キンケイド家を舞台に男女の機微を描いたミニシリーズ<キンケイド家の遺言ゲーム>。亡き父が残した奇妙な遺言に翻弄されるランド、タラ、ミッチ、カーリー、そしてナディア。亡き父が残された子供たちに望んだこととは一体なんだったのか…。また、彼らを取り巻く愛の行方は? 「ボスと秘書の十二カ月」「いつしか花嫁候補」「値札つきの愛」の3巻をまとめて収録。
ロマンティック・サスペンスをテーマにしたハーレクインコミックスのセットです。サスペンスとロマンス――緊張感の中に芽生える愛をお楽しみください。「裏切りの刃」「恋するシャーロット」「はじまりは嘘でも」の3巻をまとめて収録。
ヒーローが傲慢な作品をまとめたハーレクインコミックスのセットです。ヒーローに振り回されながらも次第に二人の距離が縮まっていく甘いロマンスをお楽しみください。「氷の伯爵」「愛なきハネムーン」「蝶に魅せられて」の3巻をまとめて収録。
この世のすべてを焼き尽くすような深紅の瞳――彼になら、このまま殺されてもいいわ…。過去に交わされた声が聞こえるという特殊能力をもち、幼い頃から喧騒と孤独のなかで生きてきたアシュリン。ブダペストの古城に天使たちが住むという噂を聞き夜の森に侵入した彼女は、そこで真新しい血に染まった屈強な男の姿を目にする。殺意をむき出しにアシュリンに近づくその男性。しかし彼女が感じていたのは恐怖ではなく、完全な静寂と言いようのない安心感だった――。 「オリンポスの咎人I マドックス」1・2巻をまとめて収録。
天涯孤独で貧乏なポーリーンのもとに、ある日存在も知らなかった伯母から連絡が来る。入院する間、家の管理をまかせたいというのだ。その上破格の賃金も払ってくれるという。身内がいるとわかっただけでも嬉しいのに、これで学校に行く資金が貯まるわ! …こうして訪れた薔薇の咲き誇る楽園のような邸宅で、ポーリーンはケガをした「伯爵」という名の犬になつかれる。ところがケガの手当てをして一晩いっしょに眠ったところ、翌朝犬は美しい青年になっていて?
注目作家のALL新作雑誌! 最高のしあわせ&ロマンスコミック雑誌創刊です♪ ゴージャスな男性に愛を囁かれたい、お姫様に、シンデレラになりたい、ときめきに敏感なあなたへお届けします。王族、貴族、シーク、大富豪、女装メイドも登場する王道ロマンチック・ストーリーを毎号連載でお届け! 愛は永遠をこえてゆく…どうぞご期待ください。
結婚相手は自分で決めるわ! 父の会社の販売部長として実力を認めてもらいたいとがんばるエミリーだが、父は独身重役のひとりと結婚させようと候補者をリストアップしていた。父の思惑を阻止するため、エミリーは候補の重役たちの縁結びに奔走。努力が実り、5人が花嫁を見つけたが、安堵したのもつかのま、父は彼女に、最後の独身重役ジャックとの出張を命じ、ふたりで別荘へ泊まれという。男性の魅力あふれるジャックとの夜、彼からの突然のキスにエミリーは…!?
父の借金のかたに異国の富豪へ嫁ぐことになったジェイミー。アラブの国に向かう途中で飛行機事故に遭って以降、なぜか命を狙われはじめる。ある日、車に轢かれかけたジェイミーを間一髪で助けてくれたのは、アラビアの王族であり大富豪のベン。そのまま屋敷へつれ帰り、回復するまでやさしく介抱してくれた。ジェイミーは彼に自然と惹かれていったが、決して叶わない恋。ならいっそ、一夜の愛人としてでも…アラビア式“愛の手引書”を使って、ベンの心に残りたいわ。
ある嵐の晩、獣医として居を構えるジャッキーの家に突然、別居中の夫ネイトが現れた。いったいなぜ、こんな日に? 車が故障し土砂降りのなかを歩いてきたらしいネイトは高熱に苦しんでいた。仕方なく家に入れ、看病をしていると「妻に戻ってきてほしい」とうわ言。今や億万長者として働く彼は昔よりもさらに大人の魅力が増したけれど、もう10年前には戻れない…私たちは求めるものが違うのだから。翌朝、ネイトは復縁の提案をしてくるが…それはビジネス上の復縁!?
