭八郎。結核に身体を蝕まれていた伊庭は、その僅かな余命を徳川幕府に捧げることを決意する。そして親衛隊として将軍の上洛に随行し、血脂の臭いの染み付いた京の町で初めて人を斬った伊庭は……!?
影風魔 ハヤセ

影風魔 ハヤセ

信長は死んではいなかった!信長VS.秀吉!!その陰に忍者(しのび)あり。天正10年、本能寺炎上。未だ謎に包まれているこの歴史的大事件の裏には、ある男達の暗躍があった。名前も姿も闇に包まれ、忍びの者たちからもその存在を恐れられる彼らは、玄忍者(くろしのび)と呼ばれた…。戦国の世を舞台に、忍者(しのび)VS.忍者(しのび)の壮絶な戦いの幕が上がる!!
追儺伝 SEIJI

追儺伝 SEIJI

華のお江戸を闇が包む!魑魅魍魎がうごめく街で、暦屋を営む若者・星次。陰陽師である星次は、世のため人のため、式神を操り邪悪を討つ!だが、彼はけっして誰にも素性を語らない。自らの胸に刻まれた呪詛のあざと闘いながら、与えられた“使命”の全うに命を賭ける!平成の魍魎絵師・森田信吾が熱筆する、心に染みわたる時代絵巻。

明楽と孫蔵 幕末御庭番

あけらとまごぞうばくまつおにわばん
著者:森田信吾
最新刊:
2015/05/28
あけらとまごぞうばくまつおにわばん
明楽と孫蔵 幕末御庭番 1巻
明楽と孫蔵 幕末御庭番 2巻
明楽と孫蔵 幕末御庭番 3巻
明楽と孫蔵 幕末御庭番 4巻
明楽と孫蔵 幕末御庭番 5巻
明楽と孫蔵 幕末御庭番 6巻
明楽と孫蔵 幕末御庭番 7巻
明楽と孫蔵 幕末御庭番 8巻
明楽と孫蔵 幕末御庭番 9巻
明楽と孫蔵 幕末御庭番 10巻
明楽と孫蔵 幕末御庭番 11巻
明楽と孫蔵 幕末御庭番 12巻
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