風より疾く

風より疾く

建設中のスカイツリーが見える下町で、二人の女子高生剣士が出会った。怖い名前の面白い女と面白い名前の怖い女。ある刀匠のもとにある謎の日本刀を見たくてたまらない二人だが、なぜか刀匠は頑なに拒否。真剣に興味津々で身持ちの堅い二人の女子高生が真剣に突き進む剣の道の行く手は如何に? 風より疾く、あの子は、私に跳びこんで来た。小松崎女子高・一年 熊沢龍子。聖ユリア女学院・一年 波平和音。妖刀・波平征安に誘われ出会ったふたりの剣道部員。お互いを意識しあいました。お互いを感じあいました。そして惹かれあい‥‥。女子高だから、男子は、いません。刀と女子が惹かれあう物語、はじまります。
営業の牧田です。

営業の牧田です。

『大使閣下の料理人』『プラチナ』の作者・かわすみひろしの新境地。「仕事」に「恋」に前を向け!! 牧田牧夫・28歳 大手ビール会社営業、彼女ナシ。人生のスタートラインは28歳だった!! 大手ビール会社「エルビスビール」の若手営業マン・牧田。会社のただの先輩だった小松さんに、急に結婚を切り出されたり。駅で偶然出会った、女子大生の舞ちゃんとの年の差に悩んだり。仕事で初めての手柄かと思いきや、いいように利用されてたり。人生がこんなにも八方ふさがりだと思い知る、28歳スタート地点!!
大使閣下の料理人

大使閣下の料理人

日本大使公邸料理人は、料理人の日本代表なのです――。お客さんに「気持ち」が伝わる料理を作りたい!!そんな夢を叶えたいと、完全分業制で何百人分もの料理を次々と組み立てていく大手ホテルの料理人を辞め、ベトナム・ハノイの日本大使公邸の料理人になった大沢公(おおさわ・こう)。倉木(くらき)大使や大使館員の古田(ふるた)、公の料理補助をするホアらとともに、ベトナムの人々と心を通わせることのできる料理を志す!!
鉄子の育て方

鉄子の育て方

日本全国30局から落とされまくり、女子アナになる夢をあきらめかけた二郷あずさ。それでも女子アナになれるならと最後に受けたのが、24時間鉄ヲタ向け専門チャンネル・鉄道テレビだった。局員=鉄ヲタの鉄道テレビでは、もちろん女子アナも鉄ヲタになるしかない!!濃ーい鉄ヲタ局員たちに辟易しながら目指す「鉄子への道」。あずさの明日は、どっちだ?本当に鉄子になれるのか?というか、なってしまうのか?
はまりんこ

はまりんこ

都会から遠く離れたド田舎の町、「こけし町」。失踪した友の借金を返済するため、この町に残る実家を売り払おうと、山口ツトムと借金取りのコンビはやってきた。一見してレトロな町だが、数十年ぶりに帰郷したツトムは「時の止まったような雰囲気」に強烈な違和感を覚える。不思議な幼なじみの出現、男を次々変えていく実の母、性的な思い出……。古くから伝わる「こけし」伝説は、2人をどこに「はまりんこ」させるのか?
プラチナ

プラチナ

希代のヒロイン・メーカー、かわすみひろしが描く!!最っ高の結婚式!!ご用意します。――真理子翔太(まりこ・しょうた)はマリコ・マリッジで働く、駆け出しのウエディング・プランナー。倒産寸前の会社を立て直すため、一筋縄ではいかないスタッフに囲まれながらも今日も最高の結婚式を演出する!!
江戸バルザック

江戸バルザック

一見すると外国人、でも中身は生粋の浅草っ子、エド・バルザックは≪正義の弁護士≫。余命6ヵ月を宣告された漫画家、その財産を狙う美貌の妻と、愛人の医者。さらに裏社会の金貸し老人が繰り広げる、我欲と背徳のゲーム。バルザックはどう動く!?
N.Y.(ニューヨーク)の弁慶

N.Y.(ニューヨーク)の弁慶

魔都NY(ニューヨーク)を舞台に“弁慶”と呼ばれる謎の東洋人が仇討ち代行人として暗躍する。人類の宿痾(しゅくあ)たる暴力の問題に鋭く迫る、超ハードボイルド!! ▼第1話/HAGGIS▼第2話/HOOK▼第3話/THROW BACK▼第4話/THE CRY▼第5話/SWORD FISH▼第6話/NECK LACE▼第7話/A BASEMENT●登場人物/弁慶(ニューヨークでバーを営み、復讐の請負いをする日本人。贋作画家でもある)●あらすじ/雨宿りをしていた一人の男がいた。その男の側に、弁慶と名乗る日本人が雨宿りをしに来た。弁慶は「雨が降ると酒がうまくなる」と、男に一杯の酒を差し出した。雨があがり、弁慶は男にビレッジでバーを営んでいると、名刺を渡す。その後、その男が弁慶の店にやってきた。男はベトナム戦争時、兵役を逃れるために旅に出たと話し始めた。そこに、一人の若い男がやってきた。「追憶のために」と、男と同じ酒を頼んだ若い男。不思議がる男に弁慶は、「戦争を嫌う人間が殺しをしたら笑えない」と呟くが……(第1話)。
家栽の人

家栽の人

植物を愛するように人を育てる異色の家庭裁判所判事・桑田義雄。父親が高裁の長官であり、自身も将来を嘱望される身であるにも関わらず、「家裁」にこだわり栄転を拒否したことのある桑田。そして、暇さえあれば裁判所の周囲の植物に会いに出かけたり、世話をしたりする彼を変人と言う者もいるが…。現代の人々の愛と孤独を優しく描く都会派森林浴ドラマ!!
ケントの方舟

ケントの方舟

▼第0話/ルーシーの食卓 ▼第1話/個体識別 ▼第2話/種子散布 ▼第3話/ひとりゴリラ ▼第4話/人づけ ▼第5話/Creation ▼第6話/求愛 ▼第7話/父性 ●登場人物/森野賢人(フィールドワークを得意とするサル学者。現在は新米の区議会議員) ●あらすじ/森野賢人はアフリカの森をフィールドに、ゴリラの研究をしているサル学者である。ある時、森の中でシルバーバック(ゴリラのボス)の“オセロウ”と間近に対峙し、その偉大さにただ茫然と立ち尽くしてしまった。その経験を綴った賢人の著書を読み感動した大空美晴は、アフリカへの思いを募らせ、賢人の家を訪ねる。だが、彼は無所属候補として白山区の区議会議員選挙に立候補していた(第0話)。 ▼得票率第2位で区議に当選してしまった賢人。彼が選挙ポスターに擦り込んだスローガンは「東京に、ゴリラの森を作ります」である。だがこれは決して単なるイメージコピーではなく、白山区に残された森を本当にゴリラのための森にしようとしていた。実はアフリカで孤児となったゴリラの子供を見つけ、輸出証明書を偽造して日本に連れ帰っていたのだ。これはワシントン条約違反で発覚すれば逮捕されても仕方がない行為。呆れる美晴を尻目に、「さあフィールドワークに出かけよう」と、当選区議の集会へと向かう賢人だが…(第2話)。
地の子

地の子

西暦2007年夏、文部科学省入省5年目の夏目駿太郎は、突如首相より、3年以内に『農高卒の5割が就農する教育システム』を作り上げるよう命をうける。そして霞ヶ関から1,000km離れた山奥の農業高校に着任した夏目だったが、そこでプライドを持たない生徒達、農業の過酷な現実に直面し…。
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