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panpanyaの作品の感想・レビュー
9件
摩訶不思議な世界へ。
足摺り水族館 panpanya
干し芋
不思議な世界観満載。 夢の世界なのか? 現実世界のその先なのか? 過去にタイムスリップしたのか? はたまた、仮想空間なのか? 作者の気になるものを突き詰めるとこういう作品になるのだろうと理解することにする。 魚と巨大なものが好きな方は、読んでみてください。
例のpanpanya作品
動物たち panpanya
さいろく
なんとカラーページたっぷり!と書いてあるのに数ページしかないぞ!でもいいです、モノクロもめっちゃ味があるので。 panpanya作品はLINEスタンプでも持ってるのですが、内容的に使い勝手が良いものでもないのでたまに使う程度。 ただ、この作品の一番最後に出てくる「そんな可能性もあるわけだ」はその中でも使いやすい方で、思い入れの深いスタンプです。 スタンプの話は置いといて、本作はムジナだったり亀だったり猯(まみ)だったりと様々な動物がお題の短編集。 登場人物はいつものメンバー+友人女子役が1人追加された感じ。 一気に読むと役柄がコロコロ変わるのでどこか演劇でも見ているかのような気持ちに。
心地よく騙された
グヤバノ・ホリデー panpanya
野愛
panpanyaさんの作品が面白いという情報はマンバで得ていたものの、どんな作風でどんな作品を描いているのは正直知らなかった。 なのである話として途中まで読んでた。デアゴスティーニで建てた家、絶妙にありそう。 緻密に描き込まれた背景とエッセイ漫画的な語り口が、明らかにない話を絶妙にある話にまで落とし込んでくる。 脳に直接作用して記憶を書き換えられてるような気持ちになった。かん水で鳩でっかくなるし関東ローム層の焼き芋美味しそうだし。原理としては合ってそうな気がする。騙されてる気もする。 グヤバノも架空のフルーツだろうにリアリティが凄いなと思ったらこれは実在するのか…。虚構に驚き真実に驚き、どっちみち凄い。
カステラ風蒸しケーキ
おむすびの転がる町 panpanya
すいとん
panpanyaさんが山崎製パンから発売されていた菓子パンにどハマりした話「カステラ風蒸しケーキ物語」がおもしろかった。大絶賛されているので食べてみたいのですが、残念ながら現在は生産終了しているようです。口の中が想像のカステラ風蒸しケーキの味になったまま虚しい気持ちでいたら、「続・カステラ風蒸しケーキ物語」「続続・カステラ風蒸しケーキ物語」が描かれていることを発見しました。panpanyaさんのカステラ風蒸しケーキ愛に感服いたしました…。
訳がわからないけど読みごたえはかなりある
足摺り水族館 panpanya
アリクイ
おつかいで渡されたメモの中に解読不可能な一文を見つけ、その一文であろうものをさすらいながら探す「完全商店街」、自由研究で自動販売機の観察をしていたら自動販売機の予想外の秘密を知ってしまう「マシン時代の動物たち」など、panpanyaさんの何を狙っているのかわからないけどこだわり、さすらい、色々なものへの執着心は(理解しようと思えば)わかる。赤瀬川原平的な感じがするマンガ。手応えはよくわからないのですが読みごたえはかなりあります。
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