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小坂俊史
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小坂俊史の作品の感想・レビュー
6件
エクストリームな平日休みの過ごし方
平日休みの堀出さん 小坂俊史
野愛
なかなか休みが合わない仲良し夫婦が、偶然重なった平日休みの日にひたすら遊び倒すお話。 旅行するとかキャンプ行くとか生ぬるい(本来ならじゅうぶんアクティブだけど)遊びではなく、山奥でドラムを叩きまくったり、車を走らせて見つけたショッピングモールはしごしたり、バーを間借りしてカレー屋開いたりめちゃくちゃエクストリームに遊びまくります。 休日はダラダラ過ごしたい人間からすると無理!体力持たない!って思ってしまいますが、夫婦そろって同じパワーで楽しめるのはうらやましい気もします。 絵柄がエッセイ漫画っぽいのでこんな夫婦が実在するのか!?と一瞬だまされたけど、いやいやいるわけないですね。でもいてほしいなあ。 この2人なら遊び感覚で宇宙行ったりテーマパーク作ったり重機の免許取ったりできそう。巻き込まれたくはないけど友だちになりたい!
普通のOL4コマと思いきや・・・?
オフィスのざしきわらし 小坂俊史
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ひさぴよ
4コマ王子こと小坂俊史先生による、普通そうで普通じゃないOL4コマ。 中途入社の主人公・志咲笑子(しざきえみこ)は転職元の会社がことごとく倒産することから「座敷わらし」の異名を持つOL。しかし、この座敷わらし設定は即座に捨て去られ、タイトルの意味はどこへやら、日々の仕事を”いかにサボるか”に話が変わっていきます。 ヒロインの体型も徐々に変化し、最初は気のせいかと思いましたが、どんどん太っていきます…ドラえもんの逆バージョンみたいな感じでしょうか。 そして、サボっていた仕事も次第にそこそこ出来るようになり、普通のOLへと変わるのですが…。これだけ話に変化がありながら4コマ漫画としての面白さは一貫して変わらないのです。普通のOLマンガを目指そうとした結果、普通じゃない漫画になってしまった感じがします。脇を固める同僚たちもおかしな人材ばかりで読んでいて飽きません。作者コメントで「会社勤めの経験が一度もない」というのは驚き。オフィスのあるあるネタは本当に共感できるものが多いかったので。 連載時期が2010年〜2011年頃という事で、リーマンショック後の時期のはずなんですけど、不況を感じさせない、ほのぼのと明るい気分にさせてくれる漫画です。
上京してきた者、特有の気持ち
中央モノローグ線 小坂俊史
名無し
上京しようと思う田舎者の僕にとって、中央線沿線は特別なイメージがありました。クリエイターがたくさん住んでいて、ごみごみとしながらも活気があって、古着屋があって…。長野県時代に生まれた、この身勝手なイメージから、なんとなく中央線沿線はを敬遠しております。ただ、たまに降りる中野や西荻窪の駅から、「これが、中央線か」と独特の雰囲気を感じます。 『中央モノローグ線』は中央線沿線に済む、さまざまな職業・年齢の女性たちのモノローグで構成されている4コマ漫画です。中野、高円寺、阿佐ヶ谷、荻窪、西荻窪、吉祥寺、三鷹、武蔵境の8つの町と、そこに住む女性たちが主人公。登場する女性たちは、どこかその町の雰囲気を重ねあわせています。高円寺のマドカは古着屋の店主で雑多な空気に馴染んでしまっていますし、西荻窪の劇団員・茜は微妙な存在感のなさに悩んでいる。武蔵境の中学生キョウコは23区に出たいと強くねがっていたりします。 中央線の街の特徴が、よりわかりやすいしているかもしれませんが、彼女たちの気持ちは上京してきた者、特有の気持ちがあって、なんとはなしに共感してしまうのです。 『中央モノローグ線』に登場する彼女たちも皆、様々な理由でそこに住んでいます。前向きな気持ちもあれば、早く出たい気持ちもあります。でも街の情景は彼女たちの心の残っていきます。 『中央モノローグ線』は中央線に住みたく成るという漫画というわけではないのです。そこで描かれているのは、東京に住んでいる、顔も名前も知らない誰かの生活です。けれども、読んでいるうちに自分自身もまた、顔も名前も知らない誰かであること実感し、なんとなく温かい気持ちになる気がするのです。東京で一人暮らしの人にこそ読んで欲しいですね。
遠野といえば
遠野モノがたり 小坂俊史
かずら
遠野といえば妖怪なイメージがあるけど、行った事ないなぁ~ て、先生そこに住んだのか。。。 慣れ親しんだ中央線を離れ遠野で暮らしているときはどうだったろうなぁ。 遠野ってこんな感じ?って思う人は読んでみるとよいかも。
しょうがっこうのせんせい
せんせいになれません 小坂俊史
かずら
小学校の先生ってこんなんだったっけ? ・・・いやいや、違うだろ! ってツッコミを入れたくなる感じの先生が沢山出てきます。 個性豊かなキャラクターばかり生み出す小阪先生はすごいなーっていつも思うのよねー
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