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山田可南
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山田可南の作品の感想・レビュー
6件
自分の想像超えたお話でした。#1巻応援
さよなら夫婦 山田可南
Pom
この展開、先がわからなさすぎて気になるやつ。 離婚するために結婚を承諾するって、どんな話になっていくのか。 そしてやはり三椿(主人公)は開に恋しちゃってますね。 元カレの行動・発言にも、えーっまじか。って思う所多々あり。 結構皆さん破天荒気味の様な。笑 1巻で怪しいフラグが沢山たってたから、この先ドロドロの展開になっていくのでしょう。
日常はささやかな努力の積み重ね
澤飯家のごはんは息子の光がつくっている。簡単家めしレシピ付き 山田可南
野愛
澤飯家のごはんは長男の光がつくっている。を読んだからにはこちらもと思い読んでみました。 なんでも作れて料理の楽しさに目覚めた光くんにも初心者の時代がありました。当たり前のことだけど、最初から完璧な人なんていないんですよね。 料理上手なお母さんが亡くなって、食生活がおろそかになっていくのをなんとかしないと!と中学生の光くんが奮闘します。なんていい子。 なんで自分ばっかり料理作らなきゃいけないんだ!と家を飛び出した回は切なくなりました。その後戻ってきてカレー食べて、自分の気持ちを整理する光くんはやっぱりいい子です。 毎日ご飯作るのめんどくさいなという人にぜひ読んでみてほしい。毎日ご飯作ってもらってる人にも読んでほしい。 ささやかな作業の積み重ねで日常が成り立っていること、今日食べたご飯が明日の自分を生かしてくれていること。光くんの姿を見て、様々な気づきを得られるはず。
食育の重要さを学ぼう
澤飯家のごはんは長男の光がつくっている。 山田可南
野愛
子どもの頃からの食育って大事だな〜と思わせられる漫画がバズってますが、こちらを読んでも食育って大事だな〜と改めて感じます。 澤飯家は父ちゃん、光、瑞穂の3人家族。母ちゃんが亡くなってから、長男の光がみんなの料理を作っています。 母ちゃんの美味しい料理が自分達を支えてくれたという思いがあるから、光くんも美味しい料理を作れるんですよね。 家のことが忙しいし…と部活を諦めていた光くんが料理部に入って楽しそうにしているのを見るとこちらまで嬉しくなります。 作るのも食べるのも楽しいことが一番なんですよね。 なんで自分だけとかめんどくさいとか思うことも、手抜きだったりカップ麺の日も何も悪いことじゃない。 無理せず楽しく、自分も家族も喜ぶご飯を作る光くんの姿が素晴らしい作品です。
自分も他人も見つめなおして愛してあげよう
私の彼は仕事ができない 山田可南
野愛
男女問わずなんともイヤな気持ちになるタイトル。好きな人ならダメなところも知りたいとは思うものの、社会におけるウィークポイントって見たくないし見ちゃいけないような気がします。 とある書店のフロア長を務める主人公・はる奈。彼女が働く書店に彼氏・名古木が就職するところから物語がはじまります。 本が大好きでやる気十分の名古木ですが要領悪いしミス多め、もしや私の彼氏は仕事ができない人なのでは…?というお話。 仕事ができないとは言え、真面目で優しい名古木の人となりが絶妙なんです。 周囲の人をよく見ているし、お客さん思いで仕事熱心。はる奈のことを心から尊敬し愛しているのが伝わります。 だからこそ見てられないししんどくなるはる奈の気持ちが痛いほどわかります。 恋人同士じゃなくて純粋な仕事のパートナーなら、仕事関係なく恋人とか夫婦というだけならそこまで辛くないんだろうな…。人間同士って難しい。 単純な仕事や恋愛の話ではなく、性別や環境や能力など人間の深層心理にあるバイアスを描いている作品です。心抉られる題材なのに、軽快で前向きなので自分のことも他人のこともちゃんと見つめて受け入れようという気持ちにさせてくれます。
その関係は親友なのか?
親友いないの誰? 山田可南
名無し
ひっそりだれかに相談したかった出来事、読んでいると引き摺っているもやもやが晴れていく感じがしました。 親友同士、お互いどう思っているのか、見えたり隠れたりする感情描写が面白いと感じました。 人間関係における、悪い面やネガティブな部分もストーリーに盛り込まれているのが、両側面を描かれていて良いです。 この3人のように、親友や友人関係、それだけでなく人間関係自体に悩みを持っている人や、持っていた人におすすめしたいです。 理由は、登場人物一人だけの視点で突っ走るだけでなく、色々な周りの視点とか、環境、時系列が小さい時から大人(社会人になり働いている)まで、リアルに描写されているので、客観視で読めると思います。読むと心が痛んだり辛い面もあるのですが、得るものが沢山ありました。 大人になって社会に出てからの、新たな人間関係の悩み等によって、私には友達すらいないのかもと思ったり、高校時代から続いている3人の親友の関係に一体何なのだろうかと、疑問に思っているヒロイン。 友達や親友などの曖昧な基準を、広げて考察していくような漫画だと思いました。 思春期感が少しだけ残る(尾を引いている)少し青々とした雰囲気の、さっぱり読める女性漫画だと思います。 結局、3人は親友なのか友達なのか話の結論が気になります。 小さい頃のヒロインが親友だと思っていた子との少し痛い思い出。 親友関係にある3人の女性を一人一人ピックアップしてストーリーが展開する話がいくつかあります。 思い出や記憶を思い出しながら、3人の親友の関係や、思いの描写が交錯している。 3人は何かしら引きずっています…。 大人向けの内容の漫画です。
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