多分マンバを使い始めたころにオススメしていただき、2巻くらいまで読んで「面白いな」とは思っていたのですが、年末に刊行済19巻を全部読んでみました。 面白か！！相当青春要素が迸ってます！！ 私の大好きなスポ根にバンドを掛け合わせた作品で、バンドも興味があったので、相乗効果で相当面白かったです！！ドンキホーテのパロディのドンキー布袋もプチギャグとしては良かったです！ わたしがマンガを読む理由（求めている要素）が多分全部入ってるのではないでしょうか？？好きすぎて、2022年に読んだマンガの中でも2位くらいには入ってると思います！柔道部物語とかちはやふるとか好きな方であれば多分楽しめると思います！！ 今19巻ですが、だれるところもなく内容濃くぎっしりとここまで突っ走ってきている感じです！ どうしても好きになれないキャラが2名いたのですが、すばる先生は途中からすごく好きになれました。あともう一人は丈二さんなのですが、いまだにどうしても好きになれず、しかも主役のバンドに入ったので、少し19巻時点ではテンションが下がってます。この後の展開に期待です。

地道な教師が意外な一面を見せる、っていう設定は何度使っても 面白いと思うんですがこの漫画も王道でかっこい メガネの地味そうな女性なのにライブシーンになるとめちゃくちゃかっこいい！ 幽霊がイヤホンジャックを首元にジャックインするのも良い… 退屈な毎日を吹っ飛ばしてくれる感じでスカッとします

漫画家ならではだなと思ったのは、原稿明けにボロボロの体で食べたものの思い出を語っている作家さんの多いこと。 殆どがエッセイですが、スエカネクミコ先生は創作でした。 衝撃的だったのは峰なゆか先生の炭水化物愛。 役に立ったのは晴川シンタ先生の蟻塚と、釣巻和先生の心太アレンジレシピ。 エッセイとして面白かったのは、石黒正数先生のラ王と多田基生先生の普段の食事が粗末すぎて美味しいラーメン食べたら脳がバグっちゃった話。 酒、肉、麺ときたら次はなんだろう。 スイーツ？

漫画を薦めるときに１巻選手権のような話になったりするが、この作品は漫画２巻選手権があるなら上位にくる作品。 BECKを読んだ世代、バンドをやってた自分としてはこのグルーヴ感や鳥肌の感じ…その世代の人達に薦めたくなる漫画。 BECKとの違いは実在する曲、手に入れられる曲が演奏されるので、実際のそれを流しながら漫画が読める。リズムに、音楽に乗れる漫画。

昔読んでてぼんやりとした記憶しかなかったけど、読み返したら面白かった