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フィリピンでの島の隣人、松原という日本人商社マンの現地妻を見て、島は驚いた。つい先日日本で、親友の五十嵐に結婚相手だと紹介された、ステラがそこにいたのだ。あくる日、ステラの家を訪ねた島は、さらに驚愕した。彼女には夫も子供たちもいたのだ。この事実を五十嵐に伝えるべきかどうか島は苦悩する。そんなある日、ステラが来ている松原の部屋に、彼女の夫が銃を持って乗り込んで来た。助けようとした島の額に銃がつきつけられた!島の波乱は続く。
ハツシバはフィリピンに新工場進出を計画した。だが現地のセルバンテス財閥は、進出の条件として、彼らとの合弁企業とすることを要求してきた。現地法人社長・樫村と島耕作は、100%ハツシバ資本での進出を認めさせろとの命を受けた。財閥側から出された、彼らの持つ工場の労組問題を解決しろとの条件も、島は持ち前の聡明さでクリア。私立探偵・小暮の協力も得て、島と樫村はみごと大役をはたした。だが、仕事の成功を祝う2人を、突然テログループが襲ったのだった。
フィリピンから帰った島耕作は、新設の総合宣伝課の課長となった。企業イメージの向上をはかる新部署の初仕事は、カーレースチームのスポンサーとなることだ。だが同じクラスには、ライバルのソラー電機が以前から参入していた。しかも、ブッチギリで速いのだ。そのソラーに勝たねば、逆にイメージダウンになってしまう。この圧倒的に不利な状況を覆すべく、島は新ドライバーの獲得に動き出した。
島耕作が前任していたショウルーム課の今野課長が、セクハラをしているらしい。全国各地のショウルームから、抗議のFAXが届いたのだ。事実を突き止めた島は、温情として人事には報告せず、今野に自ら配置転換するように忠告した。だが今野は逆恨みし、懇意の福田常務に頼み込み、島は熊本へ左遷されることになってしまった!これを聞いた中沢部長は怒り、島の救済に立ち上がった。
米・コスモス映画社買収の命を受け、中沢部長と島耕作は、ロサンゼルスに来ていた。だが交渉は難航し、ライバル社の東立電工に話を横取りされそうになった。東立側の妙に自信ありげな態度に疑問を持った中沢が探りを入れたところ、ハツシバアメリカL.A.支社の泉が、こちらの情報を漏らすスパイだったのだ。窮地に立たされた島たちだが、この事実を逆に利用する計画を立てる。ニセ情報を流し、東立の入札価格を下げさせるのだ。島たちの一世一代の名演技が始まった。
ハツシバに映画製作の企画が持ち上がった。200億円をかけた空前の超大作だ。成功させるためには、腕利きのプロデューサーが必要になる。そこでハリウッド随一といわれる、エドワード・コナーに白羽の矢が立った。島耕作は彼を引き抜くため、静養先であるタイへ飛んだ。なんとかコナーに会えた島だが、契約に際しおかしな条件を出された。スワンというゲイの踊り子とデートの約束をつけろというのだ。困惑する島だが、現地人運転手のソーチャムとともに、チャレンジ開始だ!
木野会長と大泉社長は、島耕作の上司である中沢部長を次期社長に指名した。突然のことに固辞する中沢。だが島は、唯一尊敬できる上司の中沢が社長になることを望み、説得する。2人で飲み明かす内、中沢は引き受ける決心をした。新社長誕生の報に財界が騒然とする中、島の恋人・大町久美子に見合い話が来ていた。久美子の母・愛子は、島を罠にはめ、娘との仲を裂こうとする。だが久美子は、島との愛に生きる道を選ぶ!課長編、堂々の完結巻。
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