大おじの遺産であるビンダブーラ牧場をひと目見ようとはるばるロンドンからやってきたダーシィは最大のピンチに見舞われていた。車のトラブルで慣れない田舎道をヒールで歩くはめになったのだ。絶望しかけたその時、1台の車が通りかかり、クーパーと名乗る男性が助けてくれた。話を聞くと彼はビンダブーラ牧場の持ち主だという。持ち主が亡くなったのをいいことに、おじさまが愛した牧場を好き勝手しているの!? ダーシィは、彼にクビを言い渡したが……。
8年前。厳しい両親に少しだけ反抗してみたかった15歳のリサは、ある愚かしい過ちを犯した。結果は最悪だった。両親にふしだらな娘ときめつけられ、義兄のジョエルにも、ベッドに横たわる恥ずかしい姿を見られた。それ以来、彼とは会わないようにしてきたのに、突然の姉夫婦の死がふたりを結びつけた。遺された姪たちの後見人に、彼とリサが指名されていたのだ。久しぶりに会うジョエルの金色の瞳は冷たく蔑みに満ち、リサの全身をおののかせた。
セスナ機はロッキーの山腹に墜落し、乗っていた男女ふたりは森へほうり出された。女の名はマディー。「醜いから」という理由で美しいが身勝手な母親に捨てられ、冷たい財産家の祖母に育てられた彼女は、わざと高飛車に振る舞うことで、孤独な心を周囲の誰にも悟られないよう生きてきた――。男の名はリンク。彼は、すべてを見透かす誠実な黒い瞳で、わがままなお嬢様でしかないはずのマディーが痛々しいまでに心を隠し強がっていることに気づき…。
高校生の頃、ケルシーとエリックは恋人同士だった。青い情熱に浮かされた、甘く幸せな日々。でも彼は、突然何も言わずに消えてしまった。卒業パーティーをすっぽかすという最悪の形で。あれから10年。再会した彼は実業家として成功し、いまだにひと目で胸をざわめかせるほどの美しさでケルシーを翻弄する。でも惑わされてはだめ! シングルマザーの私は、彼の会社で仕事を貰わなきゃいけないんだから。表題作「隣人は別れた恋人」ほか、「いとしのローサ」も同時収録。
2年前、夫のベンと家事手伝いの若い娘との浮気現場を目撃してしまったレイチェル。でもベンは責められるようなことは何もないと言い、家を出ていってしまう。以来別居をつづけてきたが、最近レイチェルは交際中の別の男性から、一緒に住もうと誘われた。もう、彼を忘れてもいい頃かもしれない…。幼い娘のためにも再婚を意識したレイチェルは、正式に離婚したいとベンに切り出すが、予想に反して彼は冷たくそれを拒否して!?
高校時代、マギーは上級生アダムに恋をした。医大をめざす知性的でやさしいまなざし。繊細な微笑み。すべてにあこがれてあこがれて。そして16歳の誕生日に初めてのキスをした。ずっとこの幸せがつづくと信じていた。けれど家の事情で引っ越した彼との音信はとだえ、1年前に偶然ロンドンで再会したとき、彼がすでに結婚していたと知った…。みじめなあの日のことは思い出したくない。そんなアダムが故郷に帰ってきた。その矢先にマギーは大きな事故に巻き込まれ…。
3週間前、大好きな父を病気で失ったニコルは、遺灰を故郷にまいてほしいという遺言に従い、イギリスを訪れていた。生前父は過去を語らなかったが、なぜ故郷を捨てねばならなかったのだろう。そんな疑問が渦巻くなか、彼女はブレイクと名乗る男性に出会う。ここクランフォードの領主だという彼なら、父のことを何か知っているかもしれない。彼のやさしさと笑顔に背中を押され、ニコルは父の話を切り出した。数秒後、死ぬほど後悔することになるとは夢にも思わずに。
親子ほど年の違う夫の莫大な遺産を相続して半年。ニーヴは14歳の義理の娘、ハンナに手を焼いていた。その日は特に最悪だった。吹雪のなかに飛び出したハンナを追って、ニーヴは遭難しかけたのだから。その時、神々しいほどに美しい男性が救いの手をさしのべた。セヴェロと名乗る彼は、ハンナを捜してさらに雪原を進もうとしたニーヴをかつぎあげ、近くの民家へ強引に避難させてくれたのだ。しかしそのまま雪に閉じ込められ、ふたりきりで彼と一夜を過ごすことになり…。
