黄昏流星群 弘兼憲史
黄昏流星群について語ろう
10代中頃からずっと読んでいていつのまにかこの漫画とも20年以上の付き合いになってた。
この漫画の前に連載していた「ラストニュース」が好きで、新連載はどんな社会派漫画かなと思ってたら中高年の恋愛漫画という10代の俺にはよく理解できない内容で、ちょっと残念に思ってたけど、なんとなく読んでいたら、もうそろそろ登場人物の年齢に近くなってきた。
基本は、ハッピーエンドになる話が多く、たまに中年独身男がラブドールと同棲生活をするとか、Pokémon GOネタだったり、タイムスリップして宮本武蔵と会うとかのトンデモ回もあるので飽きずに楽しめる。
個人的な名作回は作者の食事に対する知識が発揮される「星のレストラン」
弘兼憲史のデビュー作「風薫る」から初期短編集など読んでみると、黄昏流星群というのは過去の作風の集大成なのかなと思ったりもする。
黄昏流星群が好きな方は初期短編の「朝の陽光の中で」もおすすめです。