太陽神ヘーリオスのようだわ…。それが、女優のジェシカが天才カメラマンのアレクに抱いた印象だった。それほど彼は圧倒的な存在感を放っていた。ジェシカはデートに誘われたが、休暇を理由に1度断った。けれど、休暇中も彼のことばかり考えてしまう。私…恋してる。彼の強烈な魅力に惹かれていく自分を止めることは、もはや不可能だった。生まれる前から互いの一部だったような感覚を共有するふたり。だからこの絆がひき裂かれる日が来るなんて夢にも思わなかった…。
金づるを探す卑しい女を誘惑し、無一文でほうり出してやる――。マーリーンが偶然立ち聞きしたのはひどい企みだった。マーリーンの母にはパオロという恋人がいたが、既婚者だった彼とは長年家族同然に暮らしながらも一生愛人関係のままだった。やがてふたりが相次いで亡くなると、イタリア貴族だったパオロの遺産について話がしたいと、パオロの知人と名乗る男性が突然乗り込んできたのだ。彼はマーリーンをパオロの愛人と思い込み、蔑みをあらわに接してきて!?
リリーの夫が事故で亡くなった。すぐに夫の兄デインに連絡が取られたが、到着を待つ彼女の心は千々に乱れていた。デインはリリーが金目当てに自分の弟と結婚したと信じている。「名門ノーフォーク家の名を汚す卑しい女!清楚な顔をした悪女!」デインの蔑みの言葉にどれほど胸えぐられたか。本当はリリーの結婚にはある密約があったのだ。けれど彼は何も知らない。偽装結婚のことも、リリーの躰が無垢なことも。そしてもうすぐリリーの憎悪だけを胸にここに来る…。
「マット・ハーンをベッドに誘え!」強引な経営で知られる社長の右腕として働くビアンカは、突然のボスの命令に困惑していた。マットは今から乗っ取ろうとしている会社の社長だ。美貌のビアンカはボスの愛人などと噂されているけれど、これまで仕事で女の武器を使ったことなどない。ボスの命令なんて無視するしかないわ!そう思ったのに、実際マットに会うと、彼の自信に満ちた男性的魅力に吸い寄せられてしまう。しかもマットもビアンカに誘惑を仕掛けてきて…?
ケイトリンは借金で大切な土地を手放すかどうかの瀬戸際にあった。頼みの綱は、知りあった老シークが息子同然にかわいがっている大富豪からの資金援助。ところが現れたのは、かつての恋人ルーク!6年前、ケイトリンの父に雇われていたのに金を盗んだうえ黙って逃げた裏切り者だ。その彼が今やセレブの仲間入りですって?動揺する彼女をルークは冷ややかに見つめてきた。一方的に捨てられたのはケイトリンなのに、なぜか彼はひどく怒って軽蔑を隠そうともせず…。
英国の小さな村でティールームを営むアニーは、今でも昔の恋人エチエンヌが忘れられない。9年前、フランスのワイナリーで出会い恋に落ちたが、彼は暴力沙汰にまきこまれて亡くなったのだ。そんなアニーに、近頃アプローチを仕掛けてくる男性が現れた。これまで姿を見たことのなかった家主のマイケル・ハーディングだ。彼は世界的に有名な作家で、静かなこの村に執筆のためやって来たのだが、まったく似ていないはずの彼の姿が、なぜか亡き恋人と重なって見え…?
「え?離婚が成立してない?」ケータリング会社を経営しているルネは、ある日、とんでもないニュースを聞かされる。7年前に出したはずの離婚届けが未提出で、夫のフリンといまだ夫婦関係にあるというのだ!でもこれはチャンスかもしれない。夫は要らないけれど、子供だけは欲しいルネは考えた。私は妻なのだから、精子バンクに保管してある夫の精子を使わせてもらえないかしら?すると、ルネの計画を知ったフリンがなぜか子作りへの協力を申し出て